今回はブログ検索ワードで見つけた

意味深な(?!)キーワードに関連したお話です。



部下や後輩を信じることが難しい。

毎度、問題を起こす部下や後輩には、うんざりしますよね。

どうしてそんな行動を取るのか、彼らの気持ちを考えてみましょう。

(もちろん、可能性の一例にすぎません。)



大抵の人は意識しているいないに関わらず、

「自分は役に立っているかな?」

「ここにいてもかまわないかな?」

と心の中で問いかけながら生きています。



だから誰かに信頼されて頼られると、とても嬉しいのです。

役に立てたことで、これらの問いかけに対し

『自分は必要とされている。』

と実感できますから。



しかし、中には幼い頃にこの問いかけに対する、

あまりにも傷ついた経験を受けた為に、

問題を引き起こしたり人を傷つけて

「役に立っていない。」

「いなくなった方がいい。」

と自分を追い込む方がいます。



本来でしたら、『信頼』という形で

あなたを始め職場の人達と繋がれればよいのですが、

『問題』という形で注目を集め、繋がっているという感じです。

とても健全な繋がりとは言えないですよね。



彼らは本当は誰かに

「そんなことないよ。」

と言ってほしいのです。



すぐに自分か相手が転勤してしまうとか、

短い間の付き合いだけというのでしたら、

割り切ってつきあっていくのもありだと思います。



しかし、仕事とはいえ育てていく立場になり、

当分、人事が変わりそうにないなら、

どうせ長く付き合わざるを得ないんです。

始めてみませんか?



どんな些細なことからでもかまいません。

「遅れずに会社に来てくれてありがとう。」

「この仕事をやっておいてくれて、助かったよ。」

彼らを褒めて認めてあげることを。



彼らの心の中の問いかけに、あなたなりに応えてあげてください。

しかし、カウンセラーなど心理職に就いているわけではないので、

無理はしないでくださいね。



彼らは猜疑心が強いですから、1、2回言ったくらいでは、

なかなか信用してくれないでしょう。

でも続けていけば確実にあなたの『信頼』という気持ちに、

『信頼』で応えたいと思うようになります。



ちなみに私の友人の御兄弟は、

以前、職場にいた問題児の部下を根気強く見事、

一人前に働けるまでに育て上げたそうです。

本人だけでなく職場の人達にも大変感謝され、

現在はご結婚もされて、

とても出世した地位に就かれているそうですよ。



自分の振る舞い方一つで沢山の人達を救い、

幸せへ導けるなんて、素敵ですよね。



Readiness事務局

Readiness(レディネス)
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