グラフィックでもWeb制作でも何か物を作ったり、運用を考える時
「コンセプト」を必ず考えます。
コンセプトとは
企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方。
とされています。
コンセプトがあることで、最終的なゴール(目標)を認識でき、その目標に向かって
「どうすれば良いか」「どのような手法(アイデアやデザイン)でアプローチするか」
を考えます。
コンセプトがその制作物の道しるべになり、コンセプトがしっかりとした制作物は力強く、デザインにもブレが無い素晴らしいものに仕上がります。
逆にコンセプトが無い制作物は「悪」とされています。
私が人生はデザインできる。と思っている理由は、
この「コンセプト」の考え方が「人生」と大きく通ずると思っているからです。
自分の人生にも大きな「コンセプト」を持つことが大切だと考えます。
例えば、
「自分が死ぬとき、周囲の人に泣いてもらいながら人生を全うしたい」
という目標があるとします。
その目標があるとおのずとコンセプトが浮かんできます。
周囲の人に「あなたが亡くなるとさびしい」と悲しんでもらうための行動をとりますよね?
・周囲に慕われる行動をとろう
・周囲の人を大切にしよう
・周囲の役に立とう
といった生き方をすると思います。
これが人生のコンセプトです。
人生のコンセプト・価値観・世界観になるのです。
制作物同様、人生のコンセプトは
「目標にむかってどうアプローチするのか」
という軸になるんです。
先ほど記載しましたが、軸がある制作物はとても強くブレが無いのと同じで
人生にコンセプトを持つととても強くなります。
だって、ゆるぎない大きな軸の上を歩いているのですから。
しかし、どんなにコンセプトが良くてもそれを運用する人の質によって目標が左右されます。
制作物でいうと、どんなにコンセプトが良くても制作者の腕や知識が乏しいと良い制作物は完成しません。
それを作るデザイナーやクリエイターの腕というのは経験はもちろんですが、理論やトレンドなど常に勉強し続け、アンテナを張り、良いものが作れるようになるまで、何度もやり直しを繰り返し何年もかけて磨かれていくのです。
それが自信につながり、どんな難しい制作物でも良いものを作れるようになります。
人生のコンセプトも同じです。
どんなに良いコンセプトを掲げていてもその人生を歩む人によって左右されます。
だから私たちは心を磨く必要があるのです。
・自分の人生をどう描くか。
・自分の人生をどう幸せにすることができるか。
それを常に考え、繰り返し続ける。
アンテナを張ることで情報が入り、情報を持った人に出会うことができるんです。
長い人生を歩んでいると、コンセプトが変わることもあります。
でも変わっていもいいんです。
時代の流れというものが必ずあり、それに合わせてトレンドや価値観も変化していきます。
過ごしている環境、出会う人によって自分の周囲も変化していきます。
そうするとコンセプトが変わることもあるのです。
しかし、コンセプトを変えることは恐れなくても良いのです。
一つの考え方に囚われることなく、柔軟に考え方も変化していくのもアリなんですよ。
人生をどう生きるか。どういうコンセプトを持つか。
成し遂げたいを実現するための選択を常にしてほしい。
みなさんは人生のコンセプトを考えたことはありますか?