雨が続き 南からの強風も予想され休船かな?と思って水曜に仕事を入れて船長ブログを見てみると
何と 束釣り(三桁)が3名
僚船も80杯![]()
新しい群れがやってきたのか?水潮の影響はそれほどでもなかったのか?
もう行くしかないでしょ![]()
ホームページでは現在エントリー1名となってましたが、そこは情報社会
12名のイカマニアが集合してました。
1番クジでしたが、〇〇さん 左舷2番目です! えっ? 何で1番前とちゃうんかな?
左舷最前部には70代の方がさっさと用意をされてます。
この方が最初からエントリーされてた方で最前部を特別指定されてたんかな?とか思いながら
操舵室扉の横に釣座をセット
左隣の方の竿は手元の1本目が竹で作ってあり、カッコええなあ![]()
思わず「その竿は造られたんですか?カッコ良いですねー」と言うと「もらい物で剥げてきてるんです」とのこと
杓のグリップは布袋竹で造ってますが、竿まではなかなか材料を見つけるのも大変でようやりません。
往路 漁火がクリアに見えてたのでポイントは比較的近い感じで、小浜湾を出るとかなりの船が見えてます。
潮の流れがなくイカリをドボ~ン 水深70メートル
前回の釣りをあれこれと考えてスッテは3号主体でハリスは20センチの作り立て仕掛けをチョイス
オモリは50号でスタートフィッシングです。
40~15メートルをあれこれと探りイカが触るのは分かりますが、その後のアタリが出ません。
昨日の釣果からしたら竿先をクンクンせなアカンのに何で?
海水は薄い色で如何にも水潮という感じでベイトは全く見えません。
30分経過して右舷で3杯上がったとのこと。
何とか小さいアタリをとらえて1杯目をゲットするもオロナミンサイズ![]()
新子の群れかいな
これはアカンとセットしていた仕掛けを廃棄し 2,5号のスッテ12本仕掛けにチェンジし
3本を外しここに3号スッテを混ぜて再開です。
今日は難しい日なんや!と思い 手と穂先に神経を集中させて極小さな ハンドアタリを拾っていくとポツポツと釣れます。
見える右舷前部 左舷4人目まではお地蔵さん 後部二人はオモリグでハリスは2メートルぐらいかな![]()
今日のイカさんの機嫌でお地蔵さん(置き竿)とかハリス2メートルではシンドイやろな~
周りを他所にポツポツ拾いますが、潮がなくピンピンと跳ねる感じではアカンやろうけど、ちょっとハリスが長いかな?
枝が20センチでしたが、何か気になりますし、鳴門や東京の待ち人が首を長~くしてるハズなので、
枝素を15センチにカットしていき ついでに見せスッテ(イカに興味を持たせてその上下のスッテに乗せる)を
黄色のエギとピンクのエギに変更してみます。
先程までよりピッチが上がり 沖漬けボトルにはオロナミンサイズが満タンになりヤレヤレ
既に時計は12時を回っており、あとは何とかコカ・コーラ瓶サイズ以上を釣らねば!
ここで船長が英断 僚船からの情報をもとにかなり飛ばしてポイントを移動 10分ほど地方へ行ったところでイカリを降ろします。
レベル30メートルで1杯目をゲットすると上から2番目にヒットしてます。
貰い灯をしてるからイカが浮いてるんかな? 今度はレベル15メートルでヒットさせると真ん中のスッテに乗ってます。
ということは水深20メートルあたりが棚なんや!ということで浅い棚を徹底して攻めます。
ひどいのは上のスッテのイカを取り込んでると左手に違和感があり、急いでスッテを上げると1番下のスッテに乗ってました。
ということは仕掛けの全長を考えると棚は8mぐらいやん。
ここでより小さなアタリも取る為 オモリを40に変更します。
レベル5メートルで誘ってるとフワっとしたアタリでヒット![]()
しかし同じ棚では続きませんから厄介です。![]()
棚は25メートルよりは上で楽ですが、フワフワ ジャーク スローフォール 弦引き ピンピン
私の誘いを総動員してイカを誘惑し、周りの方はお通夜状態の中 コンスタントにヒットさせダブルも何回かあり、
パラソルサイズの足切れもありとエエ感じになってきたところ、本日2回目のジェット噴射
これはデカいと慎重に足切れに注意してると左隣の方が玉網を用意して掬ってもらい 御用![]()
胴長35センチの立派なパラソルサイズをゲット![]()
オロナミンサイズが多い中 超巨大に見えますね![]()
船首のお爺ちゃんはイカ鯛の竿を出してたところで、私に珍しくスルメがヒットしイカ鯛釣りの餌として差し上げます。
渋い日はヒットカラーが無く これや!という色がありませんが、 これにはヒットせんな~という色がありますので、
ヒットしているカラーに変更した為かヒットする時間が狭まりエエ感じです。
4時半に東の方が明るくなり始め 自船のいる位置が分かり ほ~こんな東まで戻ってきたんや![]()
モーニングサービスもなく5時過ぎに船長から納竿のアナウンスがあり、見回り釣果チェックが始まります。
数を数えてるところだったので、最後にやってきて「なんぼでした?」 「48杯「やった」
「ほぉ~
48杯
ブッチギリです」と驚いた顔をしてました。
帰路 ホームページを見ると 2番竿 25杯 3番竿 20杯
30~35杯だったら ほ~ で済むところ ダブルスコアーで飛びぬけてたからビックリしたんでしょう![]()
猛者揃いならベッタかも知れませんが、お地蔵さんばかりなので常に手持ちで誘う結果と鳴門からのプレッシャーのお陰ですね![]()
全身全霊を掛けた血と汗の結晶の沖漬け 心して食べてもらわなあきませんね
嘘です海の神様からのプレゼントです![]()
もうそろそろサゴシが回ってイカも終盤ですが、穂先をクンクンするあまり神経を使わない日にあたりたいです![]()


