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管理人はタント(初期型)に乗ってみた。
このタント(通称「短ト」)、ブログ等に登場したことはないが、実は普段から結構な頻度で乗っている車両である。
はっきり言ってしまうと「ねこにまたたび」(ビート)の数倍の利用頻度だ。
ちなみに残念ながら管理人の所有ではない。

管理人はタントのような車は好き。
軽自動車規格ながら異様に広い室内。
ボンネットとウィンドウの境に段差があるなど、ちょっと神経を逆撫でするデザイン。
以前の某ムルティプラに(ちょっと)似ていると言ってしまうと身も蓋もないが、日本の、しかも軽自動車でこの形で市販されている事はきっとそれなりに幸せな事なのだろう。
管理人の周りには軽ワンボックスには抵抗がある人でも、タントなら乗っても良いと言う人は多い。

・乗ってみて
タントに乗っての第一印象はまず「広い」。
横方向については軽自動車の枠内なので限度はあるのだが、それでも上方向の絞込みが少ないので少なくとも他の軽自動車より広く感じる。
運転席から頭上方向へは車高の高さがそのまま効いてサンバイザーに手が届かないかと思うほどである。
座高が高い管理人でもそうなのだから、小柄な主婦の皆様などサンバイザーを出すために孫の手が必要なのかもしれない。

室内の広さを除くとシートアレンジは最近の軽自動車らしく後席も前後スライドするはダイブして折り畳まれるはで便利さを実感する。
管理人は時々湧き水を汲みにその辺の山まで出かけるのだが、容量20リットルの水容器を8缶積んでも3人乗車できるのは驚きである。

走行性能については管理人が語るような事は無いのだが、タントが使われる状況では十分な走行性能を持っていると思う。
山岳路に持ち込むとロールが大きくてすぐにスキール音が鳴り響いてしまうとか、車重が大きいとか難癖はいくらでも付けられるのだが、これらはきっと使用法を間違えているのだろう。正しい使い方(街中でお買い物等)をしている限りは素晴らしく便利な楽しい車である。

細かいところでは、メーターが運転席前方から左に寄っていて見やすくないというかちょっと気になる(あまり見ないけど)。シフトをパーキングに入れた後、パーキングブレーキが不十分であった場合などシフトをパーキングから抜くのに力が必要である事とその際安っぽい音が響く。ステアリングのアシストが時々妙な動き。といった点で気になるところもあるが、全般には良くできた車両。

・その他
初期型タントは発売後、管理人のまわりでは賛否いろいろあったが、その後の販売結果から言うと非常に好成績を収めたようで賛の方が多かったのだろう。
その後出た新型タントは更に挑戦的に片側スライドドア、センターピラーレスとなって大開口部分が売りとなった。
CM等では助手席のシートバックも畳んで開口部を大きく見せる努力をしているが、実際のところこの開口部分は使えるものなのだろうか?
管理人は同様の開口部を持ったアイシスにも乗ることはあるのだが、この開口部を使った事は一度も無い。

フリードを導入する際には一応新型タントも検討し、助手席側の大開口部を使ってバイクの積み下ろしができないか調べてみたのだが、ラゲッジの高さが不足、仮に積み込むとすると助手席まで取り払う必要があるのだが、助手席側大開口部からは助手席ドアが邪魔で積み降ろしは不可能と判断した。

管理人的には以前のRV車に多かった回転対座機能のように、センターピラーレスもそのうち消えてしまう流行ではないかと心配している。

 

 

 


 

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20240623 更新