目と自律神経の関係について
今回がいよいよラストです！
今回は目が疲れる距離は？
（目とPC、スマホなど対象物との距離）
ということで。
どれくらいの距離でしょうか？
① 30センチ
② 60センチ
③ 100センチ
正解は、
全部です。
情報化社会における子どもを対象とした
近見視力検査の意義と有効性に関する研究より
100センチから近づくにつれ
遠距離、近距離のピント調整する
毛様体筋が過剰緊張します。
こんなことありませんか？
PCやスマホを見てから遠くを見ると
なんか最初ぼやける・・・
これが毛様体筋が緊張している証拠です。
この緊張状態が続くことで、
目の血行不良が起こり、視神経から脳へのストレスになり、
結果、自律神経の切替がうまくいかなくなります。
本来
近くを見るときは副交感神経、
遠くを見るときに交感神経、
がスイッチが入りやすいです。
しかし、
近くのPCやスマホを見ることで、
交感神経優位の状態になってしまいます。
本来の働きと矛盾が起こり、
これが脳へのストレスになります。
対策としては、
○目一杯眼球を動かしましょう！
左上→右下→右上→左下と四隅を3秒ずつ見ます。
これを3分行いましょう！
○遠くを見ましょう！
近く、遠くを交互に10秒眺めます。
できるだけ水平線や沖の波、森林など、
遮へい物がないところがベストです。
これらを行うことで、
毛様体筋のストレッチになるので
目の疲労回復、自律神経を整える
ということに効果があります。
3回にわたり目と自律神経のお話しを
してきましたがいかがだったでしょうか？
少し意識することで目の疲れや
脳の疲労の軽減になります。
ぜひ実践してみてください！
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