■ 番号灯の標準電球を普通のLEDに換装

 昨年は久しぶりに北海道を訪れるなど、管理人が現在運用している機種(二輪車)の中では最大排気量かつ装備的にも充実した車両として、特に余裕と信頼性が求められる場面を中心に活躍しているヤマハトレーサー900「ねこきっく」

 そんなトレーサー900の灯火類のうち、ウインカー類は早期に標準の電球から高輝度LEDに変更され、管理人が運用中の他機種と同様に光源のLED化が進められていた本車なのだが、(たぶん)最後まで残っていた電球である番号灯(ナンバープレート照明)用の光源に、他機種で導入して結果が良好であった普通輝度のLEDを本車にも導入して、全光源のLED化を完了させようと作業を開始したのだった。

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ 電球の確認・取外し

 今回の作業は、基本的に「既存の電球」を、その装着に関して「互換性をもつLED」に換装するだけの作業となっている。
 既存の番号灯の電球は、
 赤色の反射板の上で光っているのが番号灯の電球。
 
 番号灯の部分を裏側から見るとこんな感じ。
 
 画像上部3本の配線のうち、中央の黒色配線が接続されているのが番号灯になる。
 
 番号灯を引き出すため、裏側のナット2個を外す。
 
 番号灯を引き出すのに配線に余裕がないため、後席シート座面を外した下にあるコネクタ(カプラ)を外して、配線を緩めておく。
 
 ナットと、おそらく振動抑制用の重りを外して、
 
 番号灯のユニットを外す。
 画像はそのレンズ部分。
 
 外した番号灯の電球とソケットまわり。
 
 上から見るとこんな感じ。
 
 ちなみに標準の電球を点灯させると、こんな感じ。
 

■ LEDの取り付け・確認

 そして今回取り付ける普通の輝度のLED。
 口金はT10ウェッジ球の互換仕様。
 
 ソケットにLEDを装着。
 
 その点灯時の輝度。
 
 高輝度LED的な眩しいほどの明るさはない。(都合が良い)
 
 点灯と輝度を確認したところで、復旧作業に移るのだが、
 レンズ部等、埃等を清掃しておいて、
 
 番号灯のユニットにレンズを取り付け、
 
 車体に戻したところで再度点灯状況を確認。
 
 電球よりも白っぽい本LEDの発光状況。
 
 なお、番号灯の光源は、セロー250が電球2個(LED2個に換装済)だったのに対し、トレーサー900は電球1個となっている。
 車体の前後方向に余裕があり、ユニットを貫通する形で電球を後方向きで装着できるトレーサー900に対し、番号灯ユニットの前後方向の厚みに余裕が無いため、ユニット内で電球を左右方向に向けて装着しなければならないセロー250の方が効率的に不利になっているのかもしれない。(管理人の勝手な推測)
 

■ 結果とか

 これで本車の外部に向けた光源はすべてLEDとなった(はず)。
 本題の番号灯(ナンバー灯)に関しては、暗くもなく、眩しくもなくちょうど良い印象。
 発光色は電球使用時の「電球色光」に対し、より白い「白色光」となり、より新鮮な印象と感じている。
 今回のLED化によって、消費電力の削減や、点滅時のキレの良さといった、目で見える分かりやすい効果は確認できないのだが、全光源LED化という自己満足にはちょうど良い改修だったとも思っている。