素直に感じる、それが強さなんだよね。 | 幸せキャリアの作り方~仕事も結婚も子育ても、自分の幸せは自分で創り出す~Selfill


昨日の記事の続編。


長男の担任の先生が退職するとわかった今週。

さてこのニュースを本人にどう伝えるか?
少し考えました。


考えてはみたものの、事実をそのまま述べること以外、
方法もやり方も思いつかなかったものですから、

「K先生、保育園3月でおしまいになるんだって。」

と伝えました。


ふーん。
と、わかっているのかわかっていないのか?

それほど気にもしていない様子で、
また遊びに戻っていった長男。


今日の帰りに、プレゼントとして寄せ書きを渡そうと
その台紙が回ってきたので、

「何て書こうか?」と相談したところ、

「書かない。わからない。」の一点張り。


どうやら、何か保育園でそのニュースに関しての
お話があった様子。

「わからない。」と話そうとしない息子には、
話したくなったら聞くからねとだけ伝えておきました。


お風呂に入っている時です。

「こころがぐちゃぐちゃになって、おはなしができないんだよ。」

息子がそう言ってきました。
目に涙をいっぱいに溜めて。



そうか、そうか。

わからない、というのは、きっと、
今まで経験したことのない感情だからだよね。

だから、心がぐちゃぐちゃになっちゃうんだよね。


大好きな先生ともう保育園で会えないということが、
いったい、どういうことなのか。

寂しいという感情が、どんなものなのか。

それを今、初めて身体で感じているんだよね。


言葉にできない。
お話しできない。
涙が溢れてくる。

心がギューッと締め付けられる、この感覚。

これを「さみしい」というのだろうか。



何て素直で、
何て健気なんだろう。

感じたことを感じたまま言葉にし、
お話しできないほどぐちゃぐちゃだということを伝え、
溢れてくる涙を止めようとせずに、

ただ、感じる。



感情って、本来そういうものだ。

そこに、「いい」も「悪い」もない。

ただ、何か起きている出来事に対して
感情が反応していくということなのだ。



そうやって、素直に味わい尽くしたらいい。
そうやって、思ったまま言葉にしたらいい。

わからないなら、わからないと。
ぐちゃぐちゃなら、ぐちゃぐちゃだと。


そう、素直に言え、
そう、感情を味わえる人ほど、
強い人はいないんだよ。



これから、たくさん別れもある。

その度に、ギューッと締め付けられるこの感覚を
味わうことになるかもしれない。

でもこの先には、まだ見ぬ広い広い世界が広がっているんだ。


先生は、その世界に新しい一歩を踏み出したんだよ。

その先生の選択を応援することができたら、
きっと先生も、
そしてきっとあなた自身も、
たくさんの笑顔に包まれて、
たくさんの力が後押ししてくれるだろうね。



思うようにならない。

そのことを受け入れながら、
自分が自分で在るということを
見つけていくんだよね。


そんなあなたの姿に、たくさんの勇気をもらったよ。

ひとりひとり、存在しているだけで誰かを勇気づけている。
存在している価値がある。


そう、あなただってね (⌒-⌒)


結婚と仕事のカウンセラー 白鳥未緒


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