昨日東急bunkamura 地下のザ・ミュージアムで
西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展を見に行きました。
実は、よくお邪魔しているパリ在住のブロガーさん アコ・シャルロさんが トワル・ド・ジュイを扱っているお店をお持ちで この展示会もブログで教えてくださったのです。
の前もこんな風に トワル・ド・ジュイで出来た小物で飾られていました。
西洋更紗トワル・ド・ジュイ
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厚手の木綿のプリント生地という感じ
起源は、インド更紗から購入したカタログより 抜粋
母の着物の半襦袢にこんな柄 あったわ。
この素敵な生地に魅せられて ヨーロッパでは、プリントの技術が高められていったのね!
18世紀フランスのジュイ市というところで 発展したのが このトワル・ド・ジュイ(ジュイの布という意味)だそうです。
さて 私 うすずかねてより なぜトワル・ド・ジュイのプリントは、なぜ単色が多いのか 疑問に思っていました。
当時 木版で何色も使った生地もありましたが銅板が使えるようになり繊細なタッチまで 生地に写すことが出来るようになったそうです。但し 銅板は、単色のみにしか使えなかったようです。
だから かえって味わい深い生地ができたのですね。
昨日 購入した布向かって右側が マリーアントワネットをモデルにしたと言われているそうです。(もちろん 購入したのは、日本での復刻版)
アップにすると 線の重なりで陰影をつけているのがよく分かります。漫画でいう かけ網っぽいです。
復刻版なので原画は、違うのかも知れませんが
話が逸れました。
そして
私が感動したのが このマリーアントワネットのドレスの断片
これを肉眼で見たいが為にこの展示会に行ったと言っても過言では、ありません。
木版のプリントでしょうが 軽やかで繊細!今でも充分使えそうな感じがします。若い頃にこのプリントで作った白いワンピース着たかったわ!
さて時代は、移り変わって 20世紀のデュフィによるトワル・ド・ジュイの図案なんとも今っぽい
デュフィってこの間ポーラ美術館で見たこの絵を描いた人だわ。
さて 会場内と目の前にある洋書屋さんでアコ・シャルロさんのお店フレンチスタイルジュイの品物も置いてありましたが
残念な事に お目あてのマリーアントワネットをイメージした セットは、売り切れていました。
今回は、グレーのボーダー生地とタッセルだけ購入
ピンクのトワル・ド・ジュイに合わせても良さそうでしょう?
今回は、カフェも激混みな為 いけなかったし また商品が補充された頃bunkamuraに行こうと思います。
アコ・シャルロさんのお店の情報は、こちらです。
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