萩原先生の本の中には、うちのお兄ちゃんと同じ事例が
多く書かれていました。
ほかにもそんなご家庭があるのね!!とわかっただけで
少し冷静に考えることができました。
そして、そんな困った行動のお子さんたちが、
抱っこ法で明らかに変わって行く様子が書かれていました。
もちろん、家庭での抱っこ法のやり方も書かれていましたが、
うちのお兄ちゃんは“苦しいかんしゃく”のタイプにあてはまり、
親子1対1では難しく、抱っこ法の援助者と呼ばれる人に頼るべき
と指南されていました。
ここまで本を読んで、私はもうこれしかない。と確信しました。
夫にダイジェストでこの本を読み聞かせ、話し合い、
抱っこ法、やってみよう。と、すぐに同意してもらえました。
私も夫も、効果があるかどうか半信半疑でしたが、
じゃあ他にいい方法があるのか??ないな・・・という結論でした。
すぐに援助者に連絡をとり、さっそく1回目のセッション・・・
本に書いてあった通り、抱っこしようとすると逃げ回ります。
それでも引っ張って、援助者がお兄ちゃんを横抱きにし、
私は足を優しく抱えます。
援助者が出産入院中にお母さんと離れ離れになったことを
話しかけると、お兄ちゃんは唾をはいたり、蹴ったりと
大暴れしながら叫ぶように泣き始めました。
その姿を見ていると、こっちが泣けてきます。
まだ子供なのに、お母さんに嫌われたくなくてガマンしてた。
まだ子供だから、ガマンしきれなくて暴発しちゃって嫌われた。
ほんとはダダこねたいのにー!ほんとは甘えたいのにー!!
そんな感情を援助者に代弁してもらえたような感じでした。
気がすむまで暴れた後は、ペッタリと私に体を預けて密着。
セッションの最後には、何もなかったかのようにスッキリと
晴れやかな顔をしていました。
それから・・・・暴力暴言、かんしゃくが激減したのです!!
つづく
