「PARAMUSHIR」NACS公演を観てきました「大阪」 | 宇宙(そら)を見ながら「旅」するmomoの日記。 

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森ノー!!

 

チームナックス全国公演「PARAMUSHIR」

初陣がこの大阪からスタート!ということで

今回も、大阪・森ノ宮ピロティホールに来ました!3年ぶり!爆  笑

 

とりあえず

まずは地元の氏神様を参拝、ご挨拶をしてきました。お願い

 

鵲森宮(かささぎもりのみや)

 

駅前の近くにある神社

とりあえず、平穏無事に観劇できますようにと願う。

おみくじは 1回100円

 

びぐ「おみくじあるよ」

 

大吉

 

 

旅行:利少なく帰路に注意

 

本公演を観れると浮かれている私に、すかさずわが身を正す神様。

油断するなってことですね

森宮さんありがとうございます汗

 

 

会場前には「キューズモール」があります。

食事や休憩、ショッピングできるので便利ですはあと

 

胃袋を満たして

喉を潤して

膀胱を空にして・・・いざ!(笑)

 

 

 

今回も

この大阪2日目となるナックス公演をうろ覚えでレポしますよ。

storyについてのレポなどは

千秋楽の4月までは鍵をかける予定です。

ただ感想は素直に書きたいので、もしかしたらと

・・・この記事は「ネタバレを含む」ということにしておきます。

 

と、言うことで

これから観劇する皆様

感想も演出も

内容を一ミリも知りたくないという皆様は

 

ご退却 をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月6日 火曜日 大阪

 

全国的にも大雪で、寒波の多い週でしたが

大阪は晴れておりました太陽

ただ、すごく寒い。

風も多少なりと吹いておりまして・・・浅い水場は凍っておりました雪だるま

 

ナックス公演大阪の舞台、森ノ宮ピロティホール


今回も当日券やらグッズで並んでらっしゃる方の姿も・・・

立見席もでるくらいの盛況ぶりだそうです。

 

 

 

PARAMUSHIR ~信じ続けた士魂の旗を掲げて~

 

※本公演の上映日、チケットなど詳しい内容は↓

TEAMNACSオフィシャルサイト

 

 

ナックス公演のタイトル「PARAMUSHIR」

この読み方については公表されていませんね。

お客さんに舞台を直接観てもらって、聞いてもらって

理由、演出の意図などを感じてもらいたいという気持ちも込められています。

 

「私たちはまだその島の名前すら知らない」

 

したがって、

森崎さんとのお約束でこれも口外禁止という。

 

事前に予備知識として調べるのも良いですが

こうやって島の名前も歴史も、読み方さえも知らない真っ白なカタチでこの舞台を観れば

また違った衝撃といいますか・・・インパクトはあったのかもしれません。

いろんなニュースや記事で、今回の舞台が戦争モノってのは分かるかもですが

近代史、歴史好きにも

戦争やら歴史やらの知識が無い方でも十分楽しめて泣ける舞台だと思います。


 

ロビーで飾られたポスター

 

私は、PARAMUSHIR、幌筵島という島や関連した歴史について

本公演の発表があった時に事前に調べてこの作品を観に来ました。

一度知識を持ってしまうと、もう無知な状態で作品は見れません。

そういった意味では、今回はもったいないことをしたなぁと思ったりしたけど

島の読み方は本公演を観てから知りました。

 

なかなか・・・興味深かったです。照れ

 

 

ポスター前は大撮影会場になっていた。大人気。

 

トイレは激混み!長蛇の列

でも仕方ない、やっぱり観劇前のトイレは必須

せっかくの観劇を尿意で気を取られたくないからね(笑)

誘導員さんがテキパキと私たちを誘導しておりました、流石です。

 

目立った混乱もなくグッズも買えました爆  笑

 

お花もいっぱい飾られておりました。

 

 

 

開演です。

 

 

 

 

TEAMNACS 第16回全国公演

PARAMUSHIR ~信じ続けた士魂の旗を掲げて~

 

1945年8月15日。
この日、日本は無条件降伏を受け入れた。

しかしその後。
突如としてソ連軍の大部隊が、
武装解除した孤島に攻め入ってきた!

気持ちをもう一度奮い立たせ、再び銃を持つ兵士たち。
彼らが立ち上がらなければ、北海道は二分されていたかも知れない。

日本最後の戦いの司令部があった「幌筵島」。
私たちはまだ、その島の名前さえ知らない。

 

 

旗STAFF&CAST

 

原案・演出:森崎博之

脚本:林 民夫

出演:TEAM NACS(森崎博之・安田顕・戸次重幸・大泉洋・音尾琢真)

 

小此木まり 荒居清香 伊藤駿九郎 梅田喬 黒岩司 佐藤亮太 津田幹土 新田健太
原田新平 廣瀬真平 古川ヒロシ 松尾英太郎 三木秀甫 森下ひさえ 山中雄輔

 

 

お花。配役

小宮勝四郎少尉 森崎博之

桜庭仁平上等兵 安田顕

田中誠二等兵   戸次重幸

水島哲軍曹    大泉洋

矢野正三整備兵 音尾琢真

 

 

西部編カーソルstory

※限定公開予定

 

 

ハサミカーテンコール

2月6日昼公演 舞台後のナックスさんのコメント

 

音尾さん 「大阪からスタートできて嬉しく思います。大好きです大阪。」

       大阪城公園での噴水が凍っていたことなど

       音尾さん提案で勝手にあいうえお作文がスタート

       「おおさかふの「お」!お腹がいっぱいでも・・・音尾琢真でした~」

大泉さん 「余韻のへったくれもない」

       ナックス公演を観たお客さんが、たまに他演劇を見に行った時に

       カーテンコールで役者が一言も話さないことに驚いたというエピソードを披露

       「それが普通なんです!」と力説。

       突然始まった、あいうえお作文に苦戦 ルールもわからないまま

       音尾さんとの朝食エピソードについて語る。

       パイキング会場に音尾さんがいたので、一緒に食べようとして席に着いたら

       音尾さんの姿が無い。マネージャーさんいわく「暇なんでスタバに行ってくると」のこと

       「おおさかふの「お」・・・お!?お・・・・お?

       音尾くん・・・暇だったらどうして俺と居なかったのか!?・・・の、お!」

 

戸次さん 「おおさかふの「さ」!・・・さぁ、名言おじさんの時間です!

       発明家の名言を披露、今回はトーマス・エジソンの名言

       『私は失敗したことがない、ただ、一万通りのうまくいかないことを見つけただけだ』

       いつもは舞台にちなんだ名言を発表していた戸次さんでしたが・・・ネタ切れだそうです。

       いい感じでがんばりましょ(笑)

       客席を見渡して「まだ泣いてるやついんなぁ!泣くな!!笑え!」と一喝(笑)

 

安田さん 「チングルマ・・・・テーマでもあります美しい花、チン、グルマ・・チン・・・・」

       やたら『チン』グルマを強調する安田さん

       「おおさかふの「か」!カッチカチやな!

       下ネタ発言に、森崎さんから「スタッフに謝れ!」と注意を受ける

 

森崎さん 今回の演劇テーマ、PARAMUSHIRの「読み方」について説明がありました

       島の名前を知らないで劇場に来てほしいと

       4月1日の千秋楽、ライブビューイングまで秘密を守って欲しいと。

       「「ふ」、膨らんだ・・・胸の奥に・・やめよう。膨らんだズボンの・・・やめよう。」

       安田さんから「ふにゃふにゃやんか」と言われ、謎の大喝采を浴びた森崎さん

       「音尾!!!!!」最後にそう叫ぶのでした。

 

客席からは笑い声、割れんばかりの拍手が会場に響いておりました。

カーテンコール後も鳴りやまない拍手 カーテンコールは3回!

大阪公演ではすべて3回、カーテンコールに答えてくれたナックスの皆さん、すごい!

「ご来場いただきまして・・・」と案内放送が流れる中 鳴り終わらない拍手

 

さらに舞台に出てきて一言。

 

森崎さん 「おおさかぶの「ふ」!

       ファンの皆様の温かい拍手!俺たちのピロティに届きましたぁー!

 

 

star*NACSあいうえお作文「おおさかふ」星

マンボウお腹いっぱいでも

雲音尾くん暇だったらどうしてオレといないのか

ハ○?さぁ!名言おじさんの時間です

ふんどしカッチカチやな!

 ふにゃふにゃやんか

かおファンの皆様の温かい拍手!俺たちのピロティに届きましたぁー!

 

 

戦車感想

いや、もうね。

森崎リーダーの「ピロティ」が聞けただけでも嬉しかったですよ。

森ノ宮ピロティホール・・・

「ピロティ」=「高床式」って建築方式の意味だったりするんだけどね

それを私が知ったのは3年前、「悪童」の時ですね(笑)

でも

そんなことは良いんです、彼にとって「ピロティ」の解釈は「心」だったり「愛」だったりなんですよ。

3年前の「悪童」公演のときもね、そう言ってましたよ。

このピロティホールだけの、限定のご挨拶?なんでしょうか

 

その後の公演も平穏無事にうまくいったみたいですね。

SNSで見かけたんですけどね。

舞台後の挨拶でね、ズボンが破けちゃって

「僕のピロティが見えちゃう!」的なことも言ってたらしいのね。意味がね・・・いろいろあるのね(笑)

むー!「ピロティ」って万能(笑)

 

ストーリーに関する感想は書けませんが

ナックス以外の出演者の個性、しっかりと出てた!

以前のナックスとは違った・・・なんというか

より「父親」らしくなったというか、台詞に垣間見る家族への、仲間への愛を感じたなぁと・・・

うまく言えないけど(汗)

今回は出演者もナックス以外にアンサンブルとして複数出演者がいらっしゃいます。

過去のナックス公演で出演されたことのある役者さんや、有名なドラマに出演している役者さん

とにかく華があった!

ひとりひとりの顔を拝見できるほど近くで観れて本当に良かった。

ナックスさんのオーラもすごかったけど

いや、輝いておりましたよ。

周りが良い演技をしているからメインのナックスさんたちも良い感じで全体的に見やすかったです。

もちろん、ナックス5人だけの舞台も いままでの公演でたくさんあったけど

これはこれで良い舞台だったと思います。

感動しました。

戦車の周りに咲くチングルマ想像して、このひとつひとつが兵士たちと重なって

弔いといいますか・・・平静といいますか

「今は平穏」であることの喜びと、忘れられた虚しさを感じました。

 

照明や音響も迫力あった

音楽も唄も綺麗だったで耳に残っています

舞台のセットも、衣装も・・全部、見れる限りでじっくりと堪能しました。

笑えるところもあって

緊迫したところもあって

怖いところもあって

涙がこぼれて・・・たくさん泣きました。

 

後々になって

ストーリーを思い返してみれば・・・と、気付くこともあった。

私はその歴史を知っちゃって観てるから

開演数分で涙がね、出そうになった。

 

これはね、2回・・複数観れる人はラッキーですよ、きっと感じ方も違うだろうから!

 

廊下にもポスターが提示

 

北海道の人たちは

どういう感じでこの作品を観るのだろうかと思った。

「士魂の旗」

「占守島の戦い」

歴史授業で習うし、北海道の人は知ってることだと聞いた

でも、北海道民でも知らない人は多いらしい

森崎リーダーもそうだったみたいですね。

北海道民でない私なんかは、その歴史があることすら覚えていない。

授業で習ったかもだけど忘れていた。

少なくとも8月15日は終戦記念日だからと言って、この島の出来事がすぐに思いつくほどの

記憶ではないのは確かだ

でも、この島の歴史をなぜかうっすら知っていたのは

大人になって、北海道の歴史を垣間見た時にネットで見かけた程度だと思う。

 

ナックス公演で

北海道の歴史を題材としている舞台で「HONOR」という作品があった

これは、「ふるさと」を通じてアイヌ民族のことが語られていて

もちろん北海道民じゃなくても楽しめる内容になっている。

公演を観れなくても、ぜひDVDを観てほしい

戦争を題材にした「WAR」って作品もあるけど、あれはフィクションだったから

今回の作品はとてもシビアだと思う、史実だから。

近代史、決して大昔のことではない出来事だし

今の情勢を考えると、戦争を題材にすれば何かしらの誤解が生まれかねない

間違った内容を広めるわけにもいかないし すごい内容を題材にしたなぁと思いました。

 

相変わらず外は寒い

 

賛美とか否定とかじゃなくて

善い悪いじゃなくて

「とにかく知って欲しい」

これが今回の公演の

コンセプトになっているんじゃいかなと・・・私は勝手に思ってます。

 

今回のナックス公演、80000枚のチケットが即完売になったと聞きます

重複するかもだけど、少なくとも80000人分の目と耳と心に

この出来事が作品として残っていくのだと思うとすごいなって思うし

北海道、地元のの素晴らしさとか出来事とか

歴史とかも発信していけるような劇団になりたいと話していた彼のことを思いかえすと

お見事!

そう感じたんですよね。

 

少なくとも私は

ナックスを知らなかったら

こんなにも北海道に興味を持つことはなかったし

北海道のタレントやテレビや・・・演劇を知ることもなかったのかも。

 

いや、ほんとにありがたい。

 

大阪城公園の噴水 流石に昼間は凍ってませんでした

 

「家族」と「戦友」

特別なことなんてない

そこら辺に居る、ごく普通な人たちだった

そして、そういう運命になってしまった・・とても悲しいですし

忘れられていくのはもっと悲しいことなんだと思います。

 

大阪では梅が咲いておりました

 

脚本は森崎さんも手掛けているそうで

とある取材で「追体験」というフレーズがありました。

お客さんもより感情移入しやすいかなと思います。

いろんなキャラクターがいらっしゃるから、どのキャラもナックスらしいところが表れていて

そこには人間味ある、完璧でもない、今昔ない

どこにでもいる「人」たちの姿

 

史実に基づいたより分かりやすいストーリーだと思いました。

舞台で知る歴史

素晴らしいじゃないの!

 

 

個人的に今回のキーワードは「涙」だと思うんですよね。

 

お客さんの感想で「泣いた」「涙した」ってフレーズが多く見られたような気がします。

私もたくさん泣きました。

 

泣く理由っていろいろある

悔し涙もあれば嬉し涙もあるし、何もなくても眼にゴミが入ったら涙は出ますしね。

泣いたのは結果でね

そのあと、いろんな感情があると思うんですよ・・

ラストシーン

何度も脳内再生してしまいます。

 

是非、舞台でその空気を体感してもらいたいです。照れ

 

 

 

今回も観れて良かったです、感謝ハート

 

私のピロティにも響きました。

これから観られる方は、ハンカチ必須で!

おつかれさまでした。

 

 

寒いので今日は鍋にします拍手