「自己肯定感が大事」

「自分を愛しましょう」

 

これまでの学びで

散々聞いた言葉です。

 

わかってます、

でも、それができるなら苦労しません。

 

たしかに、自分を否定していては

人生上手くいきませんし、

 

自分を嫌っていては

自分を幸せにすることはできないでしょう。

 

人と比較しては

自信をなくしていくでしょうし、

 

自信がなければ

人間関係も経済も上手く回りません。

 

だから、

 

「自分を愛しましょう」

「自信を持ちましょう」

「自分を認めましょう」

 

と言われます。

 

でも、それがなかなか

しようと思ってもできないのです。

 

感覚的なことですので、なかなか

言葉で教えられることではありません。

 

自転車や水泳に例えてみても、

 

足をこうして、手をこうする

と言われても、できるようにはならないです。

 

いい選手がいいコーチになるとは限らないように、

 

自分を愛せて、自己肯定感の高い人が

 

「どうしたらそうなれるのか」というのを

教えられるとは限りません。

 

その人の「在り方」から

学べることは多いと思いますが、

 

やはり、同じようになれるかは

わからないですよね。

 

自己肯定感をあげなくちゃ

と思って、

 

自分を褒めてみたり、

できたことをリストにしたり、

潜在意識やインナーチャイルドを

癒してみたり・・・

 

いろんなことをやってみます。

 

それで、腑に落ちて

自己肯定感が上がる人もいるでしょう。

 

でも、私は無理でした。

 

これが「自己肯定感のワナ」とも

言えると思っているのですが、

 

自己肯定感が低いことが

原因なのではなくて、

 

そもそも、自分を否定する根本原因を

解消できていないのです。

 

「自分を愛しましょう」

も同じで、

 

自分が嫌いなことが

原因というよりは、

 

自分を嫌いになる

根本原因があるはずです。

 

そこを見ずして、

 

「嫌いなものを好きになりましょう」

というのは無理があると思います。

 

自分を受け入れて肯定しているとか、

自分を愛して大事にしているというのは

 

結果的にそうなっているもので

 

目指してなれる、なろうと思ってなれる

ものではないのです。

 

まずは、その事実を受け入れて

 

自己肯定感を高めようとか

自分を愛することを目指すのを

 

いったんやめてみた方が

いいかもしれません。

 

無理やり、自分に強いていたとしたら

まったく本末転倒ですので。

 

 

長くなりましたので、

いったん終わります。

 

 

 

 

 

=本日のおたわごと=

 

食欲がないと、人生つまんない。