今日12時10分に平和台陸上競技場をスタートした『福岡国際マラソン』 皆様ご覧になられましたか?

私はホテルの部屋のテレビで観戦しました。

有紀子はスタート前『練習前に昼寝しておきたいから、ゴール前の良いとこだけ観たいなぁ~』と言っていたのですが、ハイペースで進むレース熱いレース展開に興奮したのか、結局序盤以外すべて一緒に観ておりました。

(その間ユウナ姫は部屋の中で暴れておりました・・・)


レースは先頭集団が5kmを15分前後という大会記録と同程度のハイペースで進みました。

20kmを過ぎて徐々に先頭集団にも動きがでてきました。

22km手前で日本記録保持者の高岡選手が遅れ、30km手前で藤田選手と油谷選手が先頭集団から徐々に遅れだしました。


日本人選手の中で終始落ち着いて安定した走りを見せていたのは佐藤敦之選手でしたね。先頭集団が3人(サムエル・ワンジル選手、デリバ・メルガ選手・佐藤選手)に絞られてからも、表情には余裕があるように見えました。

33kmを過ぎてから1kmのラップが2分52秒に上がったところで、ワンジル選手、メルガ選手から離されましたが、そこからも大きくペースダウンすることはなく、40kmまでは先頭の2人との差を100m前後で抑えていた時の走りが素晴らしかったですね!!

有紀子と2人で観ていて『すごい! まだ粘っている! まだスピードが落ちていない!!』と興奮してしまいました。


優勝したのはサムエル・ワンジル選手(トヨタ自動車九州 ケニア)で2時間6分39秒という素晴らしいタイム。初マラソンとは思えない記録ですね。やはりハーフマラソンの世界記録保持者という実績は伊達ではありませんね。しかもまだ21歳!

2位にはデリバ・メルガ選手(エチオピア)が入り、2時間6分50秒と、こちらも素晴らしいタイム。エチオピアには、マラソン世界記録保持者のハイレ・ゲブレセラシェ選手がいますので、この国の代表選手争いも大変熾烈なのでしょうね。


そして3位は、佐藤敦之選手が2時間7分13秒で入り、日本人トップでのフィニッシュとなりました。

これで北京オリンピック男子マラソンの切符の1枚は、佐藤選手で間違いないのではないでしょうか。

佐藤選手、3位入賞、そして日本人トップおめでとうございます!


4位には、日本人2位で松宮選手が、そして5位には日本人3位で油谷選手が入りました。

藤田選手は8位、高岡選手は10位という結果でした。


数々の輝かしい成績を残されてきたトップ選手の方々でも、オリンピックの選考レースで『勝つこと』は本当に難しいということですね。

まだ男子マラソンの選考レースも来年2月(東京マラソン)・3月(びわ湖毎日マラソン)がそれぞれありますので、こちらも注目ですね!

選手の皆様、本当にお疲れ様でした。



マラソン観戦の後、慌しく準備を済ませ(暴れる姫も無理やり車に乗せ)浜松市の四ツ池公園陸上競技場へ。

浜松にいる間のポイント練習は、この競技場を利用させて頂く予定です。

四ツ池公園陸上競技場は大変立派な競技場でした。ですが利用料金は大人200円(特に時間制限無し)と安く、しかも夜21時まで利用可能とのこと!!(火曜日は17時まで) 

これで年末年始以外は毎日利用できるのですから、近くにお住まいの方が羨ましいです。


狭いホテルの部屋から開放されてご機嫌の姫。



有紀子が体操している間、姫はアップ無しで全力疾走・・・

ん!? しっかり膝が上がっていてなかなか良い走り(^_^)v


昨日、今日のこちらの気候を栃木と比べると、断然浜松の方が暖かいですね。(風は強いですが・・・)

明日はロード走を行うコースの下見もしてこようと思います(^_^)v