2013-05-05 09:06:58

新演出を2階席でみてみた

テーマ:レミゼ観劇記
●照明の話
レミゼにおける照明といえば、役者や音楽と同じくらい重要。光で物語を綴っている。照明効果を堪能するなら2階席が断然いい。高い位置からじゃないと見えないものがあるから。

○これは一見の価値あり

・「囚人の歌」で、陽が焼け付いている感じ
 新演出を1階で見ていたときはわからなかった。天井から強い光が囚人を照らしつけているのが、2階だとよく見える。洋上の太陽の容赦ない熱。

・「ワンデイモア」で、隊列のシルエットが放射状に伸びる様子
 この歌の最後のほうで見られます。学生たちの希望の広がりを表すかのような、影の演出です。

・「最後の戦い」で、学生たち一人一人に時間差で当たるスポットライト
 2階席で初めて気づいたのですが、新演出では学生たちがひとりずつ、かなり時間差をおいて倒れていくんですね。ひとり撃たれるたびに、白いスポットライトが、倒れ行く様を照らし出します。ファンティーヌやエポニーヌが亡くなるときに当たっていたのと同じ、死者に注がれる白い照明です。

○これは残念

・「♪罪が渦巻くジャンバルジャンの世界を~」で、渦を描いていた光もない
  旧演出では真っ暗な闇の中、白い照明で床にぐるぐると渦が巻かれていたのが、バルジャンの不安と決意を表しているようで、好きだった。もしかしたらこの渦がなくなった理由、呼応するシーンである「ジャベールの自殺」と関係あるのかも。旧演出では、「ジャベールの自殺」で同じ渦が描かれていた。だけど新演出の「自殺」で渦を床面に描く演出がなくなったのに伴い、バルジャンのこのシーンの渦もなくなってしまったのかもしれない。

・「一日の終わりに」の光のカーテンがない
  旧演出でもっとも好きだった場面の一つ。「♪一日が終わりゃ長い夜 ただじっと朝を待つだけ」のフレーズと同時に、天井から降り注ぐ光のカーテンが、夜半の月のような青白い色から昼のホコリっぽい黄茶色へと、サーッと切り替わる様子が、寒気がするくらいドラマチックだった。1階席でもわかるけど、2階で見ると圧巻で・・・これ、復活希望!

・「ワンデイモア」のトリコロールがわからなかった
 青白赤の照明がきれいに見えなかった。赤だけが見えたような気がするんだけど、機会あったら念のため再度確かめます。

・「オンマイオウン」で路上に映る窓灯りもなくなった
 旧演出のこのシーン、家々からこぼれる窓灯りがエポニーヌの立つ暗い夜の石畳に映し出されることで、彼女の孤独をいっそう浮かび上がらせていた。2階席だから堪能できる照明効果でした。新演出では壁面の灯りだけで同じことを表現してているけど・・・。以前を知っている身としては、物足りないかな。

・下水道の出口で、ふたりを刺す「×」型のスポットライトがない。
 これも演出変更の影響で、なくなったのでしょう。旧演出の立ち位置は、ふたりを真正面から相対せる意図が強かったけど、新演出にそれはない。それによって物語の大筋が変わることはないけど、旧演出にあった、ふたりの間の緊張感が感じられないのは残念。


●舞台の見え方の話(あとでかきます)

●音響の話(あとでかきます)
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