最近Xiaomi系に傾倒してましたが、久しぶりに全く違う方向性の端末を手にすることに!
というわけで、Motorola edge 30 proを買いました!
POCO F4 GT買ったばかりやんけ…
とはいえ色々遊びたい環境を整える最後の一手って感じでこれでスマホに関して購入はしばらくお休みです。
タブレットは今後買うかもですがw(Xiaomi pad 6の情報待ち
さて、モトローラ端末です。
老舗のメーカーなのは知ってますし、Lenovo傘下になってるのも知ってるんですけど今の今までモトローラ製品を使ったことがありません。
なのでこのメーカーについては全くの初心者ですので至らぬ点ご容赦ください。
良い所も悪い所も掘り下げていこうと思います。
▲カラーは正直かっこいい。
緑と青、光の当たった感じで色が変化します。
同じSnapdragon 8 gen 1搭載のPOCO F4 GTについては
をご参照ください。
・基本的なスペック
・ここが良い、ここが微妙な一覧表
・〇△×詳細
・ゲーム検証①ミリシタ
・ゲーム検証②プリコネ
・ゲーム検証③ウマ娘
・ゲーム検証④原神
・ゲーム検証⑤グラブル
・antutuスコア
・まとめ
・基本的なスペック
・外形
高さ:163.06 mm
幅:75.95 mm
厚さ:8.79 mm
重量:196 g
サイズ:6.7インチ
・ディスプレイ(OLED)、GorillaGlass 3
解像度:2400 x 1,080(FHD+)、393ppi
アスペクト比:20:9
明るさ:HBM 700nits
リフレッシュレート:144 Hz
タッチサンプリングレート:360 Hz
表示色:10億色
・SoC:Snapdragon 8 Gen 1
・GPU:Adreno 730
・OS:Android 12
・カメラ
📷リアカメラ
広角(メイン):5,000万画素(OmniVision OV50A40)
超広角+マクロ:5,000万画素(SAMSUNG ISOCELL JN1)
深度:200万画素(OmniVision OV02B10)
OIS(光学手振れ補正有り)
ビデオ録画性能:
メイン
7680×4320(8K)|24fps
3840×2160(4K)| 60fps/30fps
1920×1080(2K)| 60fps/30fps
1280×720(FHD)| 60fps/30fps
スローモーションビデオ:
1280×720(FHD)| 960fps、240fps、120fps
超広角/マクロ
3840×2160(4K)| 60fps/30fps
1280×720(FHD)| 30fps
📷フロントカメラ:6,000万画素(OmniVision OV60A40)
ビデオ録画性能:
3840×2160(4K)| 60fps/30fps
1280×720(FHD)| 60fps/30fps
スローモーションビデオ:
1280×720(FHD)| 240fps、120fps
・スピーカー:ステレオ(デュアルスピーカー,Dolby Atmos)
イヤホンジャック無し
Snapdragon Sound対応
・メモリ+ストレージ
8GB + 128GB / 12GB + 256GB(日本発売はこの2種類)
LPDDR5 RAM + UFS3.1 ストレージ
・バッテリー:4800 mAh
充電速度:最大68Wの高速充電対応
ワイヤレス:15W対応
給電性能(パワーシェア)有り:ワイヤレス最大5W
・スタイラスペン(motorola smart stylus)対応
タッチサンプリングレート:240Hz
筆圧:約4000階調
・ポート:USB-TypeC(USB3.1)
・防塵/防水:IP52
・生体認証:指紋/顔認証
・Ready For機能あり
・マイクロSD非対応
・ワイヤレス接続/対応バンド/GPS/NFC
・ここが良い、微妙な一覧表
〇 LEDで発色が良い
〇 リフレッシュレート144Hz、タッチサンプリングレート360Hz
〇 最大68Wの急速充電、15Wのワイヤレス充電、5Wのワイヤレス給電対応
〇 Snapdragon 8 Gen 1がハイエンドチップ
〇 メモリ、ストレージ規格が最新(LPDDR5、UFS3.1)
〇 日本正式版なので幅広いバンド対応、VoLTEもしっかり対応
〇 指紋、顔認証は文句なしの精度
〇 6.7インチの大型スマホながら200g切りの196g
〇 ThinkShield for mobileによりネット環境での防御力アップ
〇 Ready For機能あり
― Snapdragon Soundに対応、TWS使用によって良いサウンド環境に。但し…
〇 非対称デュアルスピーカー、Dolby Atmosで音は良い
〇 ハイエンド端末にしては10万円切り、MNP最安で5万円前半~
▲ カメラはハイエンドではないものの普通に性能は良い
△ 画面側がGorillaGlass 3で同価格帯でもVictus使用されている中で劣る
△ 充電は早いがバッテリー持ちは良くない
△ NFCは対応してるが、おサイフケータイ対応ではない
△ イヤホンジャック無し
△ マイクロSD非対応
△ Motorola smart stylus(モトローラ スマート スタイラス)対応も日本販売は現状無し。(公式オンラインショップにもラインナップされず
△ 背面TPUは付属するが画面の保護フィルムはなし、準備が必要
× SoCの発熱が大きい
× 熱による性能低下も大きい
× 防水、防塵は期待できない(IP52)
・〇△×詳細
〇 LEDで発色が良い
言わずもがなです、このレベルのスマホであれば問題ないクオリティです。
色味はPOCO F4 GTよりも鮮やかに感じます。
〇 リフレッシュレート144Hz、タッチサンプリングレート360Hz
リフレッシュレートの高さはバッテリー消費にも影響がありますが、高リフレッシュレートのぬるぬるさが嫌じゃなければこれを体感してしまうと抜けられなくなります。
タッチサンプリングレートは360Hz、もう一声欲しいところだけど及第点。
〇 最大68Wの急速充電、15Wのワイヤレス充電、5Wのワイヤレス給電対応
最近多くなってきた120Wほどの能力ではないものの、68Wでも十分な速度。
更にワイヤレス充電にも対応し、自ら5Wでワイヤレス給電も出来てしまいます。
ワイヤレス充電対応なTWSの充電に便利ですね!
〇 Snapdragon 8 Gen 1がハイエンドチップ
発熱問題のあるSoCだけど最適化含めてやはり第一線級。
〇 メモリ、ストレージ規格が最新(LPDDR5、UFS3.1)
最新の規格です。
特にストレージのUFS3.1の速度は大容量アプリのダウンロードでより体感できると思います。
ただ、antutuだとMEMの項目がやや弱い感じがするのでそこが若干気がかりです。(制御してるなら良いのですけど
〇 日本正式版なので幅広いバンド対応、VoLTEもしっかり対応
詳細は↑にもあるスクショにて。
各キャリアのプラチナバンドに対応。
日本版なので特にバンドには問題ないものの、5Gでドコモのn79には非対応。
〇 指紋、顔認証は文句なしの精度
こちらも特に問題ないです。
POCO F4 GTと比較しても遜色がありません。
〇 6.7インチの大型スマホながら200g切りの196g
200g切りには驚きました!
思ったよりも軽いです。
〇 ThinkShield for mobileによりネット環境での防御力アップ
基本的にスマホのセキュリティに関しては個人レベルで対応しないといけませんが、モトローラ系(Lenovo)はこの機能があるようで。
個人レベルでセキュリティ系は入れるべきだとは思いますがこれで幾分か防御力アップしてる点は評価に値すると思います。
〇 Ready For機能あり
機能に関してはモトローラ公式の
をご覧ください。
〇評価の基準としては色々な場面の拡張性に優れていると感じたからです。
いや、ハイエンドスマホもハイエンドタブレットもゲーミングPCもあるしそれぞれ環境ちゃんと整えてるからって方に必要か?って感じもしますけど、環境弱い所に行ったときなんかはケーブルさえ準備しておけば大画面でコンテンツを楽しめるのはある意味利点かと思いますし、そういう環境じゃない人にとっては拡張性の大きな機能かなと思います。
AndroidTV的な利用法もできますからね。
- Snapdragon Soundに対応、TWS使用によって良いサウンド環境に。但し…
ワイヤレスイヤホン(TWS)の環境が強い人にとって大きな点ですね。
これも説明すると長くなるので詳細はSnapdragon Soundの公式をご覧ください。
但し…の部分ですが、いくら低遅延とはいえ音ゲーでどうかというと厳しいと思います。
あまり遅延が気にならないゲームならまだしも、音ゲーについて調べると否定的な意見が多いです。
あくまで音楽を楽しむ機能の一つとして利用すべきだと思います。
あとは対応のTWSの準備も必要となります。(比較的高価です
〇部分の評価ですが、個人的に環境が整ってないので良いだろう判断です、すみません。
〇 非対称デュアルスピーカー、Dolby Atmosで音は良い
正直音に関しては耳に自信はありませんが、クアッドスピーカーのPOCO F4 GTがややシャカシャカ音で軽いのに対して低音がしっかり出てる感がしました。
思った以上に音が良いなぁというのが第一印象です。
ただ安い端末と比べれば良いという感じなので過度な期待は禁物です。
音でいえばTWSの方がこの端末はメインでしょうから対応TWSでその音をお楽しみいただくのが一番良いかと思います。
〇 ハイエンド端末にしては10万円切り、MNP最安で5万円前半~
公式でも9万円切りという安い値段です。
2モデルありますが、8GB/128GBと12GB/256GB版とでは3000円しか違いがないので高スペックの方を選ぶ方が良いです。(マイクロD非対応なのでストレージ大きい方が便利です
MNPでIIJmioが8GB/128GBで51,800円、12GB/256GBで54,800円という破格なセールをしています。
8GB/128GB版が17日発売ですが、12GB/256GB版は入荷しては売り切れが続いています。(6/12現在
▲ カメラはハイエンドではないものの普通に性能は良い
カメラが主力の商品ではないので性能に関してはミドルかなぁって感じはします。
カメラ評価できるほどの知識はありませんが、色々な評判や実際に撮影してみた結果からそのように判断しております。
写真を幾つかご紹介。
遠景は1.0倍と4.0倍の写真となります。
POCO F4 GTとMotorola edge 30 proの比較となります。
▲こちらはPOCO F4 GT。
補正が強めで緑がより緑っぽくなってる感じですね。
手前側の木の暗い部分はより暗い感じになってます。
4倍ズームもキレイではありませんがイチョウの木の模様まで見えてます。
▲こちらはMotorola edge 30 pro。
色味はこちらのが自然な感じです。
POCOと比べると手前側の木の模様がしっかり見えてるのですが同じ4.0倍のズームが壊滅的にダメでした。
1.0倍の写真も拡大すると遠くの文字がしっかり見えたのはPOCOの方でした。
単純に撮り方が悪かったのかもしれません、後日また検証してみます。
(6/15 ※追記)
4倍ズームの写真に関して追加で撮影してみました。
こちらはPOCO F4 GT。
相変わらず色調の補正が強く感じますが葉っぱの輪郭や文字がはっきり見えます。
こちらがMotorola edge 30 pro。
葉っぱの輪郭や文字がやや見えにくくなってます。
というわけでこのくらいのズームだとやはりMotorola edge 30 proは弱いという結論に至りました。
そもそも望遠レンズが無いスマホでズームしての撮影ってのはあまりしないと思うのでその辺はあまり気にしないで良いのかもしれません。
Motorola edge 30 proは基本的に近距離にそこそこ強いという認識で良いと思います。
近景での比較です。
▲POCO F4 GTによる通常撮影。
補正が強くてカラースプレーの花のような感じに。
近景だと焦点距離が短く、花(ガク)にピントが合うとその後ろがボケてしまってます。
これはこれで味がありますけどね。
更に近くを撮影。
otorola edge 30 proと比べると細かく写ってないのが分かりますし、キンギョソウは花だけにピントがあって他はボケボケに。
▲Motorola edge 30 pro通常撮影。
色味もナチュラルですし幹や葉はもちろん、背景の壁もボケずにしっかりと写ってます。
▲Motorola edge 30 proのマクロ撮影。
マクロがそこそこ強いだけあってPOCO F4 GTよりはかなり良く撮れてます。
キンギョソウの後ろにあるキャップはPOCO F4 GTだと何が写ってるのか分かりませんがこちらは文字もはっきり読めます。
次に暗がりの撮影です。
POCO F4 GTの時と同じ光源にしてます。
前回撮影した比較も置いてみます。
▲POCO F4 GT撮影。
▲こちらはMotorola edge 30 pro。
明らかにMotorola edge 30 proの方が同じ暗がりでも明るくしっかり撮れています。(若干色は飛びました
暗所に関してはMotorola edge 30 proの方が良さそうです。
カメラの評価としては遠くには弱いけど近くと暗所ならPOCO F4 GTよりも強いって感じです。
ハイエンドなカメラには全然及ばないでしょうけど日常使いには全然問題がないカメラとは言えます。
△ 画面側がGorillaGlass 3で同価格帯でもVictus使用されている中で劣る
△ 背面TPUは付属するが画面の保護フィルムはなし、準備が必要
コストカット部分なのかな。
とりあえず同梱アイテムの中には背面保護のTPUはあるんですが、背面はGorillaGlass 5なんです。
画面側にはフィルムが貼り付けてあったり同梱されてないので傷から守りたいなら早めにフィルムの購入を。
△ 充電は早いがバッテリー持ちは良くない
これはSoCの影響も大きいですが充電速度分、持ちが悪いです。
1日もたないようなハードな使い方ってよほどのことはないですが充電を忘れないようにしましょう。
△ NFCは対応してるが、おサイフケータイ対応ではない
△ イヤホンジャック無し
△ マイクロSD非対応
この辺は最近のSIMフリー端末でも多いです。
おサイフケータイに関しては必要な人は対応端末をご購入ください。
NFCは使えるのでマイナンバーカード関係やVISAのタッチ決済等は利用できます。
△ Motorola smart stylus(モトローラ スマート スタイラス)対応も日本販売は現状無し。
(公式オンラインショップにもラインナップされず)
これはペン好きな人にとっては残念な状況です。
少なくとも対応はしてるんで買える環境にはしてもらいたかったですね。
× SoCの発熱が大きい
× 熱による性能低下も大きい
この辺に関してはSnapdragon 8 gen 1の弱点です。
負荷の大きな作業にはスマホクーラーが必須になってきますが、通常のブラウジング等ではほんのり温かくなる程度です。
とはいえこれからの夏では通常の使用でもバッテリーに負荷がかかってしまうので熱対策はしっかりしておきましょう。
あと急速充電時に発熱も気になるほど大きいのでこちらも専用の充電器を使用する際はご注意を。
× 防水、防塵は期待できない(IP52)
撥水はしてくれるらしいですがこの等級は基本的に水一滴付けない方が吉です。
特にケア系の端末補償契約をしていない場合は警戒を。
・ゲーム検証①ミリシタ
ゲームになると独自のゲームモードなるものが設定でき、パフォーマンスが上がるモードもあるんですけど実際この状態になってどのくらい上がってるかは分かりません。
このモードから直接FPSの設定ができるんですが、システム準拠(設定してあるもの)、60Hz、90Hz、120Hz、144Hzの5種類あります。
ミリシタに関しては60Hzか120Hzで遊ばないとガクガクになります。
特に90Hzはちょっとしんどいくらいでした。
そこまでプレイヤースキルはないのですけど、タッチサンプリングの性能とかそういうのもあるのでしょうけど体感的にはPOCO F4 GTの方がやりやすい感じはしました。
ただ基本的に好きでやってるレベルなので大きなことは言えません。
ライブに関してはキャラのジャギもほぼ感じられず美しい映像を楽しむことができました。
デフォのスピーカーでも良い音が聞けました。
あと発熱に関してですが後々検証したウマ娘や原神と比べればマイルドですが長時間遊ぶ場合は付けた方が良いと思います。
・ゲーム検証②プリコネ
プリコネに関しても特に問題となるような点はありませんでした。
倍速もしっかり動いてくれている感じでした。
ただこのゲーム、あまり解像度が高くないというのが印象としてありましてXiaomi pad 5でやっていた際は解像度の問題でキャラグラが圧縮潰れのように見えて微妙だったりよく見ると背景にドット柄みたいのが見えるのですがそれのせいでチビキャラが見にくくなる部分がありました。
解像度はともかく画面が小さくなったのでそういった粗が見えにくくなった分キレイに見えます。
動作の部分も当然ながらMotorola edge 30 proはキビキビ動いてくれます。
発熱に関してはスマホクーラー使わなくてもそれほど大きくないです。
ただイベントやアニメーションだと左右に調整の枠が生じてしまいます。
こういう枠が好きじゃない人にとってはちょっと気になる点かもしれません。
▲ちなみにXiaomi pad 5では横ではなく上下に枠が生じます。
最後にコッコロたんで癒されてください!
・ゲーム検証③ウマ娘
30fpsが強制されるこのゲーム。
これに関してはちょっと専門的にならないとfpsはいじれないのでそのままの30fps動作で検証していきます。
まず熱に関してはPOCO F4 GTと同様に強く発生します。
スマホクーラー無しだと現状の際高負荷状態で30分もプレイすればバッテリー温度が40℃近くになります。
ただ放熱もしっかりしてるので画面オフにしておけば15分もすればけっこう冷えてます。
とりあえずスマホクーラーがあると動作はしっかり安定してくれますので必須で用意するべきかなと思います。
POCO F4 GTよりも実は熱設計良いんじゃないの?って感じがあるのでスマホクーラーさえしっかり使えばあちあちにはなりにくいです。
POCO F4 GTでブラックシャーク製のスマホクーラーを使って数時間プレイも画面はほんのり温かい程度でしたからMotorola edge 30 proもそのくらいの熱対策で長く遊べます。
まずさすがはSnapdragon 8 gen 1。
そのGPU性能をしっかり発揮してくれるのでキャラがジャギジャギになったりせず非常に滑らかな描写になってます。
なのでゲーム中のグラフィックに関しては特に不満はありません。
横持ちと比べてキャラのドアップが多くなる縦持ち。
さすがにここまでアップするとジャギった感じはありますが、普通にすげぇなぁって思う処理能力です。
育成なんかしてると分かりますが、Snapdragon 8 gen 1のおかげかロードも早いので体感速度結構違いますよ。
最後にカレンチャンで魅了されてください!
・ゲーム検証④原神
原神に関してはプレイヤーじゃないので最高設定のFPS60でどのくらい動けるのかってのを様子見てました。
もちろんスマホクーラーを使用。
GameSir F8 Pro Snowgonを使用しましたがそれでもCPU温度は60℃~72℃ほど。
バッテリーこそは30℃台をキープしてますが1時間もすると40℃近い温度になりました。
やはり負荷がかなり大きい設定での原神はかなりあちあちな環境なようです。
スマホクーラーを使用しての状況ですのでスマホクーラー使わないで遊ぶのは端末にかなりダメージを与える可能性が高い(特にCPUの温度が高い)ので、スマホクーラーない場合は設定を相当下げてから遊んでください。
スマホクーラーあればある程度雑に遊んでも大丈夫だと思いますが、熱に関するモニタリングは欠かさない方が良いですね。
・ゲーム検証⑤グラブル
グラブルに関しては4つの端末を使ってそれぞれ約2時間、フルオートで戦うという地味な耐久作業を行いました(´・ω・`)
検証に使った端末はXperia5、POCO F3、POCO F4 GT、Motorola edge 30 proの4台です。
4台ともに共通はTPUケースを装着してる点、充電はしていない、パフォーマンスモードが使える端末でもOFF、Xperia5のみフィルムではなくガラスコーティングです。
気温24.7℃~25.2℃、湿度47%~50%の条件です。
それぞれの温度はantutuベンチマークのものを使用。
Xperia5(Snapdragon855):CPU温度39.3℃、バッテリー温度35.2℃
POCO F3(Snapdragon870):CPU温度36℃、バッテリー温度32.2℃
POCO F4 GT(Snapdragon 8 gen 1):CPU温度40.5℃、バッテリー温度36.1℃
Motorola(Snapdragon 8 gen 1):CPU温41.4℃、バッテリー温度33℃
結果はこんな感じになりました。
さすがSnapdragon870は一番安定した結果となりました。
Snapdragon 8 gen 1の2つの端末ではいずれもCPU温度は高めですがバッテリー温度には大きな差が出ました。
約3℃近い差があるのでこれは偶然なのか?と思ってましたがその後も数日同じような検証してたのですが2℃~3℃近い差が生じてました。
なので熱処理に関してはMotorola edge 30 proが優秀に感じます。
ただこれがスロットリングによるものなのかは正直掴みにくいです。
グラブルに関してはそれほど負荷が大きくないのでantutu70万以上あれば処理に差をほぼ感じない上に50万以上あればその70万と差も僅かです。
人が多い30人マルチだと処理性能が高い方が断然有利にはなりますのでフルオートよりも数値の差が大きくはなりますが。
他の高負荷ゲームをやってても露骨にクロックを下げてるような感じもしないのでその辺は詳しい人にお伺いするしかなさそうですね;
<※6/23追記>
フルオートですが実測です。
対戦相手や時間等はツイートをご確認ください。
れあ@ガジェット@reagajeje
ネイキッド・ディアスポラ、FA90分、室温24.1℃、湿度60%。 POCO F3:バッテリー27.2℃→32.7℃、CPU35℃→39.9℃ POCO F4 GT:バッテリー27.4℃→35.3℃、CPU32℃→43.3℃… https://t.co/9qQWzEQ91a
2022年06月20日 15:04
・antutuスコア
Snapdragon 8 gen 1は同じSoCでもスペックの差がかなり大きい状態で、100万超える数字を出す端末も多い中、80万点台というのもちらほら。
単純に端末側でセーブされることが多いのですが、この端末はどうか!
というわけで、冷やしながらの環境ですがantutu100万点は無事に超えました!
まぁここまで動作をチェックしてる中で大きな不満点もないわけなので高スコアなのも納得できます。
次に自然環境でのantutu計測です。
写真の条件下での計測です。
温度上昇は7℃、そして100万点維持。
これにはビックリしました。
スマホクーラーの効果が大きそうな結果でした。
最後にこの直後に再度回しました。
というわけで直後に回した結果でも96万点を記録。
さすがにスコアは落ちましたが、常温で2回回すだけで80万点出ない端末もあるので頑張って維持してると言えると思います。
温度上昇も僅か3℃。
多分あと1回回せば40℃超えてきて90万点前半くらいまでスコアが落ちるだろうなとは予測できますね。
それでもこの結果には大きな驚きがありますね。
POCO F4 GTは一度の自然環境下の計測でこれより室温が低い状態で一発40℃オーバーしてしまったので2回回してみての40℃未満はすごいなと思いました。
・まとめ
通常購入で9万円切り、IIJmioのMNP利用で5万円台で買える端末としては想像以上の良い端末でした!
至る所はコストカットされてるので自分でカバーしないといけない点やカメラの性能に関してはさすがに10万円超えるようなハイエンドには勝てない等ありますけど適度に遊んで使う分には申し分のない性能でした。
Snapdragon 8 gen 1=爆熱失敗SoCという評価があるのでなかなか熱管理は厳しいですけどそれをスマホクーラーで補えれば悪くない選択肢だと思います。
個人的にはデザイン、遊ぶ価値、機能面で非常に高評価です(`・ω・´)