エディンソン・ボルケス
ドミニカ共和国出身。2001年10月29日にアマチュアフリーエージェントでテキサス・レンジャーズと契約。2003年、ルーキーリーグ、2004年はアドバンストA級、2005年はAAA級まで昇格し、2005年8月30日にメジャーデビュー。6試合に登板、4敗、防御率14.21。2006年シーズン2回目の登板となった7月12日にメジャー初勝利を挙げたが、その後は5連敗・・・。防御率7,92・・・。
制球難が深刻なため、2007年はほぼマイナーで過ごし、9月にメジャー昇格。6試合に登板し2勝1敗・防御率4.50、12月21日にトレードでシンシナティ・レッズへ移籍。
レッズではマリオ・ソトコーチが指導。何ヶ条かあるようですが、
1、次の登板で対戦する9人の打者それぞれに対するピッチングプランを前日までに必ず書いておくこと。
2、初球は60%以上ストライクをとること。
3、ストライクが先行したらフォーシームではなく、ツーシームやチェンジアップを投げること。
もし、これに違反すれば罰金250ドル。ボルケスらは投球プランをソトに提出した上でマウンドへ・・・。
2008年のスプリングトレーニングで好投、先発入りを果たし、4月・5月と2か月連続で防御率1点台を記録。オールスター初選出で先発投手、17勝6敗、防御率3.21、196回を投げて、206奪三振、与四球93。
2009年はWBCドミニカ共和国代表入り。シーズンでは4勝2敗、防御率4,35の成績を残した後、登板がなく、トミー・ジョン手術
。
2010年4月20日、禁止薬物に陽性反応が出たため、50試合の出場停止処分
。後半から復帰し、4勝3敗、防御率4,31。
2011年、5勝7敗、防御率5,71、2度のマイナー落ちも経験し、オフにはサンディエゴ・パドレスへトレード。
2012年、11勝11敗、防御率4,14、182回3分の2を投げて、174奪三振、与四球105。7月19日のヒューストン・アストロズ戦では1安打完封。これは自身、初完投で初完封
。
2013年、WBCドミニカ共和国代表に選出され、チームの優勝に貢献
。
2008年に大化けしたボルケス。ピッチングにプランを立てて、試合に臨むようになったためです。パドレスのエースの活躍を期待したいですね。速球、カーブ、チェンジアップ全てで球威のある球を投げますが、制球が課題です。そこさえクリアできれば、また大勝ちするでしょう。
<最終更新日 2013年4月12日>
