瀬戸芸の春「沙弥島・与島 編」瀬戸内国際芸術祭2022 | 宇宙(そら)を見ながら「旅」するmomoの日記。 

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TICKETS TO THE MOON お月様

 

 

Fly, fly through a troubled sky
Up to a new world shining bright, oh, oh....♪

 

(飛んでいけ 混乱の空を通過して 輝く新しい世界へ)

 

トイプードル 「サテライト2より出発です…昔ね、こういう曲があったんですよ」

 

 

 

タコ宇宙人くん瀬戸内国際芸術祭2022 春会期・開幕!宇宙人うお座

 

いよいよ、今年もはじまりました

3年に一度の芸術祭、開幕です!爆  笑

 

 

UMAくん2019年・瀬戸芸の過去レポはこちら

古代と和歌と繋がった島in瀬戸芸2019(沙弥島)

古代と和歌と繋がった島in瀬戸芸2019(沙弥島) その②

 

 

 

コロナウィルス感染対策として

マスク、手指消毒、検温を徹底してスタートした

瀬戸内国際芸術祭も今年で5回目です。

 

新型コロナウィルスのせいで

開催されるかとても不安でしたが

本当に瀬戸芸がはじまって本当に良かったと思います照れ

 

気合も十分!

体力も十分!

感染対策も万全として

今年も出来る限り、島とアートを巡ろうと思います爆  笑

 

 

春会期の沙弥島にやってきましたグリーンハート

 

沙弥島は

春会期(4月14日~5月18日)でしか作品展示されてない島なんですウインク

 

今年の沙弥島

展示数は極端に少ないような気がする・・・

コロナに対する制限や、兼ね合いもあるのだろう

出展してくれただけでも、感謝感謝であるニヤリ

 

私はモバイルパスポートだけど

相方のために

紙のパスポートも買った。

 

瀬戸芸記念バッジも購入照れ

 

トイプードル 「今年も 怪我なく事故なく安全第一で行こう!」

 

 

 
宇宙人くんsm01 階層・断層・層 (ターニャ・プレミンガー)
 
2013年制作
後ろに見えるのは瀬戸大橋の一部
香川で採れる「花崗土」を使い大きな丘を増設
芝生で覆われている 
高さは6メートル
 
左方向にぐるーっと歩いていくと
いつの間にか、山のてっぺんに立てる
見晴らしが良く、風を感じることができた。
 
 

かつては

陸続きにはなっていなかった、沙弥島。

 

あ、フグがいるおねがい

 

 

瀬戸芸のアート展示期間は

春会期(4/14~5/18) 夏会期(8/5~9/4) 秋会期(9/29~11/6)

に別れており、島によっては会期をすぎると無くなってしまう

アートや次の会期から展示されるなどのもたくさんある。

12の島、2つの港で開催され

範囲も広い。

 

1日1島が理想だけど

島によっては・・・厳しい。

 

落とし物、忘れ物

寝坊した、遅刻した

作品を全部巡れなかった、見落とした

ガイドブックを覗いても

実際より時間が過ぎるのが早くて・・・失敗もたくさんある。

 

「まあいいか、次は気をつけよう」

 

命あっての旅だもの、大丈夫だね

これくらい大らかなほうが

楽しい旅なのかもしれません照れ

 

 

 

宇宙人くん sm11 幻海をのぞく  (南条嘉毅)

 

2022年制作

与党五島はかつて島続きであったが長い歴史を通じて島となり

埋め立てや開拓などで現在の姿になっている

水、砂、映像で島の歴史を表現した作品

 

 

会場は、海辺の一軒家

天井?からは、サラサラ~と砂が落ちてきて・・・

かつてのこの家の歴史と

この島たちの歴史が合体したような作品でしたニコニコ

 

 

 

あ!キリンだおねがい

 

道端や民家には

さりげなく面白いアートが隠れているんですよね

自主制作?

瀬戸芸の醍醐味でもあります。

 

作品会場は、旧沙弥島小中学校

 

 

宇宙人くんsm12 月への道 (レオニート・シチコフ)

 

2022年制作

旧沙弥島小中学校全部を使用した巨大な作品

各教室(部屋)ごとに宇宙や月、自然をモチーフにした

インスタレーションが展示され

来場者を、瀬戸内から宇宙の旅へ誘いだす

 

「雪の天使」

 

「人類宇宙への移住」

 

「地球で最後の夜」

 

 

2022年4月は

アメリカの宇宙飛行士が月に降り立って50周年の年なんだそうです。

アポロ16号・・・危険な宇宙への旅。その出発する前夜

彼も、こうやって家族の写真を眺めたのでしょうか。

 

当時は旧ソ連もアメリカも冷戦でした

その冷たい戦いは、皮肉にもお互いの技術競争に飛び火し

宇宙開発戦争へ発展してしまうんです。

 

月から見た地球

月に到着したクルーは家族の写真を月に残したそうです。

 

月面?をモチーフにした床には大量の砂

靴からスリッパに履き替えだけど

靴に砂が入っちゃうので要注意です。

 

「KETsの部屋」

雑然と置かれているのは

模型と設計図

宇宙で人が住むことについての研究・構想が描かれている。

 

宇宙ステーション?

「KETs」とは、コンスタンチン・エドゥアルドヴィチ・ツィオルコフスキー

という学者の名前。

 

「月への階段あるいは柿本人麻呂の月」

 

月の舟の足元には

万葉集に収められた柿本人麻呂の短歌

に対しての歌が書かれていた。

「天の海に雲の波立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見る」

天の海に、雲の波

月の舟の乗って、星の林に旅立つといった内容

 

月の窓からは

瀬戸大橋と、大きな木、ナカンダ浜が見えた

学校は見ることはできないけど

たぶんこの作品

原案は大きな船みたいな作品だったんだろうなと思う。

月の中に入るみたいな

ガイドブックのイメージ画を眺めながらそう思った。

 

世の中には

うまくいかないこともある

アートの世界だって同じかもしれない

それをカバーできるのは

鑑賞した人の、無限大な想像力なんだと感じた。

 

小中学校のグラウンドだったかもしれない広場は

無数の花が星のように咲いている。

 

学校は学びの場、そして社交の場

やがてここを飛び出して

地球という「場所」からも飛び出す日がくるのでしょうか

校舎の窓には、月の舟が搭乗者を待っていました。

 

SAKAIDE スポット

強風で、「S」が倒れそう(笑)

 

トイプードル 「SYAMIJIMA」ってワードもほしいねグリーンハート

 

 

旧沙弥島小中学校から

しばらく歩くと

瀬戸大橋を一望できる、ビュースポットがある。

 

宇宙人くんsm10 八人九脚 (藤本修三)

 

2013年制作

8人用のカラフルなベンチ

倒れそうで、倒れない

頑丈なベンチ

 

そんなベンチに座りながら瀬戸内海を眺める。

「月への道」

作品はあとひとつ

与島にある。

 

 

与島はこっちだ!!!

 

 

 

ということで

与島に来ましたニヤリ

 

車で行けば高速料金で往復1980円くらいでした

ちなみにシャトルバスも運行しております(片道530円+α)

 

民家の脇道を通って

向かうは宇宙!

 

気分は月の舟に乗った感じで照れ

 

「月への旅の途中 最終駅」

 

潮風で腐食したバス停留所

沙弥島を出発した彼は

乗り換えを経て、ここで最終便を待っているみたいだ

待ち時間、いろいろ考えてしまう

旅とは、こういった時間を過ごすことなのかもしれないと感じた。

 

Flight leaves here today from satellite two
As the minutes go by, what should I do?
I paid the fare, what more can I say?
It's just one way ...

(時は流れて僕は何をしたらいいですか

料金は払いました 他に何か言えることはありますか

これは片道の旅なんです 片道だけの)

 

黒板には「TICKETS TO THE MOON」

その昔、同じ題名の曲がありましたね

歌ってるのは、E.L.Oというグループだそうです。

 

彼の左腕のデカールには

浦城のバス停のイラスト

月への道は長く遠く、まだシャトルは来ないらしい。

 

彼が、この不完全な世界に

「さようなら」を行って、月へ出発できますように。

 

それにしても

良い天気だった。

帽子が飛ばされそうになるほど、風も強い。

 

鍋島にある鍋島灯台

本来は立ち入り禁止な場所である。

 

ウェルカム・文字照れ

 

他の場所に、もうひとつあったんだけど、

強風で文字が崩れていた。

 

灯台の中にある

宇宙の立方体、100万の星とひとつの星

 

内部は真っ暗で

灯台の階段から光が射している

アポロから月面に降り立ったときも

機内に戻る時も

こんな感じだったのかな?

 

 

物語の最終

明治から150年にわたり

この海域を照らしてきたこの鍋島灯台が最終地点となった。

 

トイプードル「灯台って、ロケットに似ているよね」

 

宇宙から帰還する時間になったので

瀬戸大橋から

宇宙と鍋島灯台を見送った。

 

私の乗ったシャトル車

あっという間に地上へ戻ってきた。

 

 

人はいずれ

地球から旅立たなければならない

その魂は宇宙の一部になるのだろうか?

沙弥島から与島の歴史と、宇宙を繋げるアートでしたグリーンハート

 

 

また、この月の舟の乗って・・・島を渡る。

アート旅は始まったばかりですねニヤリ

 

トイプードル 「次の島が楽しみです」

 

 

 

本日の瀬戸内グルメイエローハート

 

コーヒーサンシャインピクニックデイズ

 

瀬戸大橋記念公園の近くにあるカフェで休憩した。

 

台湾カステラも

美味しかったおねがいイエローハート

 

 

 

島の交通機関、時刻表

美味しいお店、カフェも載ってる

瀬戸内国際芸術祭 公式ガイドブックはこちら↓

 

 

 

今回からの瀬戸芸は

コロナウィルス感染対策も含めて

新しい試みがされています。

 

注意検温済みリストバンド

各会場には

検温スポットが併設されており

スタッフが、来場者の熱が無いか確認したあと

来場者はリストバンドの装着をすることになりました。

 

日によってバンドの色が異なるみたい。

このリストバンドが可愛いおねがい

 

 

注意モバイルチケット

今年から、スタンプ方式であった紙のパスポートから

モバイルパスポートが適用されました。

 

数字をわざわざ探す手間も

パスポートをカバンから出す手間もなく

QRコードを提示するだけで、有料展示物に入場できるのは

とても便利です。

 

しかし

無料展示や入場した展示物も含め

自動でスタンプされるわけではないので

そこら辺のチェックは、結局手動であり

モバイル内の検索で鑑賞スポットを探して

手動でチェックするという・・・

 

聞くところによるとモバイルは

通信がうまくいかなかったりして、受付で足止めしたり

スマホのカメラも併用で使用しているため充電が減り

充電スポットも無いため困ることも。

 

当日のみなら

その当日にQRコードをスクショして使用する方法もあるのだとか

 

紙パスポートで慣れていたので

モバイルは私にとって

まだまだ不得手と感じました。笑い泣き