リハビリ4からいきなり7へ
実は5 6 と行ってるのですが、木金とバタバタしててアップしませんでした。
まあ 木っ葉グレ(干し物 煮付けサイス)の猛攻で、2回とも25枚ぐらいで降参しました
で、今回も懲りずに4人釣行です。
相方さん 弟子君 相方さんの後輩I君
このI君は宍喰2回目の初心者なのですが、一昨年の秋に 名礁 イナンカ へ渡礁し
なんと、勝浦渡船 イサギの部のレコードを樹立した強運の持ち主です
50cmを越えるイサギは圧巻でしたが、未だにタイトルホルダーです。
利彦船頭から「潮の色が月曜からよ~ないな~ 波はないけど南西が吹くじぇ~
」と訊いての釣行ですので、
やれる場所が限られ、那佐は南向きの為 アウト
その他の南向きも
やれるのは イナンカ? 北ワレ 南ワレの水道(北向き) ウバ島 ぐらいです。
乗船前に恒例のジャン

5人でやり 結果は1番 相方さん3番
弟子君と1日やれる場所ということで、即答で ワラグロ
2番のお一人さんが イナンカ を指名するも だれも一緒に乗る方がなく、
気を使って タンタナ(ワラグロの南隣)に変更 3番相方さんとI君がイナンカへ
おいおい 2回しか来てないのに 2回とも イナンカかいな
イナンカは名礁中の名礁ですが、 もう1軒の渡船屋さんとの日替わり渡礁の為
私達 常連でも2回に1回しか渡礁する権利がなく、また 波にも弱く
渡礁出来る日も限られ
尚且つ 盛期は10名以上のジャンで1番を取らないと上がれないほどの いわばプレミア磯です。
その プレミア磯に、盛期ではないにしても 2回来て2回上がれる
もう これだけでも強運の持ち主であることが分かりますね
また 何かやってくれるな
と思ってました。
海は久々に見る凪です。
今回は、前回 リハビリ4の2番目の写真 左端の泡で隠れてる場所へ上がります。


タンタナの向こうから晴天の日の出です
港を出たあたりから 潮の色がイマイチと感じてましたが、沖のワラグロでも汚いグリーンです
足元のオーバーハングした所から、比較的 機嫌の良いグレを引っ張り出すしかないので、
弟子君に 足元へ撒き餌を打つように言って 仕掛けのセットをします。
いつもはハリス2号ですが、今回はハリスも1,5号でスタート
まずは、取ることよりも、この潮で活性のないグレを食わせることを優先です。
ウキ下は3,5ヒロ(約5m強)から始めますが、エサは取ったり残ったり
ウキ下を30cm単位で上げたり 下げたりしますが、イマイチ反応が悪いですね~
風は気になりますが、何が気に入らんの
と頭の中でグレと会話?しながら、ウキを小さいのに交換
そうこうしてると、弟子君が25cmの木っ葉グレをゲット
ウキ下は3,5ヒロとのこと
シモリの際で食わしてます。
何がお気に召しませんか~?と自問自答し、 針から1ヒロに打ったジンタン鉛の5号を外し
2ヒロの所へ打ったジンタン鉛をサイズアップし浮力調整
すると、スルスルスル~ 絵に描いたような綺麗なアタリ
30弱のグレですが、グレの色もイマイチ これは厳しいな~
しばらくすると、弟子君の竿が突き刺さります
強烈な引きに弟子君 パニック
身体がフリーズしてます
「竿 起こせ
巻いて巻いて
」 横から声を掛けると、身体が動き出し 奴との戦いが始まります。
ウキが見えた所で、奴(すでに私はサンタであるのが分かってます)が猛反撃
足元のオーバーハング目がけて突進 弟子君は竿を突き出すことが出来ず 敢え無く 敗退
弟子君は久々のモンスターサンタに破れ しばし放心状態です。
「竿をあんだけゴンゴン叩いてるんやから デカサンタやったな」
「ごっつかったです~ アキマセン 身体が動きませんわ」
天気は最高ですが、見えるのは巨ボラの大群とカモメだけ、 水面下には陰すら見えません
昼前から段々と風が猛威をふるいだし、風で竿が曲がり、仕掛けを回収するのも凧揚げ状態
竿先を海面下に浸けてますので、道糸が風に取られることはないのですが、
ちょっとだけ頭を出してるウキが風の抵抗を受けるので、ジンタン鉛を外して水中ウキに変更です。
これで、刺しエサを先行させられるかな?
といっても、ウキを入れるポイントが1m違えば、流れる方向も違うというグシャグシャな潮ですけどね
アカンわ 魚がいっこも浮いてこんわ
底の潮が冷たいんかな? 作戦変更
ウキ下をちょっとずつ下げていき、グレのいる棚を探ることにします。
通常はエサの取られ方を見て、ウキ下を浅くしていくのですが、今回はセオリーに反して逆のことをします。
底まではだいたい5ヒロちょっとありますので、ハリスに鉛を打たなければ5ヒロまで下げれますので、
30cmずつ下げていき、4ヒロ半で流し始めると、 ベラ ガガネ(ガシラ)がヒット
あそこはちょっと浅いんや
とその少し沖に仕掛けを入れ、道糸を張って誘ってると
スルスルスル~ お~
エエ感じや
ガツン
とした手ごたえ なかなかのファイトを見せてくれましたが、サイズは30ちょっとのグレちゃん
続いて 素早いウキ入れ
ありゃ~ このアタリは
ナイスファイトですが、磯際に来てからゴンゴンと竿を叩きます
サンタは要らんとばかりにゴリ巻き 強引な取り込みをするとスグにプッツン
針のチモトでと思ってたらハエズレで、高いところでプッツン
やっぱり1,5号と2号では全然違うな~
グレの40クラスは取れますが、サンタやキツ(イズスミ)の40cmはちょっとヤバイですね
ハリスを交換しながらタンタナ方面をみてると、面白い光景

最初はウキが水面から出ていたので、スグに分かり爆笑
風が強く エサが乾燥して浮いてしまったので、 カモメがヒット
丁寧に丁寧に糸を手繰り寄せて、カモメもようやく磯際まで寄ってきましたが、またバタバタバタ
私も経験がありますが、気持ちが良く分かります。
「頼む~ 逃がしたるから ウキだけ返してくれよ~
」 こんな感じですね。
しかし、タンタナの方は、カモメの次はかなり長い時間やり取りをしています。
こちらも目が離せず なり行きを見てるとかなりのしめ込みもあり、ようやくフィニッシュ
赤い魚体に白い腹
お~エエ鯛をやりはったな
しばらくすると、グレもキャッチ なんでこっちは食わんのや
イナンカ組も風に根をあげ、ウバ島へ移動してきてます。
たま~にサンタは口を使ってくれるのですが、グレは微笑んでくれず ジ エンド

30前後のグレを2枚 水温が1度低下し、相変わらず水曜は条件に恵まれませんね
しかし しかし やっぱり 強運の持ち主 I君はやってくれました 27~36を5枚
勿論 竿頭です 相方さんに「何してんの

」というと
「2投目から 釣れました
言うので ひょっと見ると グレをぶら下げてるんです」
「今度からI君を師匠と呼ばしてもらいますわ
」
お隣 タンタナの方の魚を見せてもらうと、赤い正体は鯛ではなくテス(テンス)の50アップでした。
底に居てるテスまでエサが届くのは、やはり魚に食い気がないということですね。
今回で終わりと言っていた相方さんですが、このままでは終われなくなり、4月にもう1回と言ってました
勿論 私もあと2回ぐらわ と思ってましたので、 次回は イサギをゲットしたいですね