JR茨木駅2分 体の硬い人専門の
ヨガスタジオReBorn(リボーン)
節分の豆まき
「今年の節分は2月2日ですね。」先週、クラスのみなさまにお話すると「えっ~節分はいつも3日じゃないの?!」という声がありました。
「節分」とは四季を分ける節目のこと。本来は季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の「前日」を指す言葉でした。ただ、このうち春の始まりを表す「立春の前日」だけが「節分の日」として残ったようです。
つまり、立春が定まれば節分もその前日として定まるわけです。この立春の日が、今年は1日早まるために節分も2月2日になります。
みなさんは、豆まきをされますでしょうか。
私は“渡辺姓”になって30年が経ちましたが、“渡辺”に生まれて60年近くになる主人が、先日、とあるテレビ番組を見て驚きの声をあげていたのです。

ワタナベさんは豆まきをしない!
それは、なんと「ワタナベ」姓の人は豆まきをする必要がないというもの。
なぜ、ワタナベさんが豆まきをしないでいいのか。
その理由は、鬼がワタナベさんを怖がって近づかないので、わざわざ追い払う必要性がないというのです。
平安時代にさかのぼる伝説なのですが、大江山(京都府)を拠点とする鬼・酒呑童子が多くの鬼を従えて都を荒らしまわっていた頃、武将・源頼光は渡辺綱らによる討伐隊を結成、鬼退治に行き、見事に酒呑童子を仕留めたのです。
後日、酒呑童子配下の鬼・茨木童子が仇をとるために討伐隊を襲撃。
しかし返り討ちに遭い、渡辺綱に腕を切り落とされてしまったと言うお話し。
のちに、茨木童子は腕を取り戻すことに成功するが、渡辺綱の強さは彼らに衝撃を与え、そのため鬼は渡辺一門を恐れるようになり、ひいてはワタナベ姓の子孫にも近づかなくなったというのです。
鬼も怖がるワタナベさん
なのでワタナベさんはわざわざ豆まきをしなくてもいいとのこと。
この鬼退治伝説は関西圏の話ですが、豆まきをしないワタナベさんは東北地方などにも広く分布しているそうです。
福だけを招けば良いとは、まさにワタナベさん最強伝説。
鬼より強いとは知りませんでした。
そして、こんな所に“茨木童子”という名前が出てくるとは…。
何となく、歴史のつながり、面白さを感じました!
ちなみに主人の家では、そんな事も知らず子供の頃から豆まきをやっていたらしいですけどね!
みか
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