■ スズキSV7GX登場
先日、スズキがSV7GXの発表を行っていたりするので、それに関した管理人の妄想とかメモとか。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ 新たなスタンダード?(低シート高アドベンチャー)
1000㏄級のGXに続き、SV650系のV型二気筒エンジンを積んで登場したSV7GX。
その変形&合体しそうなデザインとアップライトな乗車姿勢は明らかに「スズキのGX」と認識できるもの。
これまで(スズキの)「超基本バイク」という(管理人の勝手な)認識で存在していた「SV650」系が無くなり、「特に変わったことがしたい訳ではないので”普通のバイク”に乗ろう」と考えると、「レトロ系」とか(コスト重視のチープ系とか)を選択しなければならなくなったのかと思っていたのだが、そこはスズキの良心回路が発動したのか「新たな普通系」バイクを用意してくれたように感じている。
■ V型2気筒エンジン
最近、並列二気筒エンジンが幅を利かせていて、V型二気筒エンジンは絶滅してしまうのではないか?と心配していた。
確かにヘッドまわりを2つ用意しなければならないV型2気筒よりも、2気筒分を一つのヘッドまわりで集約できる並列2気筒の方が(部品数的に)効率的なのはなんとなく素人にも理解できる。
特に爆発間隔が270度になった並列2気筒が登場して、不等間隔爆発による有利な面が薄れたところで並列二気筒エンジンの勢いが増し、「今後はV型は消えていくのだろうか?」と(管理人が)思っていたところでSV650が消えていったため、「いよいよV型も残りわずかか・・・」などと思っていたところ、意外なところでV型が復活(というか存続)することになっていた。
■ 「新スタンダード」=「低シート高アドベンチャー」?
今回のSV7GXを見ると、極めて普通な造りに見える。
欧州などでは「アドベンチャー系」が「売れるジャンル」で、管理人も「アドベンチャー系(乗車姿勢が楽。防風性能も高い。積載も楽。激しいオフロード性能までは求めない。)」が好きである。
ただ、周囲が全てアドベンチャー系バイクになってしまうのは嬉しくないし、(他のジャンルが廃れて)バイクの選択肢が狭くなってしまうのはもっと嫌だと考えている。
それでもって、「アドベンチャー系バイク」が「無駄に肥大化していく」ような傾向も気になっていて、世間では「満艦飾アドベンチャーバイク」を他人に展示するのが目的のようなライダーが増殖しているようにも感じている。
だいたい「オフロードに行きもしないのに」無駄にサスペンションのストロークを確保して「高シート高」を誇示する傾向がみられる「旧来のアドベンチャー系バイク」なのだが、ここにきて流石に「オフロードに行かないなら(サスペンションストロークが)無駄じゃね?」的な本音が言える時代が到来したようで、無駄な見栄や虚勢がないバイク(普通のバイク)として「低シート高アドベンチャーバイク」が登場できる時代になったのかもしれない。
もちろん、「アドベンチャーバイクでオフロードを走りたい!」という層の需要も(少数とはいえ)満たして欲しいのだが、大多数のライダーはそこまで激しいオフロード性能を求めていないのは多分事実。
そういった点で「低シート高アドベンチャー」の誕生は当然の流れであり、楽な乗車姿勢や良好な防風性、優れた積載性等を考えると、こういった「(現在のジャンル分けでは)低シート高アドベンチャー」というバイクが今後のスタンダードになっていくような未来が見える気がする。
そういった点では「Vストローム250SX」等で既に「低シート高アドベンチャー」への流れは始まっていて、今回のSV7GXで「スタンダード車とほとんどシート高が変わりません」という「低シート高アドベンチャーバイク」が遂に完成といったところだろう。
■ 装備もスタンダード
今回のSV7GX、装備もシンプルで詳しくは見ていないのだがSV650とほぼ同じ?だとか。
無人地帯を走破したりオフロードを攻めたりしないアドベンチャーバイクなら必要だと思われる装備も、普段使いでは無駄になるものも気前よく省いていてまさに質実剛健といったところか。
個人的には「ジクサー150にハーフカウルとキャリアでも付けて低シート高アドベンチャー化」したいくらいなので、こんなスタンダード車を「低シート高アドベンチャー化」したバイクには大賛成である。
管理人の妄想とかはおいといてSV7GXの画像とかを確認しておくと
スタンダードな感じ。(個人的には)
カウルが不要という人も居るのだろうが、有っても良いと言う人にはこちらがスタンダードになると思う。
やはりツーリング時の適性(特に積載性)ではこれまでの(スタンダードと認識されていた)ネイキッド系バイクよりも有利だろう。
もちろん防風性はカウルがある分、絶対的に有利。
楽な乗車姿勢はツーリング時はもちろん、普段使いにも有利だろう。
シンプルなハンドルまわり。
車重が極端に増える訳でもなく、同クラスのスポーツ系バイクに運動性能でほぼ劣らないのも嬉しい。
乗車姿勢もあって多少の不整地を走るには問題ない。というかネイキッド系バイクとほぼ同様。
ツーリング中に砂利道に遭遇しても気が楽。
という訳で、「低シート高アドベンチャー」を求めていた管理人としては本車の登場により「いよいよ低シート高アドベンチャーが現実世界にやってきたか・・・」という感想。
今なら「 ニッチもサッチもどうにもブルドッグ」的な低シート高アドベンチャー系バイクも現実世界に登場できたのかもしれない。
(参考)





