回を追う毎にだんだんグロさを増して来ましたが、いよいよGを殲滅する大量殺戮兵器の紹介です。
Gの大量殺戮兵器は色々と有ります。
うまく使えばGとおさらば出来る日が来るかもしれません。
今回もタイプ別にまとめてみました。
その1~罠
Gを大量に捕獲する罠「ゴキブリホイホイ」等の粘着タイプが主流です。
餌剤で誘引し、やってきたGを粘着剤で捕獲します。
上手く置けば大量に捕獲出来ますが、粘着剤をGが覆い尽くしてしまうと捕獲出来ないどころか巣と化してしまう場合もあるので定期的に確認し、いっぱいになる前に交換する必要があります。
牛乳瓶の内側にバターを塗ってビールに浸した少量のパン等の餌を入れて作る手作り罠でもけっこう捕獲出来ます。瓶に入り込んだGが出ようとするとバターで滑って瓶に閉じ込められるという仕掛けです。
こちらもいっぱいになる前に処理しないと巣になるので定期的なメンテナンスが必要です。
なお、粘着剤などの罠ではGを全滅させることは出来ません。
よく、ペットや小さい子供が居るので薬剤が使えないという人が罠タイプを使いたがりますが、誘引剤を使ったりしているのでかえってGを呼び寄せる危険性があります。
罠にかかるGは活動中のもののみ、巣にはまだ大量にうようよ居ますし卵もありますので全滅とはいかないのです。
罠の使用目的は次に述べる2つくらい。
1つ目は、現在のG棲息状況の確認用。
定期的に捕獲数を確認することにより、棲息状況を確認出来ます。
後に紹介する燻煙剤やベイト剤を使用後にGが減っているのか確認し、効果を確かめられます。
プロの駆除業者も確認用として使っています。
2つ目は捕まえたGを懲らしめて楽しむ用。
Gは素早い上に気持ち悪いので生け捕りすることはかなり困難ですが、罠を仕掛ければ比較的簡単に生け捕りに出来ます。
「ゴキブリホイホイ」等の粘着剤にはだいたいGをバカにしたような演出が施されています。
家の中で楽しそうにしているGのイラストや、粘着効果を高める為の足拭きマットには「いらっしゃいませ」の文字が有ったりとブラックジョーク満載ですのでこういう目的も想定しているのかもしれません。
捕らえて動けなくなったGには日頃の恨みをぶつけましょう。
家型の容器ごと叩き潰しても良し、火を点けて火炙りにしても良し、煙で燻して一酸化炭素中毒にしても良し、奴等が死んでいく様をじっくり見学出来ます。
私は放火と称して端からじわじわ燃やすのが好きですね。
楽しそうなイラストの描いてある可愛らしい家の中で炎に包まれもがき苦しみながら死に絶えるG…あの気色悪い羽に引火し燃えていく様…実にいい気味ですが、ちょっと気持ち悪いし悪趣味ですね…
牛乳瓶の罠では、様子がじっくり観察出来るので、様々な実験が出来ます。
複数の瓶で捕獲出来たらどの殺虫剤が一番効くかの実験も楽しいと思います。
熱湯に沈めて熱攻めなんかも楽しそうです。
その2~燻煙剤
「バルサン」等に代表される、煙等で殺虫成分を部屋中にばら蒔き全滅させるタイプです。
今、家の中で活動中のGを全滅させるには最適かつ最も速効性が高いのがこれです。
簡単に言えば家の中をガス室状態にしてしまうので、隙間に隠れているGにも効きます。
特に火を使う煙タイプの方がより隅々まで効きます。
ただ、Gの卵には効かないので、卵が孵る2週間後位にもう一度焚かなければ全滅とはいきません。
このタイプ最大の欠点は長所でもある隅々まで効くということです。
隅々まで殺虫成分が行き渡る為に小鳥や観賞魚などのペットがいる部屋では焚けませんし、食品や食器も置いておけません。
隙間の多い古い集合住宅の場合は隣の部屋まで殺虫成分が行き渡る恐れも有ります。
何も知らずに部屋にいたら、隣の部屋から殺虫成分が流れ込んで来て健康被害に遭ったなんて訴訟モノです、ペットを死なせてしまう恐れもあります。
集合住宅で焚く場合は隣近所の了解を得ることも重要です。
煙のタイプだと火災報知器が鳴る恐れも有りますし、いろいろと下調べや準備が必要になります。
これから毒ガスをばら蒔くというつもりで準備を整えなければ大変なことになりますので使用には細心の注意とある程度の覚悟が必要になります。
その3~ベイト剤
ホウ酸ダンゴやコンバット等に代表される毒餌タイプです。
置くだけで効くので最も手軽に、そして確実にGを全滅させることが出来ます。
Gが好む臭いの餌に毒を仕込み、知らずに食べたGが死にます。
毒餌に使用される主な薬剤は3つ。
1.ホウ酸
最もポピュラーかつ安価な対G用ベイト剤がホウ酸ダンゴです。
ジャガイモやタマネギ等のGが好む餌ダンゴにホウ酸を混入させて自作することも可能ですが、買っても安価、100円ショップで8個入りがモチロン100円で売っています。
ホウ酸を食べたGは脱水症状になります。
大抵は水を求めて外に行き、息絶えます。
多少の残留性がある毒なので、ホウ酸でやられたGの糞や死骸を食べた他のG(Gは仲間の死骸や糞を食べる習性がある)も毒でやられます。
外からやってきたGが、毒の残ったGの死骸を食べて死ぬ。仮に家に入り込んでもホウ酸ダンゴを食って脱水に苦しみ外で死ぬ。そのGを食って…という死の連鎖で姿が見えないうちに全滅に追い込みます。
ただ、多少効き目が穏やかな為、Gが食べても絶命するまで数日要しますし、脱水症状になるため家の中の水場に集まり死んでいるのを見つける場合もあります。
使用の注意点は、約15gで成人の致死量となる猛毒なので、子供やペットが誤って食べないようにすること。
効き目が切れたらただの餌ダンゴになるため有効期限内の確実な交換が必要な点です。
売っているものは子供やペットが誤食しづらく、Gが食べやすく作られたプラスチックの容器に入ってますし、パッケージに目安となる有効期限も記入されているので使いやすいです。
買っても非常に安いので初心者は自作よりも買った方が無難です。
2.ヒドラメチルノン
最も有名なベイト剤「コンバット」の主成分がこれ。
効果はホウ酸と似たようなものですが、より強力なのでホウ酸よりも短時間で効き、残留性も高いです。
速効性に優れているので、ホウ酸と同じく脱水症状で死に至るのですが、外に出るのではなく巣で絶命するらしいです。
先述の通り、仲間の死骸を食べる習性ですので、仲間が大量に暮らす巣で絶命すれば残留毒で巣ごと全滅出来るという仕組みです。
家の中で大量死されたら死骸の片付けが嫌だ…と考えがちですが、大抵は人間の目につかない場所で暮らす習性ですし、巣ごと大量死した後、卵から孵った小さなGの幼虫が毒入り死骸を食べて片付けてくれて、幼虫も全滅、更に小さなダニ等が幼虫の毒入り死骸を食べてダニ等も全滅、あとは人間の目には見えない塵となる…という死の連鎖構造なので片付けも不要です。
このタイプの注意点は有効期限です。
Gに対してホウ酸よりも効き目が強い割りには哺乳類では吸収されにくいので比較的安全性が高いです。
ホウ酸ダンゴと同じく誘引作用があるので有効期限さえ守って定期的な交換を怠らなければ強力にGから守ってくれます。
3.フィプロニル
最近話題の「ブラックキャップ」等の主成分で最新かつ最強のベイト剤です。
ホウ酸やヒドラメチルノンは脱水症状でGを死に追いやりますが、フィプロニルは神経を狂わせ死に追いやります。
この毒の特徴は先述通りの神経毒による超速効性と非常に高い残留性です。
ブラックキャップのパッケージには「置いたその日から効く」とありますが、まさしくその通り、フィプロニル入りの毒餌を食べたGは2~3時間後には神経をやられて御陀仏です。
Gはものを食べると巣に帰る習性があるのでたいていは巣に帰って息絶えます。
巣で息絶えればあとはヒドラメチルノン同様、というよりもヒドラメチルノンより強力かつ速攻で巣ごと全滅です。
フィプロニルが更に凄いのは、卵を抱えたGが食べた場合、その抱えた卵にまで効いてしまうところ、ですのでより速攻でGを全滅出来ます。
残留性の高さからベイト剤自体の効果が長いというのも特徴で、ブラックキャップの場合はパッケージには6ヶ月、一説には1年有効とも言われています。
仮に6ヶ月でも、Gが活動する期間は充分カバーできますので、年に一度の交換でGに出会わず済みそうです。
良いことずくめのフィプロニルですが、非常に強力な猛毒の為、色々と問題も有ります。
フィプロニルを食べたGが外に出た場合、当然外で死にますが、残留性が高いためにその毒が拡散しやすく、生態系に影響を与える危険性があります。
例えば、鳥が毒にやられたGを食べると当然毒にやられて死んでしまいます。
その鳥の死骸を虫が食べると虫が死に、虫の死骸をまた別の生物が食べると…という具合に強烈な死の連鎖が起こります。
実際、過去に農薬としてフィプロニルを使っていた水田の場合、その強力な残留性により赤トンボが絶滅したりしているそうです。(今では赤トンボは絶滅危惧生物)
欧米などで頻発している謎の蜜蜂大量失踪の原因もフィプロニルではないかと言われ、フランスでは使用が禁止されています。
また、フィプロニルは殺虫剤として以外にも犬のノミとりとしても使われています。
ノミとり薬として有名な「フロントライン」の主成分がこれです。
犬の首当たりに垂らすと、ノミがつかなくなりますが、その仕組みは結構恐ろしいです。
垂らした薬剤は皮膚を通過し血液中へ混入、やってきたノミは毒入り血液を飲んで御陀仏…という仕組みなので、つまりは犬自体を毒餌にする構造なのです。
ということは、使いすぎると犬がフィプロニル中毒になる危険性が高いということです。
愛犬が神経毒にやられて狂い死にするなんてだれも望まないです。
効果が高いということはより強力に殺す、つまり毒性が高く危険で影響が大きいということを理解した上で慎重に使わなければいけません。
以上、3つの薬剤ですが、全薬剤共通の注意点があります。
それは勿論、天敵との併用禁止ということです。
毒餌を食べたG自体が毒餌になる構造ですので、Gを捕食する天敵にも効いてしまいます。
ゲジやムカデが死んでしまうなら構いませんが、Gを食べた愛猫が毒にやられるのではたまりませんので。
猫を飼っている方はベイト剤の使用を避けた方が無難かもしれません。
もう一つの注意点は絶対に家の中で使用すること。
ベイト剤はどれもGを誘引します。
なので外で使えば家に来ないと考えがちですが、そこは大きな間違いです。
外には家の中どころではなく無限に大量のGが居ます。
外に置いてしまうと遠くから臭いを嗅ぎ付けた大量のGが家に向かってやってきてしまいます。
確かに毒餌を食べたGは死にますが、下手をすると家の周囲がGの死骸だらけになるかもしれません。
家の中に置いておけば、家の周囲にやってきたGのみが臭いを嗅ぎ付け、侵入し毒餌を食べます。侵入する前に毒でやられたGを見つけてそれを食べ、死んでくれるかもしれません。
毒薬の大量拡散にも繋がりかねないので、必ず家の中で使うようにしましょう。
以上がG大量殺戮グッズの数々でした。
大量殺戮するだけに様々な注意点がありますが、どれも非常に強力です。
理想的な使い方は各タイプを併用すること。
燻煙剤2度焚きで今いるGを全滅に追いやり、後から来たGはベイト剤で一網打尽、罠を仕掛けて現在のG棲息状況を確認し、場合によっては再度の燻煙もしくはベイト剤を増やす。
ここまですれば大抵の場合Gを目にすることは無くなります。
ここまでくれば家の中のGは殲滅したも同然ですが、またやって来るかもしれません。
次回はGの来ない環境作りについて紹介したいと思います。
Gの大量殺戮兵器は色々と有ります。
うまく使えばGとおさらば出来る日が来るかもしれません。
今回もタイプ別にまとめてみました。
その1~罠
Gを大量に捕獲する罠「ゴキブリホイホイ」等の粘着タイプが主流です。
餌剤で誘引し、やってきたGを粘着剤で捕獲します。
上手く置けば大量に捕獲出来ますが、粘着剤をGが覆い尽くしてしまうと捕獲出来ないどころか巣と化してしまう場合もあるので定期的に確認し、いっぱいになる前に交換する必要があります。
牛乳瓶の内側にバターを塗ってビールに浸した少量のパン等の餌を入れて作る手作り罠でもけっこう捕獲出来ます。瓶に入り込んだGが出ようとするとバターで滑って瓶に閉じ込められるという仕掛けです。
こちらもいっぱいになる前に処理しないと巣になるので定期的なメンテナンスが必要です。
なお、粘着剤などの罠ではGを全滅させることは出来ません。
よく、ペットや小さい子供が居るので薬剤が使えないという人が罠タイプを使いたがりますが、誘引剤を使ったりしているのでかえってGを呼び寄せる危険性があります。
罠にかかるGは活動中のもののみ、巣にはまだ大量にうようよ居ますし卵もありますので全滅とはいかないのです。
罠の使用目的は次に述べる2つくらい。
1つ目は、現在のG棲息状況の確認用。
定期的に捕獲数を確認することにより、棲息状況を確認出来ます。
後に紹介する燻煙剤やベイト剤を使用後にGが減っているのか確認し、効果を確かめられます。
プロの駆除業者も確認用として使っています。
2つ目は捕まえたGを懲らしめて楽しむ用。
Gは素早い上に気持ち悪いので生け捕りすることはかなり困難ですが、罠を仕掛ければ比較的簡単に生け捕りに出来ます。
「ゴキブリホイホイ」等の粘着剤にはだいたいGをバカにしたような演出が施されています。
家の中で楽しそうにしているGのイラストや、粘着効果を高める為の足拭きマットには「いらっしゃいませ」の文字が有ったりとブラックジョーク満載ですのでこういう目的も想定しているのかもしれません。
捕らえて動けなくなったGには日頃の恨みをぶつけましょう。
家型の容器ごと叩き潰しても良し、火を点けて火炙りにしても良し、煙で燻して一酸化炭素中毒にしても良し、奴等が死んでいく様をじっくり見学出来ます。
私は放火と称して端からじわじわ燃やすのが好きですね。
楽しそうなイラストの描いてある可愛らしい家の中で炎に包まれもがき苦しみながら死に絶えるG…あの気色悪い羽に引火し燃えていく様…実にいい気味ですが、ちょっと気持ち悪いし悪趣味ですね…
牛乳瓶の罠では、様子がじっくり観察出来るので、様々な実験が出来ます。
複数の瓶で捕獲出来たらどの殺虫剤が一番効くかの実験も楽しいと思います。
熱湯に沈めて熱攻めなんかも楽しそうです。
その2~燻煙剤
「バルサン」等に代表される、煙等で殺虫成分を部屋中にばら蒔き全滅させるタイプです。
今、家の中で活動中のGを全滅させるには最適かつ最も速効性が高いのがこれです。
簡単に言えば家の中をガス室状態にしてしまうので、隙間に隠れているGにも効きます。
特に火を使う煙タイプの方がより隅々まで効きます。
ただ、Gの卵には効かないので、卵が孵る2週間後位にもう一度焚かなければ全滅とはいきません。
このタイプ最大の欠点は長所でもある隅々まで効くということです。
隅々まで殺虫成分が行き渡る為に小鳥や観賞魚などのペットがいる部屋では焚けませんし、食品や食器も置いておけません。
隙間の多い古い集合住宅の場合は隣の部屋まで殺虫成分が行き渡る恐れも有ります。
何も知らずに部屋にいたら、隣の部屋から殺虫成分が流れ込んで来て健康被害に遭ったなんて訴訟モノです、ペットを死なせてしまう恐れもあります。
集合住宅で焚く場合は隣近所の了解を得ることも重要です。
煙のタイプだと火災報知器が鳴る恐れも有りますし、いろいろと下調べや準備が必要になります。
これから毒ガスをばら蒔くというつもりで準備を整えなければ大変なことになりますので使用には細心の注意とある程度の覚悟が必要になります。
その3~ベイト剤
ホウ酸ダンゴやコンバット等に代表される毒餌タイプです。
置くだけで効くので最も手軽に、そして確実にGを全滅させることが出来ます。
Gが好む臭いの餌に毒を仕込み、知らずに食べたGが死にます。
毒餌に使用される主な薬剤は3つ。
1.ホウ酸
最もポピュラーかつ安価な対G用ベイト剤がホウ酸ダンゴです。
ジャガイモやタマネギ等のGが好む餌ダンゴにホウ酸を混入させて自作することも可能ですが、買っても安価、100円ショップで8個入りがモチロン100円で売っています。
ホウ酸を食べたGは脱水症状になります。
大抵は水を求めて外に行き、息絶えます。
多少の残留性がある毒なので、ホウ酸でやられたGの糞や死骸を食べた他のG(Gは仲間の死骸や糞を食べる習性がある)も毒でやられます。
外からやってきたGが、毒の残ったGの死骸を食べて死ぬ。仮に家に入り込んでもホウ酸ダンゴを食って脱水に苦しみ外で死ぬ。そのGを食って…という死の連鎖で姿が見えないうちに全滅に追い込みます。
ただ、多少効き目が穏やかな為、Gが食べても絶命するまで数日要しますし、脱水症状になるため家の中の水場に集まり死んでいるのを見つける場合もあります。
使用の注意点は、約15gで成人の致死量となる猛毒なので、子供やペットが誤って食べないようにすること。
効き目が切れたらただの餌ダンゴになるため有効期限内の確実な交換が必要な点です。
売っているものは子供やペットが誤食しづらく、Gが食べやすく作られたプラスチックの容器に入ってますし、パッケージに目安となる有効期限も記入されているので使いやすいです。
買っても非常に安いので初心者は自作よりも買った方が無難です。
2.ヒドラメチルノン
最も有名なベイト剤「コンバット」の主成分がこれ。
効果はホウ酸と似たようなものですが、より強力なのでホウ酸よりも短時間で効き、残留性も高いです。
速効性に優れているので、ホウ酸と同じく脱水症状で死に至るのですが、外に出るのではなく巣で絶命するらしいです。
先述の通り、仲間の死骸を食べる習性ですので、仲間が大量に暮らす巣で絶命すれば残留毒で巣ごと全滅出来るという仕組みです。
家の中で大量死されたら死骸の片付けが嫌だ…と考えがちですが、大抵は人間の目につかない場所で暮らす習性ですし、巣ごと大量死した後、卵から孵った小さなGの幼虫が毒入り死骸を食べて片付けてくれて、幼虫も全滅、更に小さなダニ等が幼虫の毒入り死骸を食べてダニ等も全滅、あとは人間の目には見えない塵となる…という死の連鎖構造なので片付けも不要です。
このタイプの注意点は有効期限です。
Gに対してホウ酸よりも効き目が強い割りには哺乳類では吸収されにくいので比較的安全性が高いです。
ホウ酸ダンゴと同じく誘引作用があるので有効期限さえ守って定期的な交換を怠らなければ強力にGから守ってくれます。
3.フィプロニル
最近話題の「ブラックキャップ」等の主成分で最新かつ最強のベイト剤です。
ホウ酸やヒドラメチルノンは脱水症状でGを死に追いやりますが、フィプロニルは神経を狂わせ死に追いやります。
この毒の特徴は先述通りの神経毒による超速効性と非常に高い残留性です。
ブラックキャップのパッケージには「置いたその日から効く」とありますが、まさしくその通り、フィプロニル入りの毒餌を食べたGは2~3時間後には神経をやられて御陀仏です。
Gはものを食べると巣に帰る習性があるのでたいていは巣に帰って息絶えます。
巣で息絶えればあとはヒドラメチルノン同様、というよりもヒドラメチルノンより強力かつ速攻で巣ごと全滅です。
フィプロニルが更に凄いのは、卵を抱えたGが食べた場合、その抱えた卵にまで効いてしまうところ、ですのでより速攻でGを全滅出来ます。
残留性の高さからベイト剤自体の効果が長いというのも特徴で、ブラックキャップの場合はパッケージには6ヶ月、一説には1年有効とも言われています。
仮に6ヶ月でも、Gが活動する期間は充分カバーできますので、年に一度の交換でGに出会わず済みそうです。
良いことずくめのフィプロニルですが、非常に強力な猛毒の為、色々と問題も有ります。
フィプロニルを食べたGが外に出た場合、当然外で死にますが、残留性が高いためにその毒が拡散しやすく、生態系に影響を与える危険性があります。
例えば、鳥が毒にやられたGを食べると当然毒にやられて死んでしまいます。
その鳥の死骸を虫が食べると虫が死に、虫の死骸をまた別の生物が食べると…という具合に強烈な死の連鎖が起こります。
実際、過去に農薬としてフィプロニルを使っていた水田の場合、その強力な残留性により赤トンボが絶滅したりしているそうです。(今では赤トンボは絶滅危惧生物)
欧米などで頻発している謎の蜜蜂大量失踪の原因もフィプロニルではないかと言われ、フランスでは使用が禁止されています。
また、フィプロニルは殺虫剤として以外にも犬のノミとりとしても使われています。
ノミとり薬として有名な「フロントライン」の主成分がこれです。
犬の首当たりに垂らすと、ノミがつかなくなりますが、その仕組みは結構恐ろしいです。
垂らした薬剤は皮膚を通過し血液中へ混入、やってきたノミは毒入り血液を飲んで御陀仏…という仕組みなので、つまりは犬自体を毒餌にする構造なのです。
ということは、使いすぎると犬がフィプロニル中毒になる危険性が高いということです。
愛犬が神経毒にやられて狂い死にするなんてだれも望まないです。
効果が高いということはより強力に殺す、つまり毒性が高く危険で影響が大きいということを理解した上で慎重に使わなければいけません。
以上、3つの薬剤ですが、全薬剤共通の注意点があります。
それは勿論、天敵との併用禁止ということです。
毒餌を食べたG自体が毒餌になる構造ですので、Gを捕食する天敵にも効いてしまいます。
ゲジやムカデが死んでしまうなら構いませんが、Gを食べた愛猫が毒にやられるのではたまりませんので。
猫を飼っている方はベイト剤の使用を避けた方が無難かもしれません。
もう一つの注意点は絶対に家の中で使用すること。
ベイト剤はどれもGを誘引します。
なので外で使えば家に来ないと考えがちですが、そこは大きな間違いです。
外には家の中どころではなく無限に大量のGが居ます。
外に置いてしまうと遠くから臭いを嗅ぎ付けた大量のGが家に向かってやってきてしまいます。
確かに毒餌を食べたGは死にますが、下手をすると家の周囲がGの死骸だらけになるかもしれません。
家の中に置いておけば、家の周囲にやってきたGのみが臭いを嗅ぎ付け、侵入し毒餌を食べます。侵入する前に毒でやられたGを見つけてそれを食べ、死んでくれるかもしれません。
毒薬の大量拡散にも繋がりかねないので、必ず家の中で使うようにしましょう。
以上がG大量殺戮グッズの数々でした。
大量殺戮するだけに様々な注意点がありますが、どれも非常に強力です。
理想的な使い方は各タイプを併用すること。
燻煙剤2度焚きで今いるGを全滅に追いやり、後から来たGはベイト剤で一網打尽、罠を仕掛けて現在のG棲息状況を確認し、場合によっては再度の燻煙もしくはベイト剤を増やす。
ここまですれば大抵の場合Gを目にすることは無くなります。
ここまでくれば家の中のGは殲滅したも同然ですが、またやって来るかもしれません。
次回はGの来ない環境作りについて紹介したいと思います。