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パーソナルトレーナーの小野澤です。
身体の調整事例集です。
身体の反応をきくということ が前提としてあります。
80代女性、M.D さん。
もう10年以上、健康体力増進のために、トレーニングを受けていただいています。
それについてはまた後述しますが、今回はもも裏の痛みについてです。
以前から、病院にて「腰部脊柱管狭窄症」と診断されてはいました。
ですが、たまに歩くのに、休まないと、という時はあったものの、
今までは、30kgでの「デッドリフト」や「スクワット」
も出来ていて(80歳オーバーなのに!腰椎狭窄症と診断されたのに笑!)
自分と歩くと、30分、2kmくらいすたすたと不自由なく歩けていました。
ですが、ある日から、「ももの裏側が痛い、ひどい時は歩けないくらい痛い」
と仰るようになりました。
始めは、もも裏や、もも表のストレッチや筋膜リリースなどをしていると痛みが、ある程度は落ち着いていましたが、
だんだんと、それでは改善されなくなってきました。
病院では
「脊柱管狭窄症による影響なので、手術以外に手はないですね」
と言われてしまったそうです。
ですが、これには自分は違和感を覚えました。
脊柱管狭窄症による痛みではないのではないか・・・
もちろん自分は、医療従事者でも何でもないので、自分は「診断」をすることはありません。
ですが、自分の筋チェック反射の反応ですと、「脊柱管狭窄症による影響」とは反応しないのです。
では何が原因かと
筋チェックで、色々確認しているのですが、どうもしっくりきません。
頭に思考エネルギーがたまりすぎているせいか、
その他メンタルストレスが作用しているのか、
それらは何となく反応しているのですが、いまいちしっくりこないのです。
分からないままいたずらに、時間だけが過ぎていきました。
そして、ある時いつもやっている「足裏内蔵反射」を刺激してみました。
Dさん、いつも足裏の「副腎」のゾーンが軽いタッチですごく痛むんですね。
レベル1の圧でも結構痛むと。もうレベル3って軽い圧でも激痛。泣いちゃうくらい。
もしやと思い、そこを真剣に掘り下げてみました。
「副腎」は、メンタルストレスにしろ、肉体ストレスにしろ、最終的にストレスに対してすごい働く臓器なのです。
そして、「副腎」は、「内蔵ー筋肉反射」ですと、縫工筋 という筋肉が関係する臓器です。
そして、縫工筋は、骨盤を安定させるために非常に重要な筋肉です。
ここではっとしました。
Dさんは、メンタルストレス、肉体的ストレスが強く出た時があり、そこで、副腎の機能低下を起こしてしまった。
そのため「縫工筋」が抑制弱化、骨盤がぐらぐら不安定に。
そこで、そのぐらぐらを補うために、骨盤にかかわる、もも裏の筋肉、「ハムストリングス」が余計に働かざるを得なくなり、
過剰に働き、疲労を起こし、痛みを感じていたのではないか?と。
そこで「筋反射」でチェック。
副腎の機能低下も、縫工筋の抑制弱化も、見事に反応します。
さらに「それが原因で痛むんだよ」とも、反応します。(もちろん自分の中で)
なるほど、そういう事だったのかも、Dさん、(とDさんの副腎)今まで気づけずに申し訳ない・・・
そして、自分がやったこと。
それは、まずは「副腎」のケア。
主に、足裏反射でのケアと、「副腎」の直接の手当てです。
縫工筋のトレーニングも。
さらに、セルフケアとして、ビタミンCを大量に摂取してもらいます。
副腎は抗ストレスのためには、臓器の中で最も多く、ビタミンCを必要とするようです。
なんと、血液中の150倍。白血球よりも必要て、なんかすごい(笑)
厚生労働省の指針では、一日100mgだそうですが
先生のブログや、「筋反射」でのチェックを参考に、サプリメントでまずは一日2gからとってもらいます。
厚生労働省の指針の20倍ですね。
もちろん、ご案内だけして、自己判断での上です。
下痢の予防や、身体に合うか、合わないかの実際の反応も見るために、
1週目→ 2g
2週目→ 4g
3週目→ 6g
と摂取してもらうご相談をしました。
ビタミンCの摂取について詳しく知りたい方は、照喜名先生のブログを参考に。
で、2週目に入ったころだったでしょうか。
「先生、まったく痛みがなくなりました!まるで今までの痛みが嘘だったのかのように」
と仰るではないですか!
筋反射チェックでも、「副腎」 「縫工筋」 チェックすると、ばっちり機能しているってサイン。
今まで、何か月も苦しんでおりましたが、まさかまさか。
これには自分もびっくりしました。
自分は、脊柱管狭窄症という症状に対処したわけではありません。
もちろんそこを治したわけでもありません。
おそらく、画像上はそれもまだ残っているでしょう。
(ひどくならない為の予防のコンディショニング、トレーニングはやっていますが)
しかし、
「この痛みをとりたければ、手術しか無いよ」
と医者に言われていたのは、どうでしょうか。
それで、手術をして、リハビリして、体力と長い時間とお金をかけて、果たして痛みがひいていたんでしょうか。
そこで、偶然にも、副腎疲労がとれていたら、痛みもひいていたかもしれませんが、
それが、残ったままでしたら、おそらく今だ、骨盤ぐらぐら、もも裏痛いまま、だったのではないでしょうか。
(もしかしたら、H P A軸と、言われる、視床下部、脳下垂体にも対処した方が良かったかもしれません)
ただ、身体の反応を聞いて、体軸を整え、筋の機能を正常にさせ、トレーニングをする。
それで、偶然、痛みがひいてしまった、良い例となりました。
おそらく、このような方は本当は非常に多いのではないかと思われます。
よく、「ヘルニアの手術」をしたけど、まったく痛みがひかなかった、
なんてことを聞きますが、
やはりそれは、メジャー「主たる要因、真因」に対処出来てないからだと思います。
そして、大方「主たる要因」は
身体の歪みからくる、筋機能の低下、拘縮、背骨の変形が多いと思われます。
自分たちは、病気や整形外科的疾患に対処するわけでは、ないですが、
可能な限り、「主たる原因」を追究して、体軸を整え、対処していきます。
たまたま 痛みもひくかも?しれません。(笑)
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ダイエットは体軸を整え、正しくトレーニング
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