2018年11月03日 タイラバ(真千丸さん) | 紅い釣行記

紅い釣行記

瀬戸内海での鯛ラバをメインとした、ゆる~い釣行記です。

今年も早や11月。

東京と松山の二重生活をしていると、慌ただしさのせいか月日の経つのが物凄く早く感じますね。

 

11月は落ち込みの鯛が良く釣れる時期なのですが、例年松山沖はタチウオ一色となり、どの遊漁船もタイラバ便をだしてくれません。

今週末は松山に戻るのですが、どこもタイラバ便をだしていない。

さて、どうしたものか。。。とネットを物色していると、真千丸さんを発見。

佐田岬方面にタイラバ便を出してくれるようで、11月3日に募集をかけている。

そういえば、ドクター氏が良型真鯛を釣っていた(フェイスブック情報)のもこの船だったはず。

おおっ!これはいくしかないでしょう。

 

船長に電話して予約を入れると、タイラバは150~200gを持ってこいとの事。

おいおい、どんなディープ/激流を攻めるんかい(笑)

タックルは、所有する中で一番強い紅牙AGS K67XHBと紅牙AIR N72MHBの2本。

リールはローギア系の18リョウガと紅牙TWをチョイス。

スピニングの出番はなさそうなので、この2本でやってみます。

 

 

出船場所は長浜の肱川河口部。家から車で50分位と以外と短時間でいけます。

 

6:30前に出船場所に到着すると、「肱川あらし」が吹き荒れ港全体が冷蔵庫のような冷え方。

チョー寒い!体感温度は3度くらい。

車を降りて準備をしていると、3分も立たないうちに指の感覚が無くなるほどの寒さです。

「肱川あらし」を知らない方はコチラ

 

これが本日搭乗する真千丸さん。

 

黒岩さんの船と比較すると小さいですが、8人乗りなので結構余裕をもって釣りをすることができますね。

 

私の釣り座は左舷ミヨシ。

乗船者7名で7:00出船!

少し東の風がありますが、すこぶる快晴。

 

 

長浜からでも佐田岬は遠い、約1時間走って第一ポイントへ。

水深は70m前後。

岸側を見ると、20年位前に私がショアからハマチを狙っていた松漁港が見えます。

そういえば、場所取りのために3:00位に来て、防波堤の先端で夜明けまで寝ていたな~。

なんて思い出に浸りながらタイラバを投入しますが、ここでは私にはアタリ無く、同船者の方が大型のサバフグを2匹キャッチしたのみ。

船長直ぐに見切りを付け、本命ポイントへ。

 

更に20分程走って本命ポイントへ。

水深は60~90mに変化する砂地。

まだ下げ潮が残っており、船は真っ直ぐにトモから入っていきます。

今日は大物狙いに徹するつもりなの、ビンビンインチクをバーチカル用にセッティングにしてやってみます。

このデカイシルエットならチャリは食ってこない筈。

 

 

直ぐに左舷トモの方と右舷ミヨシの方がチャリをチャッチ。

ネクタイはイカタコカーリー。

あのサイズは相手にしないと決めていたので、そのままビンビンインチク続行。

 

暫くして潮が相当緩くなったタイミング。

ビンビンインチクをフォールしていると、ラインの放出速度が急に早くなります!

何かフォール中に食った!とアワセを入れるとリョウガのドラグが唸りを上げます。

狙い通りに大型ヒット!!

久々の大型の引きを愉しみながらランディング。

 

以外と小さかったですが66cmありました。

真千丸さんでの初物はまあまあのサイズで大満足!

トモでは50cm位のネイリ(小型のカンパチ)もあがっていました。

流石に佐田岬までくると、南方系の魚が混じりますね。

 

続けて同じパターンでもう一枚ヒットさせますが、これがバラシ(涙)

手応えからして同サイズ位だったので悔やまれますが、フォール中バイトは針掛かりが怪しいケースが多いので仕方ありません。

フォールで食って来る鯛のフッキング率を上げる方法ってないんだろうか?

シマノのフォールタイラバにはその概念がないので、自分で試行錯誤するしかないですね。

ちなみに、ビンビンインチクはフォール中のバイトが多いです。これも強みの一つですね。

 

その後潮止まりとなり、船中沈黙。

本日同船した皆さんはフレンドリーな方ばかりだったので、雑談しながら昼食をとってマッタリと上げ潮が出るの待ちます。

 

 

ゆっくりと上げ潮が流れ始めたので釣り再開。

まだ潮が緩く、ビンビンインチク100gで楽々底取りできます。

ローギアリールで巻いていると手応えスカスカ(笑)

これはまだ潮が効いていないな。。。なんて思っていると突然暴力的なバイト!

ヒットして5秒で分かる青物感(笑)

東京湾に続き、ここでも青物罰ゲームの洗礼(笑)

指ドラグでいなしながら70cm位のハマチ(ワラサ)サイズを何とかランディング(写真無し)

リリースしようとすると、同船者の方が譲って欲しいとの事。勿論二つ返事でOK。

東京湾でもそうですが、結構ハマチ(ワラサ)を欲しがる人って多いんですよね。

まあ、きちんと捌けば美味しく頂ける魚ですからね(笑)

 

潮が効き始めると、流石に100gでは厳しくなってきたので130gに、更に160gにアップ。

潮先ポジション&ビンビンインチク バーチカルセッティングの威力でここから連発!!

釣れるのは50~60cm級の良型ばかり。

強いぜビンビンインチク!

 

 

一流しごとに必ずヒットしますが、情けない事バラシも多発(笑)

極め付けが、ヒット後のスウィープフッキング時になんと高切れ!

先程ハマチを掛けた時に指ドラグを多用していたので、その時にラインに傷を付けてしまったか?

船長が言うには、最近サバフグが多くそいつらがPEラインにバイトしてくるので、結構ラインに傷がついてしまい、ブレイクが多いとの事。

どちらにしろ、ちょっと高切れはダメージがデカイので何とか防止したいですね。。。

 

 

結局納竿となる15:00過ぎまで釣れ続き、最後の流しで左舷トモの方が75cmの大型をキャッチして終了~。

あのサイズを釣りたかったですが、良型が揃ったのでヨシとしましょう(笑)

終わってみれば船中7名で鯛23枚。私は7枚。

ノーチャリコ、殆ど50cmオーバーだったので大満足の結果でした。

 

 

真千丸 中居船長、佐田岬のタイラバを堪能させて頂きありがとうございました!

これから冬にかけてジギング出船が多くなると思いますが、タイラバ便がでるときは乗船したいと思いますので、次回乗船時は佐田岬の超大型マダイをオナシャス!!

 

中居船長はお若いのに本当にジェントルで、非常に好感がもてるなお方でした。

最近こういった高好感度の船長が増えており、遊漁業界全体として良い傾向だと思います。

遊漁はサービス業ですからね。

 


【釣果】

マダイ × 7 (66cm、62cm、55~50cm位の4枚、45cm)

ハマチ × 1 (70cm弱)


【キャッチ数】
7/11/18


【タックル】

ロッド:紅牙AIR N72MHB TG

リール:紅牙TW 4.9L-RM

ライン:PE0.8号(リーダー12lb)


ロッド:紅牙AGS K67XHB-METAL

リール:18リョウガ1016-CC

ライン:PE0.8号(リーダー12lb)