ジャパンフィッシングショー2019 其の三 | 紅い釣行記

紅い釣行記

瀬戸内海での鯛ラバをメインとした、ゆる~い釣行記です。

お次はシマノのブース。

 

 

 

 

注目はもちろん19ステラSWですが、残念ながらマイナーチェンジの模様。

軽量化が図られ、ドラグ性能や耐久性もアップされているようですが、正直目を引くフィーチャーはなかったですね。

ラインナップも8000~14000番とボディサイズは1種類のみ。

確か現行ステラSWのボディサイズは4種類だったはず。

他のボディサイズは後追いで発売されるのでしょうか?

 

ここで気になったのは、新たに追加された番手14000PG。

こいつの一巻き当りの巻き上げ量は107cm。

8000HGも同じ107cm。

同じボディサイズでハンドル長も同じ75mm。

違うのはローターとスプールサイズのみ。

これって、巻きの重さは違うのでしょうか?

 

普通に考えれば、巻きの重さは同じですよね?

力学に詳しい人がいたら教えて下さい(笑)

同じだと仮定すると、14000PGの存在意義はそのラインキャパかな?

これだけのラインキャパを備えても、このボディサイズで8000HGと同じ引き重りでディープジギングできますよってことですよね。確かに上の20000PGになるとボディ重量が800g超えてくるので、リールの重量が地味に効いてきますからね。

 

 

 

19ヴァンキッシュ。

非常にコンパクトで、ガンメタのカラーリングが渋いですね。

手にして驚いたのはその軽さ!オールプラスチックで出来ているのかと思うほどですよ。

センシティブな釣りでは、この軽さが武器になるのでしょうね。

クイックレスポンスシリーズらしく、巻き始めの軽さは特筆ものです。

 

 

 

炎月のタイラバ新製品をチェック。

中井チューンの大ヒットにあやかったのか、メビウスカーリーのショート系やツインカーリー等。

これを3年前に商品化できていれば先見の目があったのですが、他社が続々と後発するタイミングでのリリースとなると、正直今更感が否めません。

それとシマノのネクタイは値段が高いんですよ。確かに5個入りですが、内容量を減らしてでも400円台にしなければ、商品力が劣ってしまいます。

 

写真はとりませんでしたが、タングステンヘッドの新製品に「ヒューストンバクバク」がラインナップ。

非常にユニークなネーミングですが、これ以前発売していた十五夜そのものです。

これを無塗装にして、ネーミングを変えて再販しただけ。

なので、重量ラインナップも十五夜と同じ45~90g。

ドテラ、激流、ディープ、スレた鯛といった昨今のフィールドを柔軟に攻めるため、各社続々と120g以上のヘビータングステンをラインナップしているのに、これは頂けません。

やる気あるのかと疑ってしまうレベル。

これでは、先行するビンビン玉や無双真鯛TG、紅牙ベイラバーに勝てませんよ。

ネーミングでごまかしてはいけません。

 

 

 

炎月のニューロッドであるXチューン。

昨年リリースされた炎月リミテッドと同じくXシート(エクストリームガングリップ)を採用していますが、これって売れているのでしょうか?

私が気づいていないだけかもしれませんが、フィールドで使われているのを見た事ないのですが。。。

 

右用/左用で別モデルなのもマイナス。

ベイトリールじゃあるまいし、右左で別々に買うなんて馬鹿げてますよ。

私のように両利きの人は、それだけで選択肢から外れます。

Xシート搭載モデルは重量が重いのもダメ。

ダイワの紅牙AGS EXやAIRが100gを切ろうかというレベルなのに、150~170gって下手なスロジギロッドよりも重いレベルですよ。。。

 

もう一つ、紅牙のスリルゲームがうけたせいか、フルソリッドの細身、ヘナヘナロッドをラインナップしているのも、なんか見てて残念なんですよね。

 

 

炎月シリーズに関しては辛口の意見ばかりとなりましたが、近年は迷走しているように見えます。

タイラバは誕生してからまだまだ若い釣り。

日々の進歩が速いのだから、テスターは緩いフィールドではなくシビアなフィールドに出向き、トライ&エラーで製品を作り上げて欲しい。

ダイワが紅牙ブライドを立ち上げるまでは、炎月はタイラバブランドの代名詞だったのですから、来年度は画期的でリーズナブルな新製品を出してくれることを期待していますよ!

 

其の四へ続く。