本当はいつも愛されていたんだね | 幸せキャリアの作り方~仕事も結婚も子育ても、自分の幸せは自分で創り出す~Selfill

先日のこと。

ある出来事から、長男と押し問答になりました。

5歳も近くなると状況を把握力にも長け、
自分の気持ちを言葉にできるようになります。


自分は悪くない、と主張し、
お母さんが悪い、弟が悪いと泣きわめく長男。

泣いていて言葉がよく聞き取れないこともあり、
じわじわと心が苛立ってくる私。

落ち着こう
話を聴こう

そう思う気持ちとは裏腹に、
苛立ちが募ってくるのをおさえることができず、
口から出てきた言葉。



「もう知らないっ!勝手にしなさい!」


そう自分で言った瞬間に頭をよぎったのは、
幼い頃、母に同じことを言われた場面でした。


そう言って私に背を向け、
部屋を出ていこうとする母に向かって、


「違うっ!そうじゃない!
 ねぇ、聞いて!ママ聞いて!
 そうやって私のこと見捨てないで!
 離れていかないで!」

泣きながら必死に母にしがみつく私。

怖い顔をして私を振りほどこうとする母。



気付くと長男も同じことを言いながら泣いていました。

「ねぇ、ママ聞いて!
 こうちゃんのお話も聞いて!」



ふと我に返った私。

あ、私は怖かったんだ。

母が離れて行ってしまうように思って
母が私を見捨ててしまうように思って
ひとりぼっちになってしまうような気がして

ひとりになりたくなくて
待って、待ってと叫んだんだ。


でも母は、私を見捨てようとしたわけじゃない。

込み上げてくる感情を抑え切れず、
このまま泣き叫ぶ子供を目の前にしていたら、
自分が何をしでかすかわからなかったから。


だから、私を見捨てようとしたのではなく、

私を守るために、
その場を少し離れたかっただけなのだ。


それがストンと肚に落ちたのでした。



母にとって、私は一人目の子供。
初めてだらけの子育て。

自分も日々いろいろなことを感じながら、
心穏やかでないこともありながら、
目の前で子供たちは自由に生きている。

それを微笑ましく見守りながら、
時にどうしていいのかわからなくなることもある。


私の母はそんな時、
子供から少し距離を置いて自分を落ち着かせるために、
その言葉を使っていたのかもしれない。


「もう知らないっ!勝手にしなさい!」


私にとってはそれが怖くて、
どうにか母が離れていかないように、
顔色を窺う術を身につけたけれど。


本当は、お互いに「愛」しか持っていなかった。


大切にしたいから、少し離れること。
大切だから、共にいること。

どちらも本当。
どちらも愛。


それが、別の視点から見ているから、
別の解釈をして、怖さに繋がっていたのかもしれないね。


そう、誤解なんだ。

母は私のことを嫌っていたのでもなく、
疎ましく思っていたのでもなく、

ただただ、大事で大事で、
大切にしたいからこそ、守ってくれていたのだけれど。

子供にはなかなかわかりづらい手段だっただけのこと。


いつも愛されて、
いつも守られていたということ。

そして今も。


だから勇気をもって、
今のままの自分を伝えるということが、

大切な人にとっても
もちろん自分にとっても

一番ハッピーなことなのだと思う。


こんなことを書きながら、
私もまだまだビビッているところがあります。

特に父や母に対しては、
まだ超えていくハードルがあるように感じます。

でも、無理矢理に超えるというより、
ふとそんなことを言える瞬間が来るのかもしれないと、
待ちながら、でもいつも意識しています。


子供たちに大事なことをしっかり伝えるために、
まずは正々堂々と私は私を生きる。

そう、改めて気持ちが引き締まった瞬間でした。



さ、今日はセミナーだ。



結婚と仕事のカウンセラー 白鳥未緒



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