全国自治体病院経営都市議会協議会主催の、第16回地域医療政策セミナーへ行く途中で、ジブリの時計を見つけました。
からくり時計は午後3時からだったので、残念ながら動くところは見られませんでした。
セミナーでは、コロナ禍における公立病院の対応実績と、今後の備え。民間病院経営者から見た公立病院のあり方と民間ならではのアプローチ。
支出を抑えることと、収入を増やすこと。でも、人口減少に加え高齢化が進み社会保障費は増加。
一つの解は、ある街の透析患者さんに関する話。週3回毎月毎年掛かる費用を負担とみるのではなく、新しい患者さんが増えないように健康管理とへと経営方針を転換するきっかけへ。具合が悪くなってから病院へ来るのではなく、日ごろから医療従事者と共に自分の健康管理に努めるための病院へ。
図書館をクラウドファンディングで開設したり、健康関連イベントを医療従事者も交えて開催するなど、病院を地域に開放。(コロナで中止が余儀なくされているが・・・?)
病院やクリニックが集積している地域で勝負するのでななく、あえて人口が少ない地域で隙間を狙った医療提供を実施することで生き残る。
医療機関と介護施設のネットワークを強化し、地域で分担しサポートできる体制を構築できるとよい。
つまり、急性期から回復期、維持期から在宅へ途切れがないサービスが提供できる地域を作ることが重要。
公立と民間では考え方に大きな違いがありますが、地域医療を守るという決意は変わりません。