レッドソックスファンの好事家ブログ




バリー・ラーキン



遊撃手としては史上初の「30・30」を達成。シルバースラッガー賞9度、ゴールドグラブ賞3度。

シンシナティ・レッズの遊撃手デーブ・コンセプシオン に憧れ。高校卒業時にシンシナティ・レッズからドラフト2巡目で指名されるが、ミシガン大学へ進学。大学時代、ロサンゼルスオリンピックにアメリカ代表として出場し銀メダルを獲得。1985年 に再びレッズからドラフト1巡目指名され入団。


1986年8月13日 にメジャーデビュー。すぐに憧れのコンセプシオンからショートのレギュラーの座を奪い、以来レッズ一筋で、走攻守そろった遊撃手として活躍。1990年にはチームの中心選手としてワールドシリーズ制覇に貢献王冠1。1995年 には打率3割1分9厘、15本塁打 、66打点の成績で、本塁打・打点の2冠王ダンテ・ビシェットを抑えてナショナルリーグのMVPを受賞。成績以上にチームリーダーとしての役割が評価されたようですが、ダンテ・ビシェットが打者天国のクアーズ・フィールドを本拠地とするコロラド・ロッキーズに所属していたのは・・・。1996年に33本塁打・36盗塁を記録し、遊撃手としては史上初の「30・30」を達成。


1988年11月には日米野球でグレッグ・マダックスラファエル・パルメイロ らと共に来日。

2000年8月21日 、ピート・ローズ 、デーブ・コンセプシオン、ジョニー・ベンチ に次いで球団史上4人目の通算2000本安打を達成。彼の背番号11レッズの準永久欠番。

2005年2月に正式に引退を表明。

2005年 、ワシントン・ナショナルズのGM特別補佐に就任。

2010年、殿堂入りの資格初年度で51.6%の得票で殿堂入りできず。しかし、2012年1月9日に、全米野球記者協会の投票により86%の得票率を得てアメリカ野球殿堂入りクラッカー。また、8月にレッズラーキンの現役時代につけていた背番号11を永久欠番に指定することを発表。


通算成績は2340安打、 379盗塁。遊撃手として初の30-30を達成。守備でも素晴らしいプレーを見せています。この選手は「コンセプシオンを見て育ち、プロ入りしてからはオジー・スミス を見て真似した」というくらいですから、お手本がいいのはもちろん、実行できたラーキンもすごいですね。


<最終更新日 2012年12月17日>