■ R&Pのセレン整流子
管理人がひさしぶりに「レストアっぽいこと」を実践しているホンダR&P(CY50)「ねこぴいなつ」
年式が年式だけに、走ればそれなりにお手入れをする必要があるのだが、たとえ不調が発生しても自分で何とかできるようなところが、本物の古き良き機械なのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ バッテリーが放電するとウインカー等点灯せず
快調に走行していたある日、ウインカーを点灯させようとしたところ、その明るさが妙に暗いことに気がついた。
とりあえず暗いなりに点滅をしていたウインカーだが、しばらく走行を続けるうちに点灯時の明るさが暗くなっていき、点滅を認識するのも難しいような状態になってしまった。
試しにホーンを鳴らしてみると、ホーンの音も微かに聞こえる程度。
これは明らかにウインカーやホーンに供給されている直流の電圧が下がっているということで、ねこのす2に戻る。
バッテリーを確認してみると、
5ボルト程度。
本来なら6ボルト少々あって欲しいところだが。
エンジンを始動して、しばらく様子を見てみるが、エンジン回転数を上げてもバッテリーの電圧は上昇せず。
とりあえずバッテリーを充電器で軽く充電してみると、しばらくの間はウインカーやホーンも復活する。
しかし、そこから走行してもバッテリーに充電している様子はない。
そのうち、バッテリーの電力を使い果たしたのか、ウインカーやホーンが反応しなくなってしまった。
コイル等の発電関連の機器が壊れていたら面倒だなと思いながら、不調の原因を考えてみると、思いつくのはやっぱり以前にも問題を起こした箇所の接触不良か。
管理人が「思いつく」心当たりと言うと、
やっぱり整流子。
最近は使われているのだろうか? セレン整流子というやつ。
管理人のような素人だと、普通にダイオードとかが1個あれば済むような気がしてしまう。
ここの端子が接触不良を起こして、エンジンが発電した電力がバッテリー等車体側に供給されず、バッテリーの電力を使い果たしたら、あとは直流電源が使用できないというもの。
結果として、ここの端子を接続しなおしたら、エンジン回転によってバッテリー端子の電圧も上がり、バッテリーに充電することもできるようになった。
その後はウインカーやホーンも問題なく使用できるようになった。
今後はここの端子が緩まないよう、端子のツメをちょっと曲げて外れにくくしておく。
そういえば、以前にも同じような症状を発症していて、その時もセレン整流子を取り付けなおして復活していた。
(上の画像のうち、下二点はその時に撮影した画像)
進歩していない管理人。
整備【灯火×・バッテリーに充電不能】(整流器コネクタ破損の修理)#01 ホンダR&P(C
整備【灯火×・バッテリーに充電不能】(整流器コネクタ破損の修理)#02 ホンダR&P(C
こういったお手軽なレストアっぽい遊びができるというのは、たぶん幸せなことなのだろうな。