10月7日土曜は山口市の北東部の山の中にある十種ヶ峰スキー場

国際ダウンヒルレースの会場です。

今年、山口県は総合サイクルイベントAll Yamaguchi Ride Festa 2017 と銘打って自転車レースを誘致しているのですが、その一つの会場。

 

レースを避け続けていたヤマグチポッターが、ついにレースに出走したのか?!

 

 

……、いや違います。ちょっとしたお手伝いです(^^)

だいたい、マウンテンバイク(MTB)のダウンヒルレースって詳しく知りませんし普段はロードバイクに乗っているのでMTBの面白さというのがいま一つ分かってませんでした(^^;)

山口市内の業界団体からの依頼で、この国際レースのサポートスタッフの一員として派遣されました。その体験談になります。

 

結構な雨の中、50分くらいかけて山口市徳佐にあります、十種ヶ峰スキー場に来ました。8時過ぎてブリーフィングが開始。

審判団長は小柄な女性、ただし外人。一見するとマレーシアとかフィリピンの方に見えます。さすが国際レース、インターナショナル。

コース係員(マーシャル)の対応についての説明が英語と日本語であった後に、係りの方に待機場として案内されたところが

 

 

 

 

ここ。

ん? ここってスキー場の

 

 

 

 

物置きやんかΣ(・□・;)

マジか……

埃臭いことこの上なし😞

 

ここに富士薬品の配置箱よりもプアな救急ボックスが置いてありました(笑) あとアイシング用の氷が入ったクーラーボックスが。

(こりゃ、何かあっても何もできんな……)

 

お話が来た時には、こういう感じの場所を想像していたんですが想像妊娠でした。

救護班のスタッフ業務では資格者がいることが大切みたいでした。幸い会場駐車場には救急車が待機してあって医療機関に搬送を要する場合は救急隊が対応する万全の体制にはなってました。

 

で9時過ぎて本来は公式練習が始まるんですが、雷鳴が響き土砂降りに。2時間中断です。11時まで臭い物置に待機状態。もう一人のスタッフがフロアは違いますが自分と同じ職場の方で、話をすることで気がまぎれたのが救いでした。

 

 

 

 

待機場前から見たフィニッシュラインまでのコース。向こうには霧がかかっていますね。

 

出店ブースがいくつかありました、丘の上から見下ろすと

 

 

 

 

こんな景色。

 

11時過ぎて

 

 

 

 

ようやく雨が上がり選手の皆さんの練習開始。実はお手伝いの7日は公式練習日であり、レース(タイムトライアル)そのものは翌日8日なんです。そのためガチに激坂を下ってくるというよりはコースを確認し試走する、そんな日だったようです。雨の中の山下りでどんだけ怪我人出るんかと心配していましたが拍子抜けするくらい落ち着いていました。多分翌日のタイムトライアルレースの方が攻めた走りをしますから怪我人が出やすかったのではないかと想像しています。

 

退屈なので業務が落ち着いていましたので待機場から少し離れて(いいよね少しなら)選手の皆さんを激写してみたのでご紹介しましょう。

 

仮面ライダー(初代)のように

 

 

 

 

トゥッ! ジャンプ!!

 

 

試走だと複数名で走ることがあり、本番の一人ずつ走行より面白いかも知れないですね( ´∀`)

 

 

 

そしてフィニッシュライン手前は

 

 

 

 

こんなおっそろしい激下り!!!

コワいが面白そう。いつかやってみたいが、プロテクターで完全武装しないとアブナイですね。MTBレースの面白さが少し分かりました。

 

で、走ると当然泥だらけになるので、選手の皆さんは走った後

 

 

 

すぐに洗浄です。お行儀よく一列に並んで、シャワーの順番待ちです♪

 

3時15分過ぎからは、タイムド・セッションという名の仮計測の練習に移行しました。予選ではないけど、やや真剣な試走ということみたい。

さすがに雨の影響もあり、3名ほど怪我して来室されました。いずれも搬送を要する怪我ではありませんでしたが、一名は転倒し頭部から丸太に突っこんだ後の頚部痛で来られました。頭部に全く損傷ないのはヘルメットのおかげですね。ただ頚椎捻挫でしたから次の日に響くだろうなと心配していましたが、翌日のリザルトをみるとやはりというか残念ながらと言うべきか「DNS(出走せず、棄権)」のようでした。回復をお祈りいたしますm(__)m

 

以上、山口で開催された国際MTBのレースをある意味サポートスタッフとして参加したよのお話でした。

※ 日当を多少期待しましたが、ガチのボランティアでした(笑)

いや、決してゼニが欲しいわけじゃないんですよ、ホントホント……。

ただ業務の責任には対価があるものだと思っていたもので(^^;)