アオリを考えていたんですが、明石は欠航 須磨は満船  ありゃ~

ではと 「きもと」さんでタチウオ釣りにしました。

わざわざ明石まで車で走り また船で神戸沖まで戻るのは無駄に思えますが、

林崎まで行くと神戸以東のお客さんがおらず空いてるからです。

 

混でると深い所を釣るので二枚潮等でオマツリが多発し、タチウオの歯が糸に触れ

テンヤロストや道糸のロストまで起こります。

 

42席ありますが、お客さんは8~9名 予想的中(笑)

何故か高齢のお客さんは艫に集まり タコ釣り状態

右舷にと思ってましたが 右舷は後ろに3名 飛んで1人 また飛んで1人  4メートルほど空けて私

ちょっと様子を見てると左舷が艫のお客さんから8メートルぐらい無人なので、右から左へ引っ越しします。

 

殆どの船が60~90サイズを竿頭が50 60ですので30釣ったら上等やな

得意 不得意ではなく そんなようけ持って帰ってどうするん? という感じですし、

まだ水温が高く脂ものってないので、イカみたいに気合いは入りません。

 

ポイントの神戸沖に着くと垂水 須磨西の組合が休みで時刻がちょっと早かったので船は少なめです。

最初はタコ竿で小さなアタリでも掛けてしまうスタイルで始めます。

噂通り 1投目 底から5メートルでコツン  上へ誘ってまたコツン  チビやな

上へ上へ誘いフッキング   80㎝の指3本です。

マシやん と絞めて生簀へ

 

そこからが60~65の指2本幅のサンマサイズばかりで

魚体に直接触れないようにテンヤを振って連続リリースです。

サンマの短冊もつけてみましたが、アタリは頻繁なれど 空振りかリリースサイズです。

 

2時間ほどやって  もたれるようなアタリをしっかりとキャッチしたいので、

掛け竿から所謂 乗せ調子の竿に交換します。

 

竿を交換すると微妙なトップの戻りが分かり、そこから誘うと穂先がグッと入りフッキングです。

やっぱりタチウオがエサにアタックして違和感を感じてるんでしょうね。

 

リリースしながらも10時になるとお土産は十分確保してノンビリとやってると、

コツンでアワセるとフワ~  リーダーで切れてます。

明らかにタチウオ以外の魚も引っ掛けましたがフックアウトもあり、どうやらフグが居てるようで

テンヤを3個もロストしてしまいましたが、艫では頻繁にオマツリが発生して道糸も切れるトラブルもあるようです。

 

11時頃にタチウオはもうエエかと、水面から20メートルでまぐれでサワラでも食わんかな?と

ロッドホルダーに竿を固定してコーヒーブレークです。

 

1回だけガツンとしたアタリがありましたがフッキングせず12時に終了です。

お土産は指2本半から3本半までを20本ちょっとですが、オマツリが1回もなくノンストレスで自由に楽しめたのが

少ない釣課を埋めてくれました。

 

食味はやはり腹身でも脂が殆どなく 私の好きなジュワーっとした塩焼きではありませんでした。

骨センが一番美味しかったタチウオでした。

 

脂がのる頃になると南下が始り 私が狂ってしまうのでタチウオのベストシーズンには行けませんね。