先般、水利組合から管轄する農地の地主名と地積を地図に落としたものがほしいと依頼があり、日頃よりお世話になっているので作成して差し上げました。

 

1年ほど前より、僕もいい農地がないかと少しづつ所有者の調査をしていたので、それも使えるなと思い資料のまとめをしていた時、ある農地の名義が変わっていることに気付きました。

 

こんな名前の地主さんはいなかったはずと、登記情報を取り見てみると昨年相続があり、今年5月に相続登記がなされていました。

 

新所有者は農地から少し離れた所に住み、女性でしたので娘さんに相続したんだろうと思い、住まいもマンション暮らしのようでした。

 

それならば農業を続けるのは難しいんじゃないかと思い、その方を訪ねることにしました。

 

夫婦2人暮らしで、農業は親戚の人に手伝ってもらうようで先日田植えをしたとの事でした。

 

土地については、農業を続けるのは面倒なので売るか貸すかを考えても良いとの事でした。

 

相続して直ぐに売ると親戚からどう思われるか・・・と心配な面はあるようで、夫婦で考えてみてくださいと伝え、また後日伺うことにしました。

 

土地の真ん中に里道があるので、その払下げの可能性はあるのかどうか調査士に頼んでいます。

 

もし払下げ可能なら、調整区域とは言え間口の広い結構良い土地になります。