
993 カレラの作業の続きです。


サイドカウルを取り付けまして

ライセンス灯のレンズを新しく交換致します。

せっかくなので端子も新しくさせて戴きました!

T37電球が付属しておりますが暖色のLEDに交換させて戴きまして

取付させて戴きました。

お次は位置調整を行うので仮組みだったマフラーのテールチップの固定です。

左右のクリアランスを測りながら位置を調整致します


近くで見たり、遠くで見たりして合わせて行きますが

なんかしっくり来ません?

触媒とサイレンサーを固定するバンドのボルトが当たってしまい良い感じの位置に調整が出来ておりませんでした(汗
ボルトの頭が手前に来るのが正解だったので手直しして



同じように合わせていきます。


左右ぴったりでバンパーに対するクリアランス、角度バッチリです!

マフラーを固定して一段落致しましたので工具を綺麗にしてお片付け致しました。
使用する機会が少なくピカピカだった工具に玄人感が出て参りましたwww

エンジン周りの作業を終えましてオーディオの交換作業を行います。
クラシックモデルに人気のコンチネンタルオーディオを取付けさせて戴きます。

配線して組み付けるだけ・・・では御座いませんでした。
ナビの配線は撤去済みですがエレクトロタップでゴチャゴチャになった美しくない配線を直さなくては(汗

奥の方でごちゃごちゃしている配線が何なのか確認するためにACコントロールパネルも外しました。

意味不明な配線とターミナルが発掘されました。
後で分かったのですが純正のオーディオ配線にないイルミネーション電源の為の配線でした。
こんな事しなくても・・・
この魔改造のおかげで灰皿の照明が機能していないことも判明致しました。
両方使えるようにすると言う考えはないのかwww

本来のオーディオ配線のみになりました!
やっとスッキリいたしました。
コンチネンタルオーディオは純正のコネクターがそのまま接続可能です♪

が・・・師匠が事前にアドバイスをくれた通りACCとB+の配置が逆でした。

配線を切って加工したくないので端子を抜いて差し替えたいのですが抜けません(汗
ドライバーを無理やり突っ込んで抜こうものならコネクターを傷めてしまうので端子抜きを手配してから行いますm(_ _)m

外す予定では御座いませんでしたが、せっかく外したのでACコントロールパネルのお掃除を行っておこうと思います。
外してビックリ!




先日の993より遥かに埃が沢山詰まっておりました(汗
バラしておいて良かったです。

隅々までピカピカにお掃除させて戴きまして


取付けさせて戴きました。

オーディオ周りの配線は接続されていた他の電装品の配線も美しくなかったので全部直します!!
どれが何の配線か全て調べましたので分けておきました。

オーディオ周りの作業を終えてから給油ついでに試運転へ出掛けて参りました。

弊社のテストコースですw

走りも見た目もシャキッと致しました♪

戻ってオイルレベルの調整と下回りのチェックを行いました。



30分程走行して参りましたがオイル漏れは大丈夫そうです!!

明日からポルシェセンターさんで法定点検を行って戴きます。
入庫日になんとか間に合いました(汗
お客様、宜しくお願い致します!!

993の準備が完了致しまして、昨日お預かりさせて戴いたアバルトの車検準備です。
車検で一番面倒なヘッドライトの測定を行いました。
1.ロービーム縛りの規則に適合しているのか
2.ローがダメならハイビームの旧規則なら大丈夫か
3.旧規則にすら適合不可
3択のどれかによってその後の対応策が変わるのでライトが怪しいクルマは一番先にライトのチェックから行っています。

今回のアバルトは前回の車検時に測定した所すでにロービームでの適合は難しかったのでハイビーム測定で検査を受けているのでローがとても低い状態です。

この赤い点線の四角い枠の中に一番明るい所が入っていなければなりません。
それで尚且つこの枠の中に光があって定められた光量をクリアしなくてはなりません。
高さは合うけど光量が暗い場合は車検に落ちてしまいます。

高さを上げると光量はちょっとしたハイビーム位の明るさになりますが明るい位置が高すぎて検査に適合致しません。
右側はこのまま位置を合わせていくとロービームでの検査に適合出来る状態になるのですが

左側のヘッドライトが問題です。
アグレッシブなカットラインになっています(汗
左側通行の日本では左上がりのカットラインである必要が御座います。
カットラインの上がり方は別として高さを合わせても光量が28hcdしか出ておりません。
車検に適合する光量は64hcd以上と定められているので半分ほどしか出ていません。
これ以上上げると高さが合いませんし、上げても64hcdに届いていないのでいずれにしてもロービームでの測定基準を満たしておりません。

目視測定モードにして高さを上げると若干良い感じに見えます。
光量もOKです。

機械だけでなく自分の目でも確かめてみると左側は少し右側に比べて高い位置に光が御座いますのでこのままで検査を受けるのは難しいです。
修理してローで受けるか、旧規則のハイビーム測定で受けるか
お客様と相談させて戴きますm(_ _)m
お客様、宜しくお願い致します!!

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