■J1■終盤に向けての再整理 「秋の夕日に輝悦伊東」 part3 + 番外編 | picture of player

■J1■終盤に向けての再整理 「秋の夕日に輝悦伊東」 part3 + 番外編

part1 , part2 に続いて、地獄のpart3だぜ!


■13位 清水(勝点25)
■再開後の成績 2勝6敗1分(勝点7)

ついに念願のゴトビさん解任によって、やった!レジェンド起用で静岡サッカー王国復権や!となったはずなのだが、案の定泥沼の残留争いにそのまま突入。大榎監督就任以来に稼いだ勝点は7、試合数で割ると1試合あたり勝点1.17であり、ゴトビ監督の1.06とほぼ変わらないというか誤差の範囲内。おかしい・・・こんなはずじゃなかったんだ・・・と思ったが、もう飛ばしてしまったクビを縫い付けることはできないし、このままいくしかない(再就任の名手パレルモを除く)。大榎監督は基本的にゴトビさんの路線を踏襲したが、最近ではカルピス4杯目不在によって、3バックの中央に六平を置いたりして若干迷走気味。せっかく栃木の餃子を捨てて駆けつけた瀬沼を使う素振りもなく、攻撃は大前・高木カウンター1本に絞った模様。それで勝てるかどうかは知らない。結局、シーズンを通して見ると、長沢というターゲットマンを失ったことで、ノヴァコビッチ・大前の働くスペースを作ることができなくなってしまったことが最後まで響いてしまった。そこで現場の創意工夫だけで乗り越えようとさせとしたフロントは、批判されてしかるべきだろう。また、守備もひどいものがあり、40失点は下から3番目。ゴトビ監督も多かったが、大榎監督になっても改善できてない模様。CBがいないので、ブエノとか三浦とか若手を使っているのもかなり苦しい。どうせ落ちないだろ、と思ってるかもしれないけど、セレッソ、大宮あたりは調子を上げてきているので最後まで残留争い。好材料は特にない。セレッソ、大宮、甲府などとの直接対決を残しているのは、清水的にはしんどいだろう。カルピス4杯目の怪我はそろそろ治るはずなのだが、長引くようならかなり厳しい戦いになる。


・Key Player 瀬沼優司
ミスター人柱。清水でさっぱりと使われないので栃木にいったが、そこでは持ち前の人柱特性を発揮。前線から守備で動き回り、ロングボールをともかく収めてなんとか攻撃につなげるという獅子奮迅の働き。うちも開幕戦でぼこぼこにやられた。古巣の危機ということで戻ってきたはいいのだが、ほとんど使われる気配がない。ノヴァコビッチや大前の盾になれるという清水ではほかにいないキャラクター。彼自身が得点を取ることはあまりないだろうが、彼がいることでほかの選手が点を取れるのに。また、守備でもフリーダムな大前や気まぐれ守備のノヴァコ塾長をカバーできるはず。でも、使われない。ノヴァコビッチの控えだとしても、いないときにも使われてなかった。怪我はしてないんだよね?せっかく復帰させておいてこの処遇はかなりひどいのではないだろうか。大前カウンターを発動させるためにも、大榎さん、使ったほうがいいでっせ。それでも使われなかったら、悲しいけどサヨナラしたほうがいい。




■14位 仙台(勝点25)
■再開後の成績 1勝4敗4分(勝点7)

まったく補強が功を奏さず、残留争いまっただ中である。再開後は1勝のみ。野沢はそれなりに出ていたのだが、最近はベンチを温める日々。ハモンは影も形も見えず、ほぼ既存戦力での戦いを余儀なくされている。なので、当然勝てず。DFに上本が復帰して、ようやく角田が中盤に上がることができたので、富田とのコンビで中盤が締まるかと思ったが、失われたグルーヴは戻ってこず、失点を重ねる日々である。守備が売りだったチームでこの時点で35失点は非常に厳しい。また得点も21で下から4番目。これでは勝てるわけがない。男前である渡辺監督は、チームを変革できなかったようだ。まあ、主力の高齢化による運動量の低下が主たる問題な気もするので、どうしようもないといえばどうしようもない。こうなると、ダジャレは絶妙のタイミングでチームを離れたとも言える。現状としては新戦力一切使わず、去年のスタメンに戻している模様。これでどこまで盛り返せるか。ただ、上積み分が一切見当たらず、かなり厳しい戦いとなるのは間違いないだろう。そして日程もきつい。残留ライバルとの直接対決が、徳島、セレッソ、名古屋くらいしか残っていない。直接蹴落とせるチャンスが少なく、他人任せになってしまうというのは相当つらいところがある。ここまできたら、もう腹を括ってばこばこ赤嶺に放り込んでファウルをもらい、リャンのセットプレーに角田を筆頭になだれ込むというアンチ・アクチュアルタイム・サッカーを展開するしかない。ていうか、それの何が悪いんだ!アクチュアルタイムなんか死んでよいのだ!モダンサッカーくそくらえ!!はあはあ・・・まっ、来年カテゴリー一緒になったらよろしく頼むよ(どっちとは言わない)


・Key Player 赤嶺真吾
アーノルド監督のときにはさっぱり使われなかったが、とにかく点の匂いをさせてるのはこの人が一番。肉体派ボックスストライカーもついに30歳となった。身長は180とそれほど高いわけではないのだが、横からのボールに滅法強く、ロングボールにも体を張れる。柳沢がお年を召しているので、仙台では唯一継続的に第一FWとして使える選手。細かいテクニックは一切ないが、苦しいときに頼りになるのはこういう男である。前半使われなかったことで今年は得点が激減。ただ、30歳とは言え、老け込むような年ではない。少ないチャンスをとにかく赤嶺に合わせるという原始仙台サッカーが一番可能性がありそうな気がするのだが。こんなとき手倉森前監督ならこう言うだろう「赤嶺はね、常時出場させてやらんとあかみね」と。ダジャレの言うことは置いといて、ともかく守備を固め、赤嶺に合わせよう。ゲームメイクとか、いいから。仙台で組み立てるのなんて牛たん用の鉄板くらいでいいんだからさ。




■15位 甲府(勝点24)
■再開後の成績 1勝3敗5分(勝点6)

予算の割にはそれなりにがんばっているほうである。「守り倒して甲府盆地」を合言葉に今シーズン頑張ってきたわけだが、山本、佐々木、マルキーニョス・パナウェーブなどの頑張りで守備では今のところ何とか決壊を防いでいる。ただ、点が取れないのである。得点18は徳島に次ぐワースト2位。再開後も引き分けがやたらと多く、前節鳥栖戦でラーメン盛田の背脂ヘッドでようやく再開後初勝利。なんとか残留圏に留まっている。得点力不足については、阿部拓馬をとってきたりはしてるのだが、あまり主力として起用されてないことから、最適解ではない模様。攻撃で一番可能性があるのが超人クリスティアーノなのだが、クリスティアーノがあんまり周りを使えないワンマンアーミータイプなので、うまく有機的に周りが絡めず。結局、前線で体を張れるラーメン盛田@ニンニクヤサイマシマシがファーストチョイスとなっている。キリノも獲ったけど「コンディション的に獲ること自体がリスク」とかわけわからん状態らしく、期待はできない。これからメッシでも獲得しない限りは最終節まで残留争いが続くだろうが、争っているチームの中では守備力が高いのは好材料だろう。胃がきりきりするような1点差の試合が続くことになるかと思うが、去年の塹壕戦を経験しているので、選手は問題ないだろう。外堀を埋められてがんがんクロスを雨あられと放り込まれても、「え?本丸落ちなきゃ落城じゃないでしょ?」と言い切れる神経の図太さを持っている。争うけど、残留じゃないかな。残留したら甲府盆地をどんぶりに見立てて、盛田は巨大ラーメンで甲府の街を満たしてもらいたい。しょうゆ味。


・Key Player 阿部拓馬
盛田ががんばっているといっても、本職はラーメン屋、いくらなんでも限界がある。というわけで、ドイツ帰りの阿部に期待がかかる。ドイツではさっぱり使われずにあえなく帰還となったが、東京V時代には二けた得点をたたき出すなど、J2トップクラスのFWだった。また得点だけでなくポストプレイで周りを生かすこともうまく、万能型FWのイメージが残っている。まだトップフォームではないが、超人クリスティアーノがサッカー個人自由形の選手のため、彼をうまくいかせるようなプレイを期待したい。点さえとれれば、あとはどうにでもなる。また、選手としても瀬戸際。もう若くもなく、古巣はいろいろととんでもないことになっているので、帰還することすら難しい状況。このまま流浪するか、甲府じゃないにしてもJ1に腰を落ち着けるかは残り試合の結果によってくるだろう。ただ、「J2で猛威を振るった万能FW」というのはJ1にくると何もかも通用しなくてさっぱり役に立たないこともあるので、その場合はまた来年千葉あたりでJ2で猛威を振るおう。




■16位 C大阪(勝点23)
■再開後の成績 1勝4敗4分(勝点7)

「あ…ありのまま、今、起こってる事を話すぜ!『カカウとフォルランを獲得したと思ったらいつのまにか降格争いをしていた』 な・・・何を言ってるのか、わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった・・・頭がどうにかなりそうだった・・・」という心境であろうセレッソサポーター各位におかれましては、いかがおすごしでしょうか。よっしゃ!フォルランで優勝だ!と意気上がるものの、序盤はワンツーorダイのポポビッチ終身名誉ワンツー学会会長の手によって異次元のサッカーを展開。柿谷に左サイドで守備させる、山口蛍右ウイングバック起用などトリックオアトリートで沈没。あえなくクビとなった。そして代わりにきたのがペッなんとかオリ監督。ドイツ仕込みの若手理論派監督ということで期待されたが、まさかの基礎から仕込み直す徹底っぷり。高校の数学で赤点とってる生徒に「学問とは何か」を説いているようなもので、どう考えても今じゃないでしょ!ピッチ上ですぐに効果が出るわけもなく、11戦だか12戦だか勝ちなしのまま、またも監督交代。後任はユースで監督していた大声2号さんを引き上げるという国家総動員体制。まさに危急存亡のときであり、皇国の興廃はこの一戦にあり。たぶんもう沖縄と北海道は占領されてる。獲ってきた選手もカカウはともかく、平野とかキム・ソンジュンとか「その選手は本当に必要だったのか?」という微妙なクオリティ。清水は動かなさすぎだが、セレッソは動きすぎのような。結局、再開後の初勝利はフォルランもカカウも先発ではなく、永井と杉本の2トップで普通の4-4-2だったというのが切ない。キム・ジンヒョン、山下、扇原、山口蛍、南野など選手は代表クラスも何人もいるので、シンプルにややこしすぎないサッカーをやったほうがいいということを大声2号監督はわかっている模様。カカウとフォルランを特別扱いせず、ソリッドなサッカーをやっていれば勝ちは自然とついてくるだろう。蛍もそろそろ復帰するしね。しかし、気になるのは日程。天皇杯あらため「そんなことしてる場合じゃない杯」にうっかり勝ち残ってしまっているため、リーグに集中できない可能性もある。ただ、それでも他のボトムズとは圧倒的に戦力差があるので、残留はできそう。と思ったら、山口螢再離脱っ・・・これは痛恨の一撃っ・・・!!落ちたらメンゴな!


・Key Player 南野拓実
今、最も狂気を秘めた若手アタッカー。顔はいいのに、大阪ヤンキー感丸出しのため、イマイチ柿谷のような人気が出ないのも納得。プレーでも柿谷のサヨナラ試合で思いっきり退場になるなど、TPOを全くわきまえない模様。「TPOって、叩く、プールに落とす、おがくずで目潰しの略だろ?」。いよいよ降格圏が目の前に迫ってきて、更にその狂気に拍車がかかっているような気がする。キャプテン山口螢はいないし、フォルランもレギュラー落ちしているので、誰もそのプレーを窘められる人がいなくなってしまった。まあ、いたときでも話しなんか一つも聞いてないんだけど。ただ、残留争いというやぶれかぶれの宴の中では、その狂気が突破口になるかもしれない。事実、ここナビスコカップも含めると4試合で3試合というハイペースで、いよいよ覚醒した感も。マラドーナ、ガスコイン、メッシ、ペレ、ロマーリオ、イブラヒモビッチ、カントナと世界を見渡しても優秀なアタッカーの大半は気が狂ってる。彼らにはモラルだのなんだのをうだうだ言うのももう無駄な感じが漂っていて、それを正当化するのはゴールのみである。南野よ、狂い咲くのだ。



■17位 大宮(勝点19)
■再開後の成績 1勝5敗3分(勝点6)

前節大宮が再開後初勝利をしたとき、鈴虫の音が聞こえた。ついに秋の訪れである。大声1号監督の元で大爆死シーズンを送っていたわけだが、ここからが本番である。ムルジャを獲得したところで一瞬盛り返しかけたのだが、「あ、まだ夏だ」ということに気付いて、急速に収縮していったのも、さすが秋職人プロの仕事である。途中で大声1号監督が辞める辞めないの話や、バス囲まれてる時に高橋“クローズ”祥平が「もっとやれ」と煽ったというどチンピラエピソードも、今となっては秋に向けての布石だったとしか思えない。ここから、大宮のシーズンが始まるのだ!モビルスーツ大宮、出る!きみは刻の涙を見る・・・という風に煽ってみたのだが、状況は例年よりもぐっと厳しい。何よりもすっかりバランスがおかしくなってしまっている。ムルジャは当たりでズラタンもいるのだけれど、そこにロクなボールが供給されていない。家長は相変わらず職場放棄でふらふらと前線を彷徨い、時折超絶テクニックを見せるだけ。左サイドの泉澤もその恐ろしいまでの突破力はあるのだが、そもそもボールが来る回数が少ない上に、なぜか前々節までは後ろに高橋“WORST”祥平がいたため、単騎特攻を強いられる。おまけに前節はなぜか自由人カルリーニョスをボランチで先発させるという暴挙。勝ったからいいようなものの、隣の金澤を過労死させるつもりだろうか。しかし、それでもよくわからないうちに勝ってしまうのが秋の大宮なのである。戦力ではない、戦術でもない、そこにはもう「大宮の魔力」としか言えないようなサッカーとは違う領域での戦いが繰り広げられている。きっとNACK5スタジアムにはNTTの異様な電波が飛び交っているに違いない。魔力が勝つか、サッカーが勝つか。これはもう宗教戦争である。例年魔力が勝っているのだが、今年こそはサッカーが勝つだろうと俺は見ている。


・Key Player 金澤慎
怪我から戻ってみたら焼野原でした。大声は聞こえなくなり、チームの編成も無茶苦茶になっていて、どうしてこうなったのだと首をかしげざるを得ないだろう。ただ、去年の地獄よりはまだマシだよね!というポジティブ精神で何とか乗り切っていただきたい。金澤離脱後、ボランチは全く固定されず、高橋“WORST”祥平を上げてみたり、増田を使ってみたり、橋本を使ってみたり、渡邉大剛を使ってみたりしたが、どれも安定せず。その間ずっと使われていた和田とのコンビが一番安定しそうなのだが、なぜか急にカルリーニョスと並べてバランスもくそもない布陣でなぜか勝利してしまったため、今後もこのコンビが使われる可能性はけっこうある。そうなると金澤過労死フラグである。秋が訪れ、大宮電波でチームメイトが次々と人の心をなくしていく中、なんとか最後の理性として防波堤になっていただきたい。まあ、なんつうか、前は家長、横にはカルリーニョス、後ろを振り返れば高橋祥平と四面楚歌に近い状況だが、金澤の踏ん張りなくしては、大宮がチームとして息をすることはできないだろう。もう、殴ってもいいから。家長とか高橋とかは殴ってもいいから。カルリーニョスには飴あげて。




■18位 徳島(勝点12)
■再開後の成績 2勝5敗2分(勝点8)

下位チーム群の中では最も勝点を稼いでいる徳島。エステバンは中盤で鬼神のような働きを見せ、ようやくフィルターがかかるようになった。村松は3バックの一角としてイキイキと相手をつぶしている。アドリアーノはもうこのチームの攻撃の核になった。彼がいないと攻撃にならない。彼らのおかげで高崎の負担が減ってゴールを狙えるようになったし、アレックスは解放されたようにオーバーラップを繰り返している。失点が激減し、攻撃でも少ないながらもなんとか点を取れるようになってきた。小林監督の塹壕戦術からの速攻サッカーがようやく機能し始めたのだ。ただ、ただ、ただである。あと11試合しかないのである。残留圏との勝点差は12。サッカーの内容はよくなったとはいえ、それも前との比較の問題。いきなりレアル・マドリーになったわけではないので、勝ちまくれるわけでもない。普通に考えて絶望的な数字と言っていいだろう。ただ、一昨年の大分のように、もうどうにもなんねー、というわけでもない。戦う理由があるのだから、戦わなければならないだろう。しかし、これでもし残留を達成したらかなり奇跡的な偉業。小林監督のグレートエスケープとして後世までたたえられ、小林監督の銅像を徳島市に建造、阿波踊り小林Remixを徳島県出身のアンジェラ・アキに作曲してもらい、小林監督主演で映画「大脱出(四国から)」をリメイクされることだろう。日本各地域に1チームがJ1にいることは大変よいことであると思うので、その意味でもがんばっていただきたい。道のりは険しいが。


・Key Plaryer 高崎寛之
流浪の本格派ストライカーもいまや28歳となった。色々とこれまでは恵まれてなかったが、やっぱり徳島でも恵まれていない。188cmと大柄な体を活かしてロングボールをなんとか収めているのだが、もうね、全然ね、フォロー来ないのよね。2秒キープしようが、3秒キープしようが、梨の礫。あれ?もしかして俺逆のゴールに攻め込んでる?そんな勘違いをした頃にようやく衛藤かアレックスが深い位置から追いかけてくるという地獄仕様。その間に大抵は囲まれて潰されます。これ、世界ポストプレイ上位のジルーさんとかでも潰されんじゃねえのか。受けては潰され、受けては潰されと、確実にこのままのだと鬱病になるというブラックな環境だったが、アドリアーノが来てようやく一安堵。ボールを溜めれるアドリアーノにキープは任せて、ゴールを獲る仕事により注力できるようになった。いまだ徳島は11点だがそのうち7点をたたき出している高崎がさらに点をとることが、残留という奇跡の最低条件だろう。15点は欲しい。高崎ももうなりふり構わずに、得意の頭だけではなく足、体、さらには手でもいいからとにかくシュートをぶち込んでいこう!!なぁに、バレなければどうということはない!!(赤紙注意)






番外編
■千葉(勝点44)

■再開とかねーよ、ずっとJ2はやってんだよばーか
おい・・・お前らいったい何をやっているんだ・・・?偶然にも株主総会前日に鈴木監督@なんでんかんでんの首を飛ばして、念願の関塚監督に変えたところ、最初は好調だったはずだが、最近はめっきり勝てず。引き分けが続いており、前節は北九州にちんちんにやられてしまい、就任以来の2敗目となってしまった。順位もプレーオフ圏内だったのがずるずると下がっていって10位。プレーオフ圏内との勝点差はわずか2だが、自動昇格はほぼ不可能になってしまった。ばーかばーか。就任前の鈴木監督は1試合あたり平均1.5勝点、関塚監督は平均1.7勝点。ほぼ変わらず、チーム状態が上向いてきたところでの交代だったため、別に鈴木監督でもよかったんじゃないのかという気がしないでもない。関塚監督のサッカーでは前から守備をして縦に早いサッカーということで、FWにがんがん裏を取らせようとしてくるのだが、そろそろバレてきて点がとれなくなってきた。そこでほんとは遅攻から崩したいのだが、残念ながらうちにはジュニーニョも中村Zもいないのです!兵働に中村Z役を、谷澤にジュニーニョは無理なのです!おかげでリトリートしてくる北九州のような相手にはがっつりと苦戦。2トップにしたり、1トップにしたり、町田を使ってみたり、ケンペスを干してみたり、谷澤でいらつかせてみたり、オナイウの響きのいやらしさに賭けてみたりといろいろやっているが、泥沼にハマりつつある。このままではいけないっ・・・!ついにプレーオフすら逃してしまうのか・・・!といろいろつらい気持ちになるのだが、まあ、なんつうか、全体のクオリティ不足だよね。大した戦術もなく、それで圧倒しようとしたら圧倒的物量の差が必要なんだけど、そんな選手は用意できない。多少戦力は落ちても、監督が長くやって戦術を徹底している岡山、松本あたりが上にいるのは納得である。ただ、昇格プレーオフにすらいけないのは本格的にジェフユナイテッドがユナイテッドできない終わりの始まりであるとさえ思えるので、石に噛り付いてでも、プレーオフには出て欲しい。いやさ、知ってるんだよ、このまま上がったとしても苦労するって・・・東京に出てもロクな仕事なんてないし、体売るくらいしかないってアタイもわかってるのよ、すぐにまた戻ってくるってわかってるわ・・・でも、東京に行きたいの、アタイ・・・もうなんでもいいから上がりたいんだよおおおおおおお!!!勝たせてくださいよおおおおお!!!人を呼びますよおおおおおおお!!!!誰か!!誰かいないんですか!!誰か・・・誰か・・・!


・Key Player 森本貴幸
おまえ・・・本物なのか?いまだに俺は森本の生き別れの双子の弟だと思ってる。千葉に来て一番活躍したのはNEW DAYS1日店長ばっくれ事件であり、「すいませんでした!でも俺だけが悪いわけじゃないと思いますけどね!」という謝る気ゼロの謝罪は我々の心に爽やかな風をもたらしてくれた。だが、本職では大活躍というわけにはいってない。序盤はケンペス祭で出場できず、関塚監督になってから守備を買われてレギュラーになったが、点は取れず。前線からの守備で活躍するも、本来の仕事を忘れてしまっているもよう。イタリアで二けた得点とったときのキレはもう戻ってこないのだろうか。いや、そんなはずはない。まだ老け込むには早すぎる。今の守備も含めての仕事量は大変多いのだが、それでも点をとってこそ元日本代表。チャンスボールが全然ないわけじゃないし、フィニッシュの局面でうまくいってない。早く俺たちに本物の森本を見せてくれ。お前が点を取ってくれれば、けっこうあっさりと勝てるんだ。頼む、頼む。もしダメだったら、来年は「NEW DAYS1年店長」な!!今度はばっくれんなよ!!




あと2ヶ月ちょい!ひりひりするけど楽しもうぜ!!