室蘭港の文学館開館30周年記念祝賀会が、関係各位出席の下、盛会裏に終了することが出来ました。

未だに一部の方からは、室蘭には文化がないとの声も聞かれますが、それは大間違いです。

音楽、文学、絵画、書道、写真、彫刻、染色、陶芸、工芸、ダンス、舞踊など、全ての分野ですそ野が広いことが室蘭の強みです。

さらに、市民美術館や港の文学館、ふくろう文庫は、他に類を見ない室蘭が誇るべき、市民が主体の文化的財産です。

そしてもう一つ、室蘭の文化水準の高さを示しているのが、3人の芥川賞作家の存在です。

今日はその一人、「長男の出家」で第98回芥川賞を受賞した、三浦清宏氏にも出席をしていただきました。

そのような中、室蘭では文化を守る視点が希薄になりつつあるという懸念が、複数の方の挨拶で指摘されました。

ある意味、室蘭の文化を守るためには、今が正念場ということです。

<三浦先生が、フランス語で枯れ葉を歌っています。>