日本テレビの「瑠璃の島」で主役に抜擢されたのはいつだったか?

成海璃子は成長したというか、うまくなったなぁと感じた。

「演歌の女王」の3回目。


貞子って言えば、例の「きっとくるぅきっとくるぅ」しか思いつかないわけだけど、それに加えて苗字が五味だなんて。

大人目線からは「不憫で可哀想」とうつり、子供の目線からは「うっとぉしくってうざくってきもい」としか見えないあの風貌。

「ここが落ち着く」と隅っこに体育座りして、膝を抱え込む姿。

臭そうな髪の毛をそぞろに垂らして、そのほつれた髪をかきあげようともしない無気力加減。

更に、上着をルーズによれた着方をしてヨタヨタとしかも前のめりに引き摺りながらの足運び。目線は決して上げようとしないし。あれじゃぁいじめられる。

もちろん演出家が演技指導してるんだろうけど、ものの見事に、厭世観と悲哀とを表現できていた。その土気色の表情からは死相さえ滲み出てきそうだった。


しかし、まぁ。

ひまわりの役を演じる天海祐希には、まだ違和感が消えないんだけども、少し慣れた感はある。

第2話で引きこもりっぽい少年だった「シンちゃん」はもうすっかりヒトシ(原田泰造)の息子になりきった、「さばさばしてて人の事なんてカンケーないね的唯我独尊男」のキャラに変わっちまってるし。

来週は貞子が弟子入りした事で「ひまわりファミリー」の形が整い、今度はヒトシの妻(酒井若菜)との対決が描かれる模様。貞子も、すっかりシンちゃんの姉っぽいキャラに昇格するんでしょうね。目前の悩みであった親からの借金はひとまず返せたわけで、ひまわりの弟子でいる間はいじめられッコでもないから。

そういえば、「女王の教室」でマヤの生徒だった子が出てましたね。名前がわからんが、この子はテレビ版チビまるこの第一弾で森迫永依と共演しております。


福田麻由子の出番も結構あって嬉しいし、西山繭子の姿はあまり期待できそうにないけど、そのぶん成海璃子でカバーしてくれそう。


世の中の様々な問題を幕の内弁当的に散りばめてあって、コメディの楽しさでそれを中和させてあまりシリアスにはならないように仕立てているみたいです。


不満を言えばキリがないし、トータルで楽しむという事で。

百点満点で言えば、今のところは60点くらいだけど、今後もっとのめりこませて貰えるよう期待します。