1年半付き合ったM子と
別れた理由とは…
ある日…
週末の明け方に
携帯に連絡が入った…
M子のダメ人間仲間1号の
K子から…
いつものごとく
度を超して
酷い呑み方をしたM子が
「上人橋通り」の道ばたで
もんじゃ焼きを作って
寝てるから迎えにこいと…
そのころM子は
覚えたての
某大手SNSサイトで
“友人作り”と称しては
呑みやの知人を作り
店を渡り歩いていた
その知人の店の一つで
呑み潰れたとのこと
付き合ってる以上仕方なく
わざわざ東区から迎えにいく
しかも酒呑むのを
初めからわかっていたくせに
M子は車を出していたようで…
最初から迎えにこさせる
つもりだったのか…
そのまま停めて
帰るつもりだったのか…
とにかく
タクシーで現場に到着すると
駐車場の近くの
歩道の脇で
丸くなって潰れているM子…
その横にもう一人
ダメ人間仲間2号のE子…
K子は2人を
どうにか送り届けてくれと
2人を残して
さっさと男の所に
行ってしまった
残された酔っぱらいの
メス2匹と
シラフの男1人…
車の鍵をよこせ!と
話かけても二人とも
ウンウンと唸るだけで
会話にもならない
仕方なくM子のバッグや
服のポケットをまさぐったが
鍵が見つからない…
店はとっくに
終わって電気も消えているし
K子の携帯はすでに全く
繋がらないし…
なかば途方にくれてつつ
車の中を覗いて見ると
バッグが無造作に置いてある
あのバッグは…?
もしかしたらと
今度は何も持ってない
E子の服やスカートの
ポケットをまさぐってみる
すると…
ビンゴ!
M子の車のキーを発見…
ほっと一安心して
車のドアを開け
ほとんど単なる
肉の固まりになってる
2匹のメスを
詰め込んで
東区のE子の家に向かった
暦はまだ3月中旬
夜中から明け方にかけては
気温もかなり下がって
いくら服を着込んでいたとしても
寒くて凍えてしまうくらい
ある意味
かなり危険な状態だったかも…
そんなことを考えながら
車を走らせていると
後部座席のメスどもが
うなりだした
暖かい車内で
揺れが効いたか
気分が悪くなったらしい
近くにトイレなどなく
逆に田んぼや畑があったので
その場で停まり
あわてて2匹を外へ連れ出す
その場に倒れ込むように
座ったかと思うと同時に
滝にようにリバース…
E子の家に程近いその辺りは
街の中とは違い
けっこう田舎なので
寒さも更に強まっている
ように感じる
そんな中
2匹のメスは
長いこと戻し続け
やっと収まったところが
立ち上がることが出来ず
また抱えて車の押し込むと
やっとの思いで
ナビにも道が表示されない
E子を家に到着!
なんとか
送り届けることに成功した
今度は南区のM子の家に…
途中2度ほど
車を停めることになったものの
出すものが残ってなかったようで
嗚咽と鼻水だけ出して
自宅に到着
裸足のままのM子を
マンションの
エレベータまで連れて行くと
エレベータの中でまた倒れてしまい
ドアは扉をしめようとするけど
太ももにガッシャンガッシャンと
何度も当っては開いての
虚しい動作を繰り返すのみ
とりあえず
そのまま放置して
車を車庫に戻し
荷物とM子を連れて
11階の自宅まで…
…いわゆる
パラサイトのM子
家の扉の鍵を家族に気づかれないよう
気をつけながらあけ
玄関にM子を寝かした状態のまま
任務完了!
すでに白みかけた明け方に
一人電車に揺られて
家にもどった…
それから…約1週間後…
事件が起こった
…つづく
別れた理由とは…
ある日…
週末の明け方に
携帯に連絡が入った…
M子のダメ人間仲間1号の
K子から…
いつものごとく
度を超して
酷い呑み方をしたM子が
「上人橋通り」の道ばたで
もんじゃ焼きを作って
寝てるから迎えにこいと…
そのころM子は
覚えたての
某大手SNSサイトで
“友人作り”と称しては
呑みやの知人を作り
店を渡り歩いていた
その知人の店の一つで
呑み潰れたとのこと
付き合ってる以上仕方なく
わざわざ東区から迎えにいく
しかも酒呑むのを
初めからわかっていたくせに
M子は車を出していたようで…
最初から迎えにこさせる
つもりだったのか…
そのまま停めて
帰るつもりだったのか…
とにかく
タクシーで現場に到着すると
駐車場の近くの
歩道の脇で
丸くなって潰れているM子…
その横にもう一人
ダメ人間仲間2号のE子…
K子は2人を
どうにか送り届けてくれと
2人を残して
さっさと男の所に
行ってしまった
残された酔っぱらいの
メス2匹と
シラフの男1人…
車の鍵をよこせ!と
話かけても二人とも
ウンウンと唸るだけで
会話にもならない
仕方なくM子のバッグや
服のポケットをまさぐったが
鍵が見つからない…
店はとっくに
終わって電気も消えているし
K子の携帯はすでに全く
繋がらないし…
なかば途方にくれてつつ
車の中を覗いて見ると
バッグが無造作に置いてある
あのバッグは…?
もしかしたらと
今度は何も持ってない
E子の服やスカートの
ポケットをまさぐってみる
すると…
ビンゴ!
M子の車のキーを発見…
ほっと一安心して
車のドアを開け
ほとんど単なる
肉の固まりになってる
2匹のメスを
詰め込んで
東区のE子の家に向かった
暦はまだ3月中旬
夜中から明け方にかけては
気温もかなり下がって
いくら服を着込んでいたとしても
寒くて凍えてしまうくらい
ある意味
かなり危険な状態だったかも…
そんなことを考えながら
車を走らせていると
後部座席のメスどもが
うなりだした
暖かい車内で
揺れが効いたか
気分が悪くなったらしい
近くにトイレなどなく
逆に田んぼや畑があったので
その場で停まり
あわてて2匹を外へ連れ出す
その場に倒れ込むように
座ったかと思うと同時に
滝にようにリバース…
E子の家に程近いその辺りは
街の中とは違い
けっこう田舎なので
寒さも更に強まっている
ように感じる
そんな中
2匹のメスは
長いこと戻し続け
やっと収まったところが
立ち上がることが出来ず
また抱えて車の押し込むと
やっとの思いで
ナビにも道が表示されない
E子を家に到着!
なんとか
送り届けることに成功した
今度は南区のM子の家に…
途中2度ほど
車を停めることになったものの
出すものが残ってなかったようで
嗚咽と鼻水だけ出して
自宅に到着
裸足のままのM子を
マンションの
エレベータまで連れて行くと
エレベータの中でまた倒れてしまい
ドアは扉をしめようとするけど
太ももにガッシャンガッシャンと
何度も当っては開いての
虚しい動作を繰り返すのみ
とりあえず
そのまま放置して
車を車庫に戻し
荷物とM子を連れて
11階の自宅まで…
…いわゆる
パラサイトのM子
家の扉の鍵を家族に気づかれないよう
気をつけながらあけ
玄関にM子を寝かした状態のまま
任務完了!
すでに白みかけた明け方に
一人電車に揺られて
家にもどった…
それから…約1週間後…
事件が起こった
…つづく