■ MT-125 ABS

 しばらく前のYZF-R15/YZF-R125に続き、MT-125の国内発売が発表された。(発売日は11月10日)

 

 

 これで「#ヤマハで始めるバイクライフ」級の3機種のうち、(発売前で)残っているのはXSR125のみとなった。

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ (とりあえず)お祝い

 125cc級バイクの「手軽さ」という点で、「#ヤマハで始めるバイクライフ」級の3機種のうちでは一番手軽さを強調してきた(かもしれない)MT-125。
 YZF-R125やR15のハンドルの低さや乗車姿勢に「手強さ」を感じて、XSR125の「お洒落さ」に引け目を感じてしまう層には最適の存在となるかと勝手に想像してしまう。
 そんなMT-125の登場で、ヤマハの125cc級スポーツバイクも複数種が存在することとなり、「懐かしいレトロ・リバイバル系」、「便利なスクーター系」を除いた125cc級スポーツバイクの中では一気に一大勢力となった。(そういえばスズキもカウルの有り無しで2機種あった。)
 世間でもMT-125は当然注目を集めていて、MT-125の動画やその他の情報が既に溢れているはずなので、詳細はやっぱりそちらを確認してもらった方が良さそうで、ここでは管理人がMT-125に対して勝手に感じたこととかをメモだけ残してしまう。
 
 シアンのMT-125
 
■ 管理人の感じたこととか
・ これまでイベント等で展示されてきたとおり、カラーリング等も含めて事前情報どおりのモノが出てきた。現時点では価格を含めて特に「サプライズ」といったものは特に見当たらず。
・ 「期間限定」的なイメージ(初期型限定とか、1年限りとかでよくあるインパクト大の色)が付きまとう、シアン系のカラーリングが最初から登場して(なんとなく定着しそうで)、管理人としては嬉しい限り。
・ やっぱり燃費はR125と同様に異様に低燃費となっている。(これは素晴らしい)燃料タンクの容量は10リットルだが、航続力は十分といえるだろう。
・ R125やR15に設定されている「クイックシフター」が、アクセサリーのページを見る限り存在が確認できなかった。となると、クイックシフターのプレワイヤリングが設定されていないのか? それともオプション部品の供給遅れ?の面等から、後で(供給が安定してから)発表するだけなのか? もしクイックシフターが設定されないのであれば、シフトペダルを繋ぐ「リンク・ロッド」が、「丸棒」のままになってしまうのだろうか?
(管理人はモーターサイクルデー2023でR15に装着したクイックシフターを確認し、エンジンが同一の3機種=「当然」クイックシフターも共有できるだろう・・・などと考えてしまった。)
・ 管理人は「ひょっとしたら150cc級のMTが・・・」などと考えていたのだが、155cc級のMT-15とかは発表されなかった。 国内のネイキッド系で150cc級といえばスズキのジクサー150という、強烈な個性を持つ機種が存在しているのだが、今回、それとの直接の勝負は避けたのか、それとも単に125cc級を増やしたかっただけで、R15はたまたまついでに売り出しただけなのか。 個人的にはMT-15の存在も見てみたかった。
 そういえば、以前から並行輸入車としてXSR155が存在していたのは知っていたのだが、そちらの方も155cc級は出ないのだろうか?
 
※ スズキ ジクサー150との関係について
 事情や都合はいろいろあるのだろうが、管理人のような知識も情報も不足している素人目には(MT-15は)ジクサー150との直接対決を避けた(逃げた)ように映ってしまう可能性も無いとは言えない。
 MT-15が存在するなら(R15と同じだろうということで)スペック上は同等以上の低燃費性能を発揮するはず。
 それでいて、イザとなったら約5割増しの出力(ジクサー:9.6 kW〈13 PS〉/8,000rpm・MT-15:14kW(19PS)/10,000r/min)を発揮可能という点で、馬力に余裕があまりないジクサー150が苦手としている点を解消していることとか、(デザインや装備面での優位性も当然含めて・価格差を考えても)良い棲み分けができる&VVAの威力を存分に発揮して差をつけられると考えてしまうのだが。
 
・ スマホ等との連携機能については、海外仕様は搭載していても、国内仕様にはよくある「搭載していません」となっている。これが単なる国内仕様差別なのか、世界的な電子部品不足の影響なのか、国内の電波法等規制の影響なのか、管理人には分からない。 ただこのへんが気になる層にとっては、マイナーチェンジで機能が追加されるのでは・・・などと考えたりするのかもしれない。(個人的にはそれほど重視するものでもないが。)
 
 
 展示車や試乗車が店頭に並び始めるというのは、いつ頃だろうか。