(つづき)

おなかを満たすため、病院内のコンビニでカレー弁当を買ってしまいました。温めてもらったところ、カレーのにおいがなかなか激しくなり、病室まで持ち帰るのははばかられました。

やむなく、コンビニ脇に設置されている、飲食OKのテーブル席(見舞いの人向けでしょう)にて、食べてしまいました。入院患者の格好をしている者が、病院食ではなくコンビニ弁当を食べている姿は、これはこれで異様に見えたかもしれません。

骨髄ドナーは、格好こそ他の入院患者さんと同じですが、病気ではないのですし、患者さんのため(採取のため)、むしろ栄養を取っておく方が好ましいはず、との思いで食べました。
今回私が入院したC病院では、21時以降は食事不可というところさえ守れば良かったようです

他のドナーさんの例ですが、採取当日の朝に間違って食事が出されてそれを食べてしまい、採取が1日延期になった事例もあったようです。(この病院ではないと思います)

これはドナー側の問題とも言いにくい極端な事例ですが、くれぐれも、病院の指示は守りましょう。患者さんのためであることはもちろん、ドナー自身の安全のためでもありますので。

16時過ぎ、また別の看護師さんがいらっしゃいます。もう、10人目くらいでしょうか、お名前も覚えられないくらいたくさんの看護師さんがいろいろ気にかけてくださいます。
食事について、固形物は今日の21時まで、水だけは翌朝6時半まで摂取してよいそうです。(はい、少し前にコンビニ弁当食べてました。)

と、説明を受けている間にもまた別の看護師さんがいらっしゃり、わからないことがあれば何でも言ってくださいとのこと。食事制限(食べてはいけない時間)以外は制約はないので、と。

16時40分頃、再度、医師が来られて、同意書を持っていないかと尋ねられます。どうやら、最終同意面談の時に作成した同意書が必要なようでした。持参するようにと指示がなかったので持っていないことと、どうしても必要であれば家族に持って来てもらうので、と伝えます。持って来ればよかったか...
(これは病院で保存していたコピーで何とかなりました。)

17時過ぎ、看護師さんが、明日の手術の流れの書かれた紙を持って来てくださいました。浣腸と尿道カテーテルを行う場合があるとの記載がありドッキリしますが、この病院ではほぼ行わないとのことでした。骨髄採取は手術時間も長くないので、単純に必要ないのだそうです。

そうこうするうちに、担当看護師さんが来られ、夜勤の看護師さんと交代しますので、とあいさつに来られました。

18時過ぎ、今度は夜ご飯を持って来ていただきました。
さっきコンビニに行った時間以外は、休む間もなくたくさんの医療スタッフさんが来られて、本当に忙しいです。私自身は実際何もしないのですが、忙しいというほかありません。

なぜ手術の前の日の午前中から入院しなければならないのか、納得です。

(もう少し、続きます。すみません)