You have an accent | Barber in New York 床屋のニューヨーク生活      since 2009

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Tomokiです。
ニューヨーク生活のことを書いていきます。


ニューヨークは、世界各国から移住してきた人がいるわけだから



何が正しい英語の発音かなんてわからなくなるわけで



普段仕事や外で耳にする英語が




テレビのニュースキャスターが話す完璧な英語と違く聞こえるというのはよくある事💦




こないだ近所のバーに行ったら(初めて行くバー)




オーナーという白人のおばさん、髪型はもうキャロルキングみたいにカッコいいカーリーヘア。
名前はたしかキャリーだったかな。




その人から
「Are you visiting??」
と言われ




このフレーズは基本旅行者、またはその地に住んでいないと思われる場合に言う言葉で




すぐさま
「No no笑! I’ve lived here for more than 10 years.」
と返し(実際は I live here 10 years、と少しまくし立てて言ったけど笑)



するとキャリーさん、
「yeah?? You have an accent!笑」



あーやっぱり?って気持ちになったけど
「I’m Japanese, moved to NY 2009」
と返して世間話が始まったんだけど




まーそのキャリーさんはパンデミックになる半年前にパークスロープにバーをオープン、その前は25年間、中学校のサイエンス教えてて…とか言う話をして




最後には
「Thank you for coming! Enjoy!」
と言って笑顔で話してくれたキャリーさん。




バーってそういう知らない人に会って話せるから素晴らしい。





とはいえこの話キョロキョロ




この話を、こないだ会ったボストン生まれDC育ちの日本人の子に言ったら




「それめっちゃ腹立ちますね」びっくり




て。その彼の親が日本人の駐在さん、仕事でアメリカに移住して、白人の多いエリアに住んでマイノリティとしていろいろな苦労があったそうだ。自分の親がアメリカ人から言葉の問題で何かしら言われる場面を何度も経験してたらしく、そういう話は何度聞いても不快にしか思わないらしい。




うーん、まあ気にすれば気になるけど(僕も少し微妙な気持ちになったしな)、でもキャリーさんはあくまでウェルカムという意味であの会話をしてくれてたと思うからなあー。世間話の一部にしか過ぎないとニヤリ




最近は言葉に関する差別もものすごくメディアが敏感になってきて、オータニサンも、過去のスポーツ選手だって話題の対象になってたな。




差別って感じた側がそうだと感じた時に問題になるわけだから、逆を言うと何も感じなかったらオッケー。てか言い換えると、気にしないのが一番☝️




今日来たお客さんも言ってたわ、
「I’m not violent person because I’m Canadian.」



昨今のニュースでそれ聞いて、あーって思ったけど、そういう言い回しも感じ手によっては問題になるわけで、何事も受け手次第。



細かいことを気にしない「鈍さ」も強さ。ほんとそうだな。




ということで、楽しい毎日を過ごしていきましょう。



キャリーさんへ



I’ll stop by with the accent soon!!✌️