東京の桜、散り始めました。
昨日は自宅前で最後のお花見。
というか、お散歩(笑)。
地元で桜祭りをやっていました。

午前中は保育園の保護者会。
新年度から新しい先生を迎え、
この一年の方針や今のクラスの状況について
先生からお話がありました。
メンバーも担任もほとんど変わらず、
ずっと過ごしてきた長男のクラスに、
ポンと入った先生は、戸惑いを隠せない様子。
経験も積まれてきている中堅クラスの先生ですが、
自分よりずっと年上の保護者を相手に、
今のクラスの状況についてどう伝えればよいのか?
おそらくずいぶんと考えられたのでしょう。
一つ一つ言葉を選びながらお話しされました。
想いは自分の中にある。
子供たちのことを十分に考えて、
この方向性で行こうと思う。
でも、果たして彼らがついてきてくれるのか。
そして保護者が納得してくれるのか。
そんな葛藤が見え隠れするお話でした。
おそらく、
保護者それぞれに感じることがあったでしょうし、
実際に不安を口にされている方もいらっしゃいました。
でもね、それでいいと思うんです。
私はそう思いました。
不安もある
本当にベストな結果が出せるのかわからない
でも、試行錯誤しながらも、
常に子供たちと向き合いながら
全力で頑張っていきます。
その気持ちが伝わってきたから。
人それぞれ、何に価値を感じるのか違います。
「結果」を保証してくれと言う人もいるだろうし、
そのプロセスを見ながら納得していく人もいるだろうし、
意気込みにかけてみようという人もいる。
だから、一度で完璧に伝えられることなんてない。
そして、全員に共感し納得してもらう必要もない。
なぜなら、相手がそれをどう受け取るのかは、
自分にはどうしようもできないことだから。
自分ができることには、限界があります。
相手がどう受け取るかを、自分が操作することはできません。
ならば、割り切るしかない。
ならば、線引きするしかない。
相手の問題と、自分の問題。
私はこれができるようになって、
とてもラクになりました。
ずっとずっと相手の顔色をうかがって生きてきたから。
相手が不快な顔をしたって
相手が納得しなくたって
相手が反論したって
それは自分の存在を責められているわけじゃない。
ただ、違う意見が存在するということ。
ただ、違う価値観が存在するということ。
それだけです。
相手の話を聴いた上で、
取り入れた方がよければそうするし、
やはり譲れないのであれば、そう伝える。
それをひとりひとりの意見を全て取り入れて、
みんなに納得してもらおうとするから、
伝わらないのです。
軸がないから。
それよりも、自分の想いを大事にする。
それを一生懸命に、丁寧に伝える。
結局はそれが、「伝わる」真髄なのだと思うのです。
先生、がんばれ~!
結婚と仕事のカウンセラー 白鳥未緒
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