半月ほど前の話ですが、フェイスブックの友人が亡くなりました。この方、一度しかお会いしたことがないのですが、フェイスブックでの僕の投稿に時々コメントをしてくださったり、優しい方でした。多分、僕より2~3歳年上の方。

 

友人の奥様がフェイスブックに訃報を投稿してくださいました。

 

食道がんのステージ4で、4年ほど闘病していたこと。昨年から肺炎になり、片方の肺は壊死していたこと。頸椎に癌が転移し骨折したこと。モルヒネでなんとか痛みには耐えていたけど、奥様の「もう少し頑張れる?」の問いに「もう辛いので逝かせてほしい」と答えたこと。最後の4時間は酸素マスクを外して、パソコンで二人の想いでの写真を見ながら静かに息を引き取ったこと。

 

読んでいてとても悲しくなりましたが、改めて、これが人間の、生まれて、生きて、旅立つ姿なのかな、と思いました。

 

もし自分の癌が発見されたときに、末期だったとしたら、こういう状況になっていたのかな、とか、自分だったらどのようにして、奥さんや子供たちを悲しませないで逝くことができるか・・・色々と考えてしまいました。

 

奥様が「コメントは書かずに、そっと手を合わせてください」と書かれていました。友人からのコメントを読むのはきっと辛いんだろうな、と思いました。なので、ここで書かせていただきたいと思います。

 

故人のご冥福をお祈りいたします。