鳥取の名店ホット・エアーさんはこの能書き通り元々が中古販売店(出張査定拠点との情報もあり)として2002年オープン、それか2012年ころよりラーメンを提供するようになったと。
ラーメンデータベース(RDB)鳥取1位で食べログでも3位となっている超人気店である。
店主の吉田克己さんは独学でここまでの人気店にしたという、2018年にはミシュランにも掲載された正に山陰を代表するラーメン店です。
お店のメインは極み塩ラーメンといい、こちらはそれを模したカップという事のようです。
7種類の出汁を使っているという。
作っているのはサッポロ一番のサンヨー食品です。
縦大型のトールカップサイズですから常套の小袋が付いてきます。
内容は。
ネギにチャーシューチップにあられが入っている、これ香ばしくなるので楽しみな具材ですね。
熱湯3分出来上りは。
小袋は香味油でした、これが入ると魚介の香りが立ちます。
ではスープから行ってみましょう。
なーる程、淡麗ながらも旨みがしっかりとあります。
鶏のベースは浮かぶ鶏油主体の油も加わって強くはないがしっかりと支えます。
そしてあご出汁が香ってくる、鰹や昆布に貝系も使われていますが断然香ってくるのはあご出汁だ。
これが鶏と合わさっておいしいですよー。
ただですね、こちら麺は油揚げ麺なんですよね。
中加水の細麺で茶色いフスマも混じる全粒粉タイプと呼ばれている麺を再現しています。
タイプと書いたのは全粒粉ではないからですね、全粒粉はもっと茶色っぽい色をしていて茶色い蕎麦って感じでしょうか。
油揚げ麺としては油揚げ臭は少なめなのですが、やはりこれは避けられないか。
昨今は油揚げ臭を抑えた麺が出てはいるのですが、サンヨーやエースコック(業務提携しています)の麺はいまだ残っている物が多い傾向か。
日清や明星(日清の子会社)がより癖の無い麺を提供しているのに対して少し遅れを取っているかなといった印象です、しかも日清や明星はこの縦カップサイズにもノンフライめんを導入していますからね。
という事で鶏ベースにあご出汁等が組み合わさった淡麗な美味しいスープでしたが麺の揚げ油週が少しマイナスでしたかね。
フスマを混入させた細麺は歯切れが良くて食べ応えありました。
ただやはり粉末スープに油揚げ麺の縦大型トールカップではお店再現は難しいようでしたね。
特にこのような淡麗だが奥深い系は特にだと思う。
もっとわかりやすく主張する川崎のソウルフードニュータンタンメン本舗のカップのようにはっきりとしたスープにはぴったりでしたのにね。
このトールカップという形態はスープを選ばないと再現系には厳しい物のようだと思います。
お店に入ってみたいですねー、山陰に仕事ないかなぁ、、。
ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。







