コディ・ロス
ニューメキシコ州出身。
1999年のドラフトでデトロイト・タイガースから4巡目に指名を受け、入団。ルーキー級からスタートし、2000年にA級、2001年にアドバンストA級、2002年にAA級、2003年にAAA級と順調に昇格。
2003年7月4日、メジャーデビュー。6試合に出場したのみ。オフに、トレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍。2004年、2005年はAAA級で過ごします。
2006年にシンシナティ・レッズへトレード。5月26日、フロリダ・マーリンズへ移籍。この年は3チームでプレーして、打率2割2分7厘、13本塁打、46打点、12二塁打。
2007年、打率3割3分5厘、12本塁打、39打点、19二塁打。
2008年、打率2割6分、22本塁打、73打点、29二塁打。
2009年、打率2割7分、24本塁打、90打点、37二塁打。
2010年8月21日、マーリンズがロスをウェーバーにかけて、サンフランシスコ・ジャイアンツがロスを獲得。打率2割6分9厘、14本塁打、65打点、28二塁打。
この年のナショナルリーグ・チャンピオン・シリーズで打率3割5分、3本塁打でMVPを受賞する活躍、ワールドシリーズ制覇にも貢献。ジャイアンツがロスを獲得したのはライバルのパドレスがロスを獲得するのを妨害するためだったと言われていますが、思いがけない活躍だったことでしょう。
2011年は開幕直前に右足ふくらはぎを痛め、打率2割4分、14本塁打、52打点、25二塁打。
2012年1月23日、ボストン・レッドソックスと1年300万ドルの契約で合意。打率2割4分、14本塁打、52打点、25二塁打。
12月22日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと3年総額2600万ドルプラス球団オプションで契約。
右打者に相性のいいレッドソックスの本拠地フェンウェイパークでは活躍してくれました。故障も多かったものの、出場すれば中軸という試合も多かったように記憶しています。左投手キラーとして、まだまだ長打力を発揮できる打者です。