みんな持って生まれた
条件は様々です。
国籍、容姿、IQ、体質、
家庭環境etc
自分の欠点を
”隣の芝生”と比較しては、
あーだこーだと
文句を言いたくなるものです。
でも、自分には見えていないだけで、
”お隣りさん”は”お隣りさん”なりに
色々あったりするものです。
よくあるのが、
「あの人は美人で得ね」
「あいつは賢いから勝てない」
「あそこは裕福で苦労がない」
などと見てしまいます。
たしかに、そういう一面も
あるとは思います。
でも、その人なりの
悩みもあるはずです。
美人の人は、
いつもその容姿に見合ったレベルの
内面や知性を期待されてしまうし、
賢い人は、
自分に理解できないことがあると
普通の人以上に苦しむかもしれないし、
裕福な人は、
何でも手に入る人生が
退屈でつまらないかもしれない。
その人や、そのレベルでの
悩みや苦しみがあるものです。
自分に配られたカードに
文句を言っても仕方がないのです。
与えられたカード（条件）で
勝負するのが、
この「人生ゲーム」での
ルールです。
頭ではわかってはいるのです。
でも、手持ちの札の
不利なカードを見ては、
文句を言いたくなってしまうのです。
でも、よーく考えてみて、
絶世の美女に生まれた方が
本当に良かったのか？
努力したり、自分の生き様で
美しくなれた方がずっといい
そう思います。
それに、若い時ならまだしも、
年齢を重ねてからのその人は、
努力したり、自分を磨いた
結果のはずです。
生まれつきのものでも、
何も手もかけず、磨きもしなければ
そんなに長い間
維持できないでしょう。
自分が手持ちのカードに
文句を言っていた間に、
ライバルはせっせと
自分を磨いているかもしれません。
自分の敵は、
他の誰でもない自分自身だということ。
さぁ、
まだゲームは終わっていません。
ゲームの最後まで
勝負はわからないもの。
自分との勝負ですよ。
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『内向型の目覚め』