ご無沙汰しております。
まっちです。
なかなか更新してできず申し訳ありません。
記事を書こうとしては、なにか用事が入ったりしてなかなか更新する時間が取れず。
でもマイペースに続けて行こうと思います。
今日は、自分の「強み」についてのお話です。
皆さんは自分の強みってありますか?
就活などで強いを聞かれると、
「サークル活動で養われたリーダーシップです」
「何事にも慎重に丁寧に取組むことです」
など、そういう就職向けの解答をした事があるかもしれません。
今日お話しするのはもっと大きな範囲でのざっくりとしたものになります。
自分の強み
この事を考えるようになったのは、2年程前、私は当日の上司に、
「きみは強みが無い。何かに特価しているわけでもないし、秀でているわけでも無い。そういう人間はプロジェクトなどに使いづらい」
と言われた事がきっかけでした。
(この事がきっかけで後にメンタルトレーニングをうけることになるのです。)
上司に言われたその言葉に深く傷つきました。
それと同時に「図星」だと感じました。
強みが無いと感じていたのは私も同じで
私って役に立ってるのかな
ここにいていいのかな
と思っていた矢先のできごとでした。
当時、私はお客さまの要望や課題をヒアリングしWebサイトを制作していました。
チームにはWebデザインや紙のデザインがとても上手な人が何人もいたし、
コーディングはできないわけではなかったけど、もっと上手なメンバーもたくさんいました。
当時の私は役職もなく一番下の立場でしたので、人を指導したりリーダーシップを取ることもありませんでした。
上司が言うみたいに、何かに秀でている事はとても強いのです。
それは制作者としてはもちろん、企業ブランディングなどでも強みを生かした戦略はとても重要になってきます。
自分の強みって何だろう。
私って何が得意なんだろう。
何がしたいんだろう。
何が好きなんだろう。
とたくさん考えました。でもどうしても見つけることができず
強みが無い自分は価値が無い
自分が何が好きで何がしたくて将来どうなりたいかわからない
と思うようになりました。
仕事は何ができるのか全く見えず、
婚活は30を超えて一気に市場価値が下がり行き詰り
キャリアや将来に保証が無いので不安な毎日でした。
自分は一生何も解らない人生なんだ。
もう30もすぎてしまってやり直しなんかきかない。
と人生にかなり悲観的になりました。
あまりにも不安で怖くて悲しくて悔しくて、当時ひとり暮しのアパートで大声で子どものように「わーん」と大泣きしたのを覚えています。
それから1年半後、
一緒に働いている、同じチームの優秀な営業マンが
仕事についてSNSにこんな記事をたまたまpostしました。
営業:
みなさんの強みは何ですか?
僕は英語が得意なので英語を教える機会があります。
しかし、僕よりTOEICの点数が高い人はたくさんいるし、発音はネイティブには勝てない。英語で一番になるのは難しいです。
でも他の異なる強みを持っているとしてそれと掛け合わせると大きな強みなることがあります。
例えば営業の商談中、お客様に英語を教えていた事があります。
TOEIC●点持っています。といった話をすると、ただの物売り営業マンといった見方とは少し違った見方をしてくれたり。
今後のキャリア形成する上で何かと何かを掛け合わせて唯一のキャラになる。
こんなことを意識してみてはいかがでしょうか?
無理に強みを作るのではなく、今自分が持っている能力を再認識してみてはいかがですか?
この投稿を見て、自分の心にストンと落ちた感覚を今でも覚えています。
人も企業も何かに秀でていたり特化している事は、確かにとても強いです。
でもそれ以外に価値が無いかというと、そうではありません。
私:
私はデザインも上手じゃなし、プログラミングもできません。
でも「お客様のお悩みや課題を解決したい」と強い気持ちを抱えて
ずっとWebでやってきました。お客様を大切にしている気持ちと、自分の人間力は負けない。
このように営業さんに話してみました。すると
営業:
勝手ながら、僕のあなたの印象は
・お客様をしっかり思ってお仕事されている
・コミュニケーション能力が高い
・Webクリエイターである
・問題解決能力が高い。
この組み合わせは稀有です。凄い強みですよ。
と言ってくださいました。
自分では気づかない私の強みを教えてくれたのです。
ほかの人が、私の良いところを見ていてくれたのです。
1番になれるようなスキルは素晴らしく尊いものです。
しかし自分の持っている能力をかけ合わせる事で 強み=自分自身
になるんです。
自分の強みを考える。
それは「また一つ自分の好きなところを発見する」事なのです。
ささいなことでもいい、小さなことでもいい。
ひろーい範囲で
あなたの強みをたくさん考えてみてください。