先日東京都で起こった妊婦さんの死亡に関して、地域の方々から色々なご意見をいただきました。今の医療・介護・福祉行政の問題については、国の施策が大きく間違っている、とのご意見が大半を占めていました。その中で面白いと思ったのは、医学教育のあり方についての議論がなされていないのが問題で、医者が足りないのなら増やせばいいだけである。色々経緯は違うが弁護士が少ないからとの理由で法学部の改革と司法試験の見直しを行ったように、医学部の改革と試験の見直しをしてはどうかというものです。一部のエリートやお金に余裕のある家庭の子どもしか医学部に進めない今の体制を改め、医者になりたい子どもに広く門戸を開いて、偏差値のいい医者ではなく、患者さんの気持ちがわかる医者の育成に努めればいいだけではないか、教育に必要な病院は地域にたくさんあるし、できないことの理由を探すより、できないことをできるようにするのが政治だと力説していました。私もまったくそのとおりだと思います。

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