追走するゲンク | rcsc.blog

追走するゲンク

日曜日の試合です。ゲンク-クルブから。

ゲンク 1-0 クラブ・ブルッへ
ゲンク (2/6 クリスタル)
オグンジミ ヴォセン
デ・ブライネバルダ
テージェール(c)フベール
プディルアネレ
ヨネライトマトゥク
 クルトワ 


クラブ・ブルッへ (2/6 クリスタル)
 バルガス 
 ディラル 
ペリシッチゲラールツ
オジジャシマイス
ヴァンデルヘイデンドンク
ヴァン・ハイセゲンフーフケンス(c)
 コーセマンス 




前半戦の主役ゲンクと、クラブ・ブルッへとの対戦。
ゲンクのヴォセン、クルブのバスガス、
得点王を争う両選手の対決にも注目されます。

だが、前半早々にバスガスが膝を捻り、負傷退場。
クルブとしては、最悪の展開に。

試合は、ゲンクが優勢に進めます。
両サイドのデ・ブライネ、バルダのドリブルから、
ヴォセン、オグンジミがゴールを狙う展開。
チームの完成度がとても高く、
縦へ速い、コンビネーションを繰り広げます。

前半戦、1試合1ゴールのハイペースで荒稼ぎしていた、
エースのイェレ・ヴォセンは、さすがにマークが厳しくなり、
簡単に前を向かせてくれない展開が目立ちます。

だが、ヴォセンは味方を活かすすべも分かっているストライカー。
難しいフェイントなどは使うことは無いが、
キープ力が優れており、最前線でタメを作りながら、
オグンジミ、バルダ、テージェールらの上がりを待って、
しっかりとスペースにパスを出すことができます。

ピッチをワイドに使いつつも、
全員がランニングを怠ることもなく、
多彩なコンビネーションで崩していくサッカー。
両サイドバックも積極的に上がり、
右SBのアネレなどは、ゴール前にも顔を出すことも。

そんなゲンクの猛攻に対して、
クルブは若手GKコリン・コーセマンスが好セーブ連発。
ゲンクの守護神ティボー・クルトワと同年代の18歳だが、
クルトワの活躍に負けぬほどの、ハツラツとしたプレーを見せます。

それに対してクルブは、中央のオジジャが
積極的にバイタルへ飛び出してゴールを狙う展開。
個人能力が高い選手は多いが、
よく動くバルガスがいないために、個人攻撃に終始します。

次第にゲンクのペースに耐えられなくなり、クルブは警告を連発。
53分には、オジジャが2枚目の警告で退場。
ますますゲンクが勢いづきます。

そして、59分。
セットプレーからのこぼれ球を、左サイドのデ・ブライネが拾い、
逆足の左で、柔らかくセンタリング。
それをオグンジミが合わせて、ゲンクが先制。

これが決勝点になり、ゲンクが勝利。
クルブは終了直前にペリシッチまで退場してしまい、
結果以上に、厳しい敗戦になってしまいました。