官報で納涼
今日も暑くなりました。
お盆休み中というのに東京都心で35.7℃
湾岸の風通しの良いところを計って気休めにもなってない江戸川臨海でさえ33.4℃。
こんな日は外に出ずじっとして居たいですが。
ひよこの西向きの部屋のサッシが熱くて触れません。
自宅の部屋の中で熱中症死しかねません…
気温で救えないのならせめて納涼記事でも…
Yahoo!ニュース(産経新聞)8月13日7時56分配信 記事
8月5日現在全国で71人 と言われていたものが今や神戸市だけで105人。
「神戸市はだらしが無い」と叱責する声もあるようですがちょっと待って。
1995年の阪神淡路大震災のとき、その場で亡くなった人はまだ身元がわかったのですが
その後生活の基盤がなくやむなく他所に移ったものの、いつかは帰って来るつもりで住民票を移さず、他所で亡くなったり更に移転したりしているケースが多いようです。
人の繋がりや地域社会もろとも破壊した大震災の被害はまだ続いているのです。
(2010年8月17日追記:昭和30年代、40年代に死亡届けを受けていた人も判明しており全て震災によるものとはいえませんが。)
さて引用したニュースをずっと読んでいただくとキーワード「行旅死亡人」について
死んでしまっては自分で葬儀埋葬できないですから、身寄りの無い人の無念は察するに余りあります。
極端な例だと例の「不審船事件 」で死亡した工作員も行旅死亡人に扱われたようです。
「行旅死亡人」は官報に掲載される、といっても官報を目にしたことのある人は少数でしょう。
昔は印刷物でしたから金銭面でも毎日目を通すことは民間人には至難の業。
現在はインターネット版「官報」 (独立行政法人国立印刷局提供)が公開されていて、
ちゃんとマメに目を通している人(例えば市町村合併を逐一追っているHP主)を存じています。
(現在直近30日分を公開。コンテンツはPDFファイルですのでご注意。)
社会派ブロガーのひよこもチェックしないといけないのですが、ついチェックを怠ってます。
すみません、一遍言ってみたかっただけです…
官報には結構いろいろな情報が載っています。
政令改正、人事異動、教員免許失効、天然記念物指定、会社の解散等々各種の公示など。
但し報道記事ではないので、私等の興味の向くような書き方にはなっていません。
平日毎日発行されており、大概「本紙」、「号外」、「政府調達」の3部になっています。
行旅死亡人公告は「号外」にほぼ毎日あります。
8月分を見ただけでも色んなケースが出ています。
大概は河原、海辺、山中で行き倒れで本籍、住所、氏名など不詳。
しかし保険証など氏名のわかるものがあり、自宅で死亡(病死または自殺も)していながら
身寄りが辿れず行旅死亡人になってしまう人もあります。
中には同じ日に近くの海上で、別々に頭蓋骨だけ2体見つかったケース も…
(((((゜д゜;)))))
↑とりあえず納涼には成功
世の中には稲川淳二さんもビックリの、常人には想像できないことが起こっているものです。
お盆休み中というのに東京都心で35.7℃
湾岸の風通しの良いところを計って気休めにもなってない江戸川臨海でさえ33.4℃。
こんな日は外に出ずじっとして居たいですが。
ひよこの西向きの部屋のサッシが熱くて触れません。
自宅の部屋の中で熱中症死しかねません…
気温で救えないのならせめて納涼記事でも…
Yahoo!ニュース(産経新聞)8月13日7時56分配信 記事
身元特定できぬ遺体→不明高齢者に? 行旅死亡人 戸籍で生き続ける先月29日の足立区のケースから端を発した「消えた長寿者」問題。
全国各地で報告が相次ぐ100歳以上の高齢者の行方不明。その中に「少なからずの『行旅(こうりょ)死亡人』が含まれているのではないか」という指摘が、自治体など関係者らの間で出ている。遺体が「身元不明」として処理されたために、戸籍が生き残ったままとなってしまうケースだ。(高久清史、玉嵜栄次)
◆震災で住居失い…
100歳以上の行方不明者が105人もいることが発覚した神戸市。高齢福祉課の担当者は、「推測だが」と前置きした上で、「阪神・淡路大震災で住む場所を失うなどした人が、生計を再建できないまま遠隔地で亡くなり、行旅死亡人として扱われたケースがあるのかも」と漏らす。
ホームレスなど身元不明者の死後事務を扱うことがあるという葬祭業者「富士の華」(東京都千代田区)の担当者も、「行方不明者の多くが行旅死亡人となり、戸籍上だけで生き続けているのではないか」と指摘する。
法務省などによると、行旅死亡人は官報に遺体の特徴などが掲載される。しかし、家族らが気付かなかったり、失踪(しっそう)宣告の申し立てなどを行わなかった場合、その人の戸籍は生き続けることになる。
(以下略)
8月5日現在全国で71人 と言われていたものが今や神戸市だけで105人。
「神戸市はだらしが無い」と叱責する声もあるようですがちょっと待って。
1995年の阪神淡路大震災のとき、その場で亡くなった人はまだ身元がわかったのですが
その後生活の基盤がなくやむなく他所に移ったものの、いつかは帰って来るつもりで住民票を移さず、他所で亡くなったり更に移転したりしているケースが多いようです。
人の繋がりや地域社会もろとも破壊した大震災の被害はまだ続いているのです。
(2010年8月17日追記:昭和30年代、40年代に死亡届けを受けていた人も判明しており全て震災によるものとはいえませんが。)
さて引用したニュースをずっと読んでいただくとキーワード「行旅死亡人」について
【用語解説】行旅死亡人昔から行き倒れって言葉があった位ですから、一定の割合ある話ですが
住所や氏名が分からず、かつ親族などの引き取り手がない死亡者。死亡場所の市区町村が葬祭会社に依頼して火葬を行い、官報に遺体の特徴、発見状況、所持品などを記載する。火葬などの費用は都道府県が負担。全国集計はないが、東京都は平成17~21年度までに、年間108~179件の費用を支出している。
死んでしまっては自分で葬儀埋葬できないですから、身寄りの無い人の無念は察するに余りあります。
極端な例だと例の「不審船事件 」で死亡した工作員も行旅死亡人に扱われたようです。
「行旅死亡人」は官報に掲載される、といっても官報を目にしたことのある人は少数でしょう。
昔は印刷物でしたから金銭面でも毎日目を通すことは民間人には至難の業。
現在はインターネット版「官報」 (独立行政法人国立印刷局提供)が公開されていて、
ちゃんとマメに目を通している人(例えば市町村合併を逐一追っているHP主)を存じています。
(現在直近30日分を公開。コンテンツはPDFファイルですのでご注意。)
社会派ブロガーのひよこもチェックしないといけないのですが、ついチェックを怠ってます。
すみません、一遍言ってみたかっただけです…
官報には結構いろいろな情報が載っています。
政令改正、人事異動、教員免許失効、天然記念物指定、会社の解散等々各種の公示など。
但し報道記事ではないので、私等の興味の向くような書き方にはなっていません。
平日毎日発行されており、大概「本紙」、「号外」、「政府調達」の3部になっています。
行旅死亡人公告は「号外」にほぼ毎日あります。
8月分を見ただけでも色んなケースが出ています。
大概は河原、海辺、山中で行き倒れで本籍、住所、氏名など不詳。
しかし保険証など氏名のわかるものがあり、自宅で死亡(病死または自殺も)していながら
身寄りが辿れず行旅死亡人になってしまう人もあります。
中には同じ日に近くの海上で、別々に頭蓋骨だけ2体見つかったケース も…
(((((゜д゜;)))))
↑とりあえず納涼には成功
世の中には稲川淳二さんもビックリの、常人には想像できないことが起こっているものです。