ストーりーを語ります(3)

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現実は何事もなかったように淡々と過ぎていく

季節の移り変わりを誰も止めることができないのと同じように

人生も常に変わり続け止まることなく

進行したいように進行していく

 

義妹の葬儀はこの世にいなくなってから5日後に行われました

一般的には5日もあくことはないと思うのですが、、、

葬儀は家で行われたのですが、その家というのがお寺で

私の兄弟はある宗派の本山で住職をしているものですから

全国の同じ宗派の住職、関係者等、にお集まりいただかなくてはなりません

そのための手配、準備に日数がかかったことが関係しています

大勢の人たちの協力をいただき

全国、近隣合わせて500人ほどの方々に参列いただき

無事に彼女を見送ることができました

 

その後、約2年間 私はお寺に滞在していました

母親のこともありましたから、毎日行ったり来たりでの滞在でした

 

なぜ私がお寺に滞在してたのかというと

それが、前回に書いたように

 

”いままで通りが通用しない機能不全状態に陥り

何十年もの間に築いてきていたと思っていたものが

じわりじわりと壊れ始めていた”

 

であり、再び新しい道への礎を築く方向だったのです

 

理想的と呼ばれるような両家、兄弟姉妹関係がありましたが

それは亡くなってまもなく、失くなって行きました

事情は複雑で「人間らしい」とも言えそうな劇があった末のこと

今までの形が表面的なら偽りだとしたら

内面にあった真実が表面に姿を現した結果。だったと思います

 

そんな家庭の事情など関係なく

たくさんの人が関わっているお寺の現実は

ただ奥さんがいなくなった、、、では済まないわけですね

そこの役割を誰かが埋めなくちゃいけない、、、というわけで

私しかいなかった。

 

お寺に入ってみると、そこは知らないことばかりの未知の世界で

年に数回ある大きな法要や日々檀家さんとの交流になれるのに尽力しました、が

 

やはりね、、、自分がやりたい、やってみたい、と

心からの熱望ではないことというのは

たとえ人のためになること、、、だとしても

充実感みたいなものや喜びのようなものはないんですね

 

人生の事情で、そうなってるのだから仕方ないにしても、、、

面白い、嬉しい、楽しいばかりが人生ではないにしても、、、

私がそれを選んだ、経験したかったんだとわかっていても、、、

 

なぜそれをする必要があったのか?と

意味や答えを追求するよりも人生の中の多彩な1面

「必要なことがただ起きている」んだと解釈していましたが

 

未消化なものは そのまま残るもので、、、

 

そんな多忙な日々を送っていた時にリビングのテーブルの下からアルバムが

何冊か出てきました。中をのぞいてみると、、、

 

義妹の生まれた時から最近までの写真が貼られていました

 

私が知らない彼女の人生での出来事や表情がたくさんありました

 

私も共有できる懐かしいシーンもたくさんありました

 

全部を見終えるまでに

 

「彼女は、人生を全部やりきった」と直感のような確かな感覚が

 

稲光のように入ってきて

 

病気という形で若くして亡くなったけれど

幼い子供を置いて亡くなったけれど

 

「彼女は天寿を全うし人生を生ききった」と

 

ま寸分の疑いようもなく信じることができました

 

人はこの世に生まれて

幼くして亡くなってしまったり、志し半ばで亡くなったり

なぜこんなに良い人が、、、と惜しまれながら亡くなったり

病気、事故、事件、自殺、老衰、

この世の去り方は みんな違うんだけれども

たとえ、どんな亡くなり方、どんな年齢、

どんなこの世の去り方をしても

それがその人の寿命

 

だと、いつか(宇宙)に教えてもらったことがあります

 

久しぶりに宇宙なんて言葉を書きましたね

神様でも天上でも大いなるものでも、なんでもいいけれど、、、

私には宇宙というのがしっくりきます

 

私の中にあった未消化なまま詰まっていた何かが

するりと消化されたのはいうまでもなく

彼女の死を肯定的に受け入れることができ

 

言葉が適切でないかもしれないけれど

 

「よかった」と心底思え

 

止まっていているかのように感じてた現実は

止まることなく淡々と進行していることを深く感じました

 

 

 

 

3回にわたりブログ休止中にあったことを書きました

長期間のことですから全部書けたわけではありませんが

休止していた理由、また、1つでも何か感じていただけたら

とても嬉しく思います

 

 

 

読者さん、ここへ戻って来てくれてありがとう

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