シティバイク | Barber in New York 床屋のニューヨーク生活      since 2009

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Tomokiです。
ニューヨーク生活のことを書いていきます。


アメリカの各都市にはバイク(自転車)のシェアサービスがあります。



ニューヨークはシティバイク(Citibike)。



マンハッタンとブルックリンを中心に、数ブロックごと、と言えるくらい沢山のシティバイクステーションがあって自転車をシェア、そこから乗って他の場所に返却、という事が出来ます。



年間メンバーなら45分以内なら何度使っても無料。メンバーでなくてもその都度お金を支払って利用することもできます。



公共交通機関を使うのが不便な場所に行く時とか特に便利。多くの家が自転車の置き場もないというようなニューヨーク事情ではとても重宝。




[シティバイクにまつわる話]



ある日のお昼頃、シティバイクをマンハッタンのBleeker stから乗ります。



おつかいを思い立ってお店に立ち寄ります。シティバイクは外に置いたままで店に入ります。施錠無し。



店内から常に目に届く程度なら良いでしょう。でも掟破り的に?2階にあるテナントに行くとします。



数分後に買い物を終え自転車に戻ります。



自転車は、無くなっています。



本人焦ります。



自転車ない!盗まれたか!



自転車1台たかが100-200ドルの補償でなんとかなるだろう。



なるわけがない。



すぐ検索、「Citibike if stolen📱」








1200ドルの請求!!??



さらに焦ります。




なに、警察にリポートを推奨と書いてあります。



警察に届けたところであの方々、何もしないだろうと思いリポートはしないと決めます。



Citibikeアプリで確認します。




とりあえず自転車が無くなったことをアプリからカスタマーサービスにリポートします。



料金は、45分以降は1分につき12セントの超過料金が発生します。



自転車が手元にない中で、アプリを確認すると12セントずつとはいえどんどん金額が上がります。




夜寝る頃には超過金額が60ドルほどになっています。



気にしても仕方ないので寝ます。



朝。急に目が覚めます。携帯を確認します。



4:48AM「Ride complete. Ride ended at Bleeker st」


目をこする手が止まり、安心感で満たされます。




誰かがシティバイクを、最初に借りたところから数ブロック先、同じストリートのステーションに返してくれたようです。




一般の人かな?(そうであって欲しい!)
それともやっぱり自転車にGPSがついてて係員がトラックして見つけて、ステーションに戻したのかな??



そして超過料金をアプリで確認します。








104ドルの請求がきます。



1200よりだいぶマシだわ!



ほっとした安心感のある中、二度寝をします。



外が明るくなってから、再びアプリを確認し、カスタマーサービスにメールします。



「自転車が無くなった時にリポートしたにも関わらず、この104ドルの超過料金を払わないといけないのか」と連絡します。





翌日になり連絡がきます。




「リポートされてた自転車は無事に返却されました。あなたのアカウントはそのまま維持され、いつでもシティバイクを利用できます。」



「今回に限り、104ドルのリファンド処理をします。何か他に質問などあれば教えてください。」




ななんと104ドルの超過料金も返金になります。



無くなった自転車も無事返却され、そして超過料金も無しに。



とにかくなんでも、言うだけタダということです。




おしまい。。。。




長くなりましたが、このような出来事がこないだの水曜日に起こりました‼️




水曜日の夜は奥さんから、シティバイクを外に置いて買い物は二度としないでと怒られ、我が家には一晩中やっちまった感が漂ってましたが



神様のおかげか、結果的には事なきをえました。




くれぐれも自転車の盗難には気をつけましょう笑



そして、バイクを返してくれた人、本当にありがとう😊



良い人はどこの国にもいるもんです👍



今度は、ちゃんと目の届くところにシティバイクを置いて、買い物をしたいと思います。



またやるんかいっ