遥かなる北東北への憧れ〜 episode 4.地図も旅程も延長

2023.7.2


ツーリングマップルをコピーして貼り合わせた地図が下北半島まで到達しました。



下北半島でかっ!

日本列島の一部として見ていた時には何も感じなかったけれど、

青森県の一部として、バイクで走る対象として見てみると、

その大きさに驚きです。


『ちょっと先端まで行って来る』距離ではない。

当たり前か笑。


地図を眺めていて気付いたこと。



下北半島(右)と津軽半島(左)を結ぶフェリーがある。


乗ってみたい!
『津軽海峡』をフェリーで渡ってみたい。

『津軽海峡冬景色』を甲板で口ずさむ事をミッションとしよう。
すっかりその気になって YouTube で掛けてみた。

『上野発の夜行列車 降りた時から 青森駅は雪の中
  (中略)
 私も一人連絡船に乗り 凍えそうな鴎見つめ泣いていました。』

青森から青函連絡船に乗って、北海道へ向かったのですね。
船が津軽海峡を通過して行くシチュエーションが伺えます。

『ご覧あれが龍飛岬 北の外れと 見知らぬ人が指を指す。』

あれ?
北の外れって言うから、
龍飛岬って下北半島の先端にあると思っていました。

でも地図を見ると下北半島の先端は大間崎。
龍飛岬は津軽半島にある。
北の外れじゃないやん!

しかも地図で見る限り、
津軽海峡から龍飛岬までは何十キロも離れていて、
やたら視力の良いアフリカのマサイ族とかでも
連絡船からは見えないと思うんだけど。。。
 
・・・地図って、昭和の歌謡曲の世界観を壊しちゃう。

さて、興味を引いたので調べると『むつ湾フェリー』。

下北半島と津軽海峡を所要時間60分で、
1日2往復している様です。

そんなこんなを考えると、やっぱり日数が足りない。
6泊7日のうち2泊はフェリー。
仙台港到着(16:40)の日と仙台港出発(12:50)の前日は
仙台付近に宿泊する事になる。

残り2泊3日で青森まで往復、
途中で立ち寄りたい場所は日々増殖中!
日数が足りない。
6泊7日は自分にとって『思い切った長期休暇』なのに、
全然足りない。

悩むのはやめた。
休む言い訳は後で考える事にした。

太平洋フェリー(名古屋ー仙台)と新日本海フェリー(敦賀ー秋田)の
運行予定表としばらく睨めっこした結果、
8泊9日となりました。

海外旅行だね。

仙台ー青森の往復が2泊3日から4泊5日のほぼ2倍になりました。
これなら沢山寄り道ができる。
自分の大好きな旅のスタイルに近づいてきた。

海岸線ルートを2日で青森まで行って、中央ルートを2日で戻って来る。
これとは別に下北半島に1日使う事が出来る。

上手くやりくりすれば、
むつ湾フェリーで『津軽海峡冬景色』を歌う事が出来るかも知れない。

その為には、
むつ市か五所川原市で1泊したいんだけど、
空き宿が見つからないんだよね。

旅は続く、流れる雲のように。